こんまりメソッドで片付け祭り中。
CD/DVD類、スキンケア用品、メイク用品の整理が終わり、今回手を付けたのは「アクセサリー類」。
若い頃は毎日アクセサリーをつけていたけれど、40代前半以降、まったくその習慣がなくなってしまいました。
アクセサリーをしまいこんだ箱は、何年も埃をかぶったまま部屋の片隅に・・・
ほとんどが1万円~2万円程度の安物。
売れるような品物ではないので、捨てるしかないのか・・・と思うのですが、人からのプレゼントだし単純にゴミ箱行きというのは抵抗があります。
人から貰ったモノを捨てると、「気持ちを無下にしている」気がして罪悪感があるから、全く使っていなくても捨てられないんですよね。
ですが、「ときめくモノだけに囲まれた生活」を目指すなら、「残すか?捨てるか?」を真剣に考える必要があります。
この記事では、今回私が選んだ「安いアクセサリーの処分方法」についてご紹介しています。
人から貰ったモノを処分しても「思い出までなくなるわけじゃない」から、
- 「受け取った瞬間のときめきを与えてくれてありがとう。」
- 「今は使わなくなってしまったけど、素敵な思い出をありがとう。」
と感謝しながら手放しました。
今回私が利用したのは「なんぼや」という買取サービス。
安くて状態の悪いアクセサリーでも引き取ってもらえて大満足でした。
利用した体験談も掲載しています。
ほとんどが1万円~2万円程度の安物。だけど思い出が多くて捨てる踏ん切りがつかない…
今回処分したいアクセサリー類は、高くても2万円程度のもので、アクセサリーとしては安物の部類に入ります。
アクセサリーの処分方法としてスタンダードなのが「売る」という方法なんだろうけど、安いアクセサリーはどうだろう??売れるような品物ではない気がする…
お手入れ不足でくすんでいるから、なおさら安物に見えます。
「思い切ってゴミ箱行きかな…」と思いながらひとつひとつ手に取って見たところ、プレゼントで貰った頃の思い出がブワーッと蘇ってきました。
家計が苦しいのに誕生日の度に1万円程度のネックレスをプレゼントしてくれた母。
当時付き合っていた人から貰ったネックレスや、祖母から貰ったネックレスも出てきました。
ホッコリした気持ちや、ちょっと切ない気持ちになり、「使っていないとは言え、これを捨てるのはどうなの?」という迷いが。。。
ひとつひとつシルバークリーナーで洗浄すると、輝きを取り戻し、ますます当時の思い出が蘇ります。
- 「これって、ときめくということなのかな?だったら捨てないほうが良い?」
- 「人から貰ったモノを捨てるなんて薄情だよね・・・」
なんて思ってしまい、捨てる踏ん切りがつかない。。。
迷ったら「自分軸」と「時間軸」を意識する!「今の私が使いたいか?」が重要!
安いアクセサリーとは言え、キラキラと輝きを取り戻したアクセサリーを眺めていると、「ときめく」気がする。
素敵な思い出もある。
だけど、取っておいても今後、使うことはありません。
そういう物はどうすれば良いの??
迷ったときに参考になるのが、やましたひでこさんの「『自分軸』と『時間軸』でのモノ選び」という考え方。
- かつての恋人にもらったラブレターを「捨てたら思い出まで消えてしまいそうで捨てられない」というのは、「過去」の「他人」軸で考えるから。
- 今は必要ないけれど前の職場で愛用していたネクタイ。「高かったし、頑張っていたあの頃を思い出すと捨てられない」というのは、「過去」の「モノ」軸で考えるから。
- 重要な判断軸は「自分」であり「今」。「今の自分にとって重要なモノ」を意識して選ぶ。
すごく参考になる!!
