会社勤めの人は、休日が何より楽しみ♪
ですが、一方で「休日を楽しめない・・・」と言う人もいるのではないでしょうか?
休日を楽しめない理由が仕事の場合、「人生を仕事に支配されている」とも言えます。
それは、かなり悲しいこと・・・私も、長年そんな人生を送ってきたので休日を楽しめない辛さは痛いほど分かります。
この記事では、休日を楽しめない人に試してほしい対策をまとめています。
私が長い社会人生活の中で、ネチネチ考え続け、実行し、検証した結果、効果があった対策なので同じ悩みがある人は試してみてください。
休日を楽しめない原因って何だろう?
私の長い社会人生活を振り返ると、「休日を楽しめない状態」が大半だった気がします。
休日を楽しめない主な原因は、以下のようなものでした。
休日を楽しめない主な原因
- 休日前にやってしまったミスが気になる
- 休日明けに予定されている嫌な仕事が気になって休めない
- 職場の人間関係に悩んでいる
- 現在の待遇に不満があり将来が不安
働くことが嫌いな私は、悩みも100%仕事のこと。。。
今考えると、「つまらないことで楽しいはずの時間をだいぶ損したな~」とガッカリしてしまいますが、そのときは深刻に悩んでいました。
休日前にやってしまったミスが気になる
休日に入る前にやってしまったミスの処理が週をまたいでしまう場合、
「週明けにまた、火消しの続きをやらないといけない思うと楽しめない。上司にはまた怒られるし。。。」
と、楽しむどころじゃないということはありますよね。
真面目な人ほど気持ちの切り替えが下手な傾向が強く、クヨクヨしがちです。
休日明けに予定されている嫌な仕事が気になって休めない
休み明けに苦手な仕事が控えている場合も、そっちが気になって休んだ気にならないこともあります。
休日に考えても仕方がないことなのに、どうしても頭から離れないんですよね。
私の場合は、プレゼンなど人前で話すことが苦手なので、うっかりすると休日に練習を始めてしまい、全くリラックスできなかったということが多かったです。
職場の人間関係に悩んでいる
人間関係の悩みは、ミスや苦手な仕事などと違い、一過性のものではないので尾を引きがちです。
ちょっとイラっとする態度を取られた、という程度なら休日でリフレッシュもできますが、慢性的な人間関係の悪さはメンタルをじわじわとを蝕みます。
現在の待遇に不満がある・将来が不安
今の職場の待遇に不満がある場合、「このままこの会社にいて大丈夫なんだろうか?」という不安が湧いてきますよね。
不安になる理由としては、以下のようなものが考えらえます。
- お給料が低い
- ボーナスがカットされた・そもそもボーナスがない
- 業務量が多すぎる
- 残業が多すぎる
- 福利厚生が整っていない
- 休日が少ない
- 有給が取りにくい
- 会社の業績が悪い
平日は忙しくて忘れているようなことも、時間の余裕がある休日にじっくりと考えてしまい「将来何かあった時に今の会社じゃ不安・・・そもそもこの会社潰れたりしないよね??」と考えて一気に暗い気持ちになってしまうこともあります。
そうすると、「遊んでる場合じゃないのでは?」と焦燥感に駆られてしまい、休日を楽しめなくなってしまうんです。
休日を楽しむにはどうすれば良い?
ポイント
- 自分が何のために仕事をしているのか考える
- 「今」に集中する
- 「今の自分でも良い」と認めてあげる
- 「今いる職場が全てじゃない」「今の職場だけが自分の居場所じゃない」ことを認識する
- 経済的自由と時間的自由を手に入れるために努力する
自分が何のために仕事をしているのか考える
休日を楽しめない人は、仕事が人生の目的になってしまっている可能性が高いです。
もう一度立ち止まって、「仕事をする=お金を稼ぐ」ことの意味や目的を考えてみましょう。
お金を稼ぐことは手段であって、人生の目的ではないはずです。
人生の究極の目的は、「幸せになること。楽しんで生きること。」ではないでしょうか?
