断捨離で不用品を処分したら、大物家具も不要になり、部屋がスッキリ!
ただ、久しぶり見えた床が黒ずんでいるのが、気になる…
激落ちくんなどのメラミンスポンジを使えばラクに落とせそうですが、フローリングに使っても大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと、フローリングにメラミンスポンジはNGです。
メラミンスポンジを使わなくても、中性洗剤やオキシクリーン(材質によってはNG)、雑巾、古い歯ブラシなどでキレイに落とせます!
この記事では、メラミンスポンジを使わずにフローリングの黒ずみをキレイにする方法をまとめています。
フローリングの黒ずみが気になる…原因は?
こんまりメソッドで洋服を断捨離したところ、これまでクローゼットとして使っていたスチールラック2台が不要になりました。
部屋を圧迫していた大物のラックがなくなったら、スッキリ!
これまで隠れていた部分の床が見えたことで、部屋が見違えるほど広く感じます。
ただひとつ気になるのが、ラックをどかした後に露出したフローリング部分がとても黒ずんでいたこと。。。
これまでラックで隠れていたので気にしていなかったのですが、かなり汚い…
フローリングの黒ずみの原因は、「皮脂」「油汚れ」「カビ」が主なもの。
キッチンじゃないから油汚れではないはず。
また、ずっとラックが設置されていた部分なので、足裏の皮脂が汚れの原因ということも考えにくいです。
だとしたら、カビの可能性が高いのかも…
いずれにしても、見ているだけで心がすさむほど汚いので、早くキレイにしたい!
そう言えば、以前メラミンスポンジでフローリングを掃除したことがあります。
フローリングの黒ずみの落とし方をネットで検索したところ、「激落ちくんなどのメラミンスポンジが良い」という情報を見つけたからです。
確かにかなりラクに黒ずみが落ちたのですが、今回再度検索してみたところ、「フローリングにメラミンスポンジはNG」という情報も見つけました。
一体どちらが正しいのでしょうか?
フローリングの黒ずみ落としにメラミンスポンジが良くない理由とは?
以前フローリングを激落ちくんで掃除したことがありますが、特に問題なくキレイにできたのですが…
「フローリングの黒ずみ落としにメラミンスポンジは良くない」のは、なぜなのでしょうか?
メラミンスポンジって、水だけで汚れが落とせるからとても便利ですよね。
なぜ洗剤をつけなくても、水で擦るだけで汚れが落ちるのかと言うと…スポンジ自体に研磨作用があるから。
硬く細かい無数の網目で形成されているため、水で擦るだけで簡単に汚れを削り落とすことができます。
ですので、使用に向かない場所もあり、キレイにするつもりが傷つけてしまったり、表面に施されたコーティングがはがれてしまう場合もあります。
フローリングにメラミンスポンジが向かないのは、素材に傷をつけたり、ワックスがはがれて色落ちしてしまう可能性があるから。
あれ?でも前にメラミンスポンジでフローリングを掃除した時は、何の問題もなかったんだけどな…??
クッションフロアでもメラミンスポンジは極力使わないほうが良いの?
フローリングにはメラミンスポンジはNG。
それを知らなかった私は、メラミンスポンジで掃除してしまったことがあります。
でもその時は、特に問題ありませんでした。
おそらく、私の部屋のフローリングは本物の無垢材ではなく、クッションフロアだから被害が少なかったんだろうと思います。
本物の無垢材ならメラミンスポンジの研磨