「人から貰ったモノだから」「思い出深いから」捨てられない…と思っていましたが、それって
- 「自分軸」ではなく「他人軸」
- 「今」ではなく「過去」
に縛られて判断していたということ。
重要なのは「今の私が使いたいか?使うのか?」ということ。
若い頃は似合っていたこれらのアクセサリーですが、年齢を重ねて似合わなくなってしまったので、今後身につけることはないです。
ということは、「今の私には不要」ということ。
こんまりさんも、以下のように言っています。
- 本当に大事にしている思い出はモノを捨てても決して忘れることはないし、忘れて良いような思い出はとっとと忘れたほうが良い
- 思い出のモノはそれを触って捨ててあげることで、人は初めて過去と向き合える
- 昔付き合っていた人から貰ったアクセサリーは、モノ自体に純粋にときめいていれば持っていてOK。彼が忘れられないという理由なら捨てるべき。
- 大切なのは過去の思い出ではなく、その過去の経験を経て存在している「今の私たち」。
- 空間は過去の自分ではなく未来の自分のために使うべき
なるほど~。
大切な思い出まで忘れてしまうような気がするから、捨てるのをためらっていたけど、捨てて忘れるような思いでならそれでOKということです。
なんだか気がラクになりました。
ということは、アクセサリー類も思い出の有無は除外し、純粋にモノ自体にときめくかどうか?で判断すれば良いんですね。
こんまりさんは、「使わないモノでも純粋にときめくなら、ときめくものだけを集めた自分だけの空間に飾れば良い」と言っています。
だから、「使わないけど、今もときめくから残しておきたいモノ」があっても良いということになります。
良し!取捨選択が楽しくなりそう~。
今回捨てることに決めた安いアクセサリーたち。ゴミとして捨てるなら何ゴミ?
今回処分したいのは、天然石、シルバー、ステンレスなどのアクセサリー。
不用品回収を利用せず、自分でゴミとして出す場合は、「不燃ごみ」になります。
自分で燃えないゴミとして捨てるのが一番簡単だけど、ただ捨てるにはもったいない。
それに、貰い物をゴミの日にポイっとただ捨てるのも抵抗があるなぁ…
安いアクセサリーの処分方法!「ノーブランドもOK」の買取サービスを利用してみた!
今回処分したいのは、以下のモノ。
- ネックレス6点
- チェーンを紛失したペンダントヘッド1点
- ブレスレット2点
- 指輪1点
- 時計2点
高価なブランド品だったら買い取ってくれるところはいくらでもあるんだろうけど、私が持っているのはアクセサリーとしては安物ばかりだし、壊れたものもある…
貰い物だったり、自分で買った安物でも思い出があるモノばかりだから、ただゴミとして捨てるのももったいないし、なんだか忍びない。。。
かと言って、こんなガラクタ同然のモノを引き取ってくれるところなんてあるのかな??
ノーブランドでも買取可能な「なんぼや」を利用してみました!
私が選んだ買取サービスは、「なんぼや」。
「なんぼや」を選んだ理由
- ノーブランドでも買取可能
- 壊れた時計やアクセサリーでも引き取ってくれる
- 宅配買取サービスがある
この3つが決め手となりました。
私が持っているアクセサリーのほとんどすべてがノーブランドだし、壊れているものも多い。。。
いろんな買取サービスがあるけれど、状態に関係なく買取してくれるところは少ないです。
口コミを見ると「他店より低い金額だった」というコメントもあるので、ブランド品の買い取りには向かないのかもしれませんが、
- ノーブランドのモノを引き取ってほしい
- ゴミとして捨てるには忍びないので、値段が付かなくても良いから引き取ってほしい
という私のような人には良さそうです。
店舗に出向いて査定してもらうのはおっくうなので、「宅配買取サービス」を利用することにします。
サービス利用の流れは、以下の通り。
サービス利用の流れ
- WEBか電話で簡単申込
- 箱に詰めて発送
- WEBで査定結果が届く
- 最短翌日に入金完了
step
1WEBか電話で申込
早速、宅配買取サービスを申し込んでみました。
まずは宅配キットを届けてもらいます。
箱の大きさは3種類あって、今回私が選んだのは一番小さいSサイズ。
今回処分したいのは少量なので、Sサイズで収まりそう。
土曜日の午前中に申し込んだのですが、翌日の日曜日には宅配キットを届けてもらえることに。
とても迅速ですね。
step
2箱に詰めて発送
これまでの感謝の気持ちを込めて、ひとつひとつ手に取ってクリーニング。
シルバーのアクセサリーはこちらのクリーナーを利用しました。
できる限りピカピカにした後は、箱に詰めて発送します。
準備ができたら、マイページから集荷依頼。
当日の集荷にも対応してもらえます。東京23区なら、最短30分で集荷に来てもらえるそうです。
集荷前の準備として、
- 有効期限内の身分証明書のコピー(マイページにアップロードでも可)
- 送り主記入票
上記2点が必要となります。
私は身分証明書として保険証をアップロードしました。
送り主記入票への記載事項は
- 名前
- 連絡先
- 職業
- 査定結果の連絡方法
- 売却の目的
- 指名コンシェルジュ
- 買取できない商品についての対応(処分希望/返却希望)
- 振込先
- 品物の内訳
です。
私の売却の目的は、「片付け」なので、買取できないモノについては業者さんに処分してもらうよう希望しました。
返却されると、ついつい捨てられずにズルズル持ち続けてしまいそうだから。
これで準備OK。粘着テープで封をして待ちます。
依頼した時間にクロネコヤマトの配達員が集荷に来てくれました。
玄関で伝票を書いたりするのかな?と思っていたら、プリントされた控えの伝票と引き換えに荷物を手渡しするだけ!簡単♪
コミュ障の私が苦手とする玄関先でのやり取りがなくて、気がラク!
あとは、査定結果を待つだけです!
step
3WEBで査定結果が届く
集荷依頼をしてクロネコヤマトに荷物を引き取ってもらったのが日曜日。
その翌日の月曜日には、査定結果がマイページに届きました!
買取額の合計は、10,957円!
安いと思われるかもしれませんが、私は大満足!!
売り上げに貢献してくれたのは、以下の3点。
この3点以外は、5円~数百円の二束三文にしかなりませんでした。
それでも、値段が付いたことに感激です。
自分で燃えないゴミとして捨てていたら1円にもならなかったのに、まさかの1万円超え!
査定価格に納得できたら、承認ボタンを押します。
最短で翌日には入金が完了するそうです♪
step
4最短翌日に入金完了
査定結果を承認したのが火曜日の朝7時ごろだったのですが、なんとその日のうちに入金されました!
「なんぼや」を利用した感想まとめ
他のサービスを利用したことがないので比較はできませんが、なんぼやを利用した感想は「とにかくスピーディー!」でした。
日曜日:発送
月曜日:査定結果が届く
火曜日:承認⇒その日のうちに入金!
ここまで、一切無料です。
宅配キットを送ってもらうのも、売りたい商品を送るのも、全部無料。
私が処分したいアクセサリーは安物ばかりで、買い取り業者の大きな利益になるとは思えない。
ただ自分で捨てる勇気がないから、引き取ってもらいたかったんです。
それを全部無料でやってもらえたのは、ありがたかったです。
買い取り金額にも納得です。
私が持っていたのは、安物で状態も良いとは言えないモノばかり。
それなのに、値段が付かないものがなかったことが凄いと思いました!
なんぼやは、自社でメンテナンスをしているので、他店で断られた状態の悪い品物も基本的に断らないそうです。
壊れた時計も引き取ってくれます。
家庭ゴミで出してしまうと、なんだか思い出を粗末に扱う気がして罪悪感があったと思いますが、誰かが再利用してくれる形で処分できたのは本当に嬉しい♪
おまけにちょっとしたお小遣い稼ぎもできて、大満足!!