ですので、休日遊んでばかりいる人の生き方を参考にしてみてください。
彼らは休日「遊ぶため」・「家族と過ごすため」の手段として平日の仕事をこなしています。
休日を楽しむことが本当の目的だから、手段でしかない仕事のことでいつまでもクヨクヨしないんですよね。
仕事にやりがいや自己実現など高尚なことを求めるのではなく、「仕事なんて、ライスワーク(飯の種)に過ぎない。」と思えば、少しは気楽になるのではないでしょうか。
「今」に集中する
休日を楽しめない理由の一つに、起こしてしまった仕事のミスやこれから起こる面倒な仕事への憂鬱な感情があります。
すでに起こってしまった過去のことや、これから起こるかどうかも分からない未来のことにとらわれて、今この瞬間をおろそかに生きていると、どんどん幸福度が下がってきます。
「今この瞬間」に集中するのは「マインドフルネス」です。
「今この瞬間」に起きていることに丁寧に注意を向けられる「マインドフルネス」の心理傾向のある人は、年収が低くても幸福度が高いんですって。
だから、幸せを感じたいなら「今この瞬間に丁寧に注意を向けて生きる」ことに集中するべき。
つまり、休日の間は休日のことしか考えないようにすることです。
私は最近、「仕事に行って自分のデスクの椅子に座るまでは考えない」と決めていて、だんだんそれができるようになりました。
慣れないうちは、「月曜日の朝までは考えない」「通勤の電車に乗ったら仕事のことを考えてもOK」のように、ルールを決めると良いと思います。
どうしても休日の間に考えてしまう人は、仕事のことを考えても良い時間を決めて、その時間が過ぎたらキッパリ考えないようにすることです。
また、暇だとどうしてもいやなことを考え始めてしまうので、とにかく予定をたくさん入れてめちゃくちゃ忙しい休日にするというのも良い方法です。
「今の自分でも良い」と認めてあげる
「休日に遊ぶこと」=「生産性のない無駄なこと」だと感じて罪悪感から楽しめないという場合もありますよね?
「もっとキャリアアップしなきゃ!」という焦燥感があって、「遊んでる場合じゃない!」と思ってしまうんです。
純粋な向上心なら良いのですが、「今の自分じゃ価値がない。もっと凄い自分になって、周りに認めてもらわないと!」という焦燥感からきているとしたら、ちょっと危険です。
「人に認めてもらわないと幸せになれない自分」がいるとしたら、早めにその考えを改める必要があります。
自分の幸せの基準を、いつどう豹変するか分からない他人に委ねていると、永遠に幸せになんてなれません。
もし、自分の家族や友人が「今の自分じゃ価値がないから、休日は楽しんでる場合じゃない・・・」と思っていたら、どう思うでしょうか?
きっと、「そんなことないよ。ありのままでいいから、もっと気楽に楽しんで!」と声をかけると思います。
自分のこともそんな風に大切に扱えるようにしたいものです。
「今いる職場が全てじゃない」「今の職場だけが自分の居場所じゃない」ことを認識する
休日を楽しめないのは、「職場での自分の評価」が気になるからという人が多いと思います。
でも仮にどんなに自分の評価が悪くなったとしても、「職場」というのは自分の人生においての一部でしかありません。
家に帰れば家族がいるし、家族がいなくても友人や恋人との関係もあります。
「会社だけが自分の居場所じゃない」ということをしっかりと認識できれば、少しは気がラクになるのではないでしょうか。
家族もいないし友人も恋人もいない・・・と言う人は(私もそう・・・)、趣味に生きても良いし、休日に習い事やボランティアをするのも良いですよ!
とにかく「仕事だけが人生」な生き方をしないことが、幸せへの第一歩だと思います。
とにかく仕事が好き!と言う人は、休日に副業を始めてみるのも良いですよ♪
「今の職場だけが自分の居場所じゃない。選択肢は他にもあるんだ!」ということが強く実感できると思います。
今の職場のお給料への不満や会社の未来への不安がある場合、「将来への不安」が理由で休日が楽しめないということもあるかと思います。
そんな人にも、おすすめなのが副業や独立です。
経済的自由と時間的自由を手に入れるために努力する
なんとか気持ちを切り替えて休日を楽しもうとしても、どうしても職場の嫌なことが気になって楽しめない・・・という場合は、経済的自由と時間的自由を手に入れるために努力するのがベストな方法かもしれません。
休日を楽しめない理由として、以下のことを挙げてきました。
- 休日前にやってしまったミスが気になる
- 休日明けに予定されている嫌な仕事が気になって休めない
- 職場の人間関係に悩んでいる
- 現在の待遇に不満があり将来が不安
これ以外にもあると思いますが、あったとしても宝くじで4億円当たったとしたら、即効ですべてが解決しますよね?
だって会社を辞めてしまえばいいわけですから。
『宝くじで4億円』は現実的な話ではありませんが、「こんな会社、お金ができたらすぐに辞めてやる~」と思うのはちょっとしたストレス発散になります。
だったら、具体的にお金を稼ぐための行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
今よりも待遇の良い会社へ転職する、副業を始めて自由になるお金を増やす・・・ということに休日を使うことで将来への道がひらけてきます。
まとめ
私たちが仕事をしているのって、「人生を楽しく過ごすため」のはずです。
そのために必要なお金を稼ぐ手段なわけですよね。
それなのに、そのせいでせっかくの自由な時間を楽しめないとしたら本末転倒。。。
まずは、そこに気付くのが第一歩。
真面目な人ほど、仕事で気になることがあるとクヨクヨしてしまうし、仕事にやりがいや自分の成長を求めすぎて苦しくなりがち。。。
そんな自分をいきなり変えることは難しいですが、「休日を楽しめない自分」の根底に何があるのか?を考えてみると突破口が見つかると思います。