「なんぼや」を利用して良かったです♪
残すことに決めた「今もときめく」アクセサリー。使わないけどディスプレイして”ときめき空間”に♡
プレゼントしてくれた人への感情や今後アクセサリーとして利用するか?しないか?は度外視して、純粋にモノとして見た時の”ときめき”だけを重視して選んだ結果、残すことにしたアクセサリーは以下の4点。
母、祖母からのプレゼント。
貰ってから20年以上経っているかも。
どれもプラチナだからシルバーみたいにくすむこともなく、状態も良いと思います。
アクセサリーとしては安いものだし、チェーンが細すぎて年齢を重ねた私には似合わなくなってしまったけれど、見てるだけで間違いなく「ときめく」んです。
安いアクセサリーの処分方法を模索していたら、結果的に「今も変わらずときめくモノ」を発見でき、得した気分♪
今までジュエリーボックスとか持っていなかったけれど、素敵にディスプレイできるケースを買って、ときめき空間に飾りつけしようかな~なんて夢が広がります♪
素敵なディスプレイケースはおいおい探すとして、当座の間に合わせにダイソーで買ったディスプレイケースに飾り付けてみました。
安いアクセサリーですが、この4点は今でもときめく♡
今後、アクセサリーとして身につけることはないかもしれませんが、見ているだけで癒されるから、私にとっては美術品のような価値があるんです。
毎日視界に入る度に、癒されます♪
処分方法に困った安いアクセサリー。捨てて初めて過去と向き合えた。
今回のアクセサリーの断捨離で、ひとつひとつ手に取って取捨選択するうちに
- 今より輝いていた若い頃の自分
- 昔付き合っていた人との思い出
- 母や祖母、家族への複雑な思い
などを思い出しました。
今は全く使っていなかったアクセサリーですが、箱を見る度に過去の自分を思い出し、過去に囚われていたと思います。
良い思い出ばかりなら良いですが、そうもいかず、
- あの時、あんなことしなきゃよかった
- なぜあんな人に執着していたんだろう…
- あの時、あの人を許せていたらもっと良い関係が築けたかも…
なんて複雑な思いが心に沸き上がり、意識が「過去」に飛んでしまい、一番大事なはずの「今の自分」に集中できていませんでした。
過去を変えるなんてできないのに過去に囚われていたら、今を生きることが難しくなってしまう…
今の自分に集中し、より良い未来の自分を創るためには、一度過去と向き合う必要がありますが、今回思い切ってアクセサリーを断捨離したことで、初めて過去と向き合えた気がします。
- 過去は過去。いくら後悔してもどうしようもない。
- 一見まずい対応に見えたことでも、あの時はあれで精一杯だったし、その中でベストな選択をした
- 過去の自分が今の自分を創っているのだから、「今の自分」にもっと集中すれば「より良い未来の自分」が創れるはず
昔誰かの本かネットの記事で読んだのですが、「人間は、無意識のうちにでも結構その時にできるベストなことをやっているもの」だそうです。
だとしたら、過去のことでクヨクヨするよりも、自分を認めて受け入れたうえで、次に進みたいですよね。
戻りたい過去なんてない。今と未来があるだけです。
安いアクセサリーの処分方法を考えたら、後ろ向きな考えまでスッキリ整理できました!!
「あのときはときめきをくれてありがとう」
「素敵な思い出をありがとう」
という言葉とともに、気持ち良くお別れできました♪
まとめ
安いアクセサリーの処分方法に困ったけど、ノーブランドで壊れていても引き取ってくれる「なんぼや」を利用して良かった♪
プレゼントを捨てるのも気が引けるから、過去の思い出とともに埃をかぶったまま持ち続けてきたけど、処分してみたら気持ちがスッキリ!
人から貰ったモノを処分しても「思い出までなくなるわけじゃない」から、
- 「受け取った瞬間のときめきを与えてくれてありがとう。」
- 「今は使わなくなってしまったけど、素敵な思い出をありがとう。」
と感謝しながら手放しました。
一方で、「そのモノ自体にときめく」という理由で残したものもあり、毎日見て癒されています♡
気持を後ろ向きにしていた過去の呪縛からも自由になれた気がするし、アクセサリーを断捨離して本当に良かったです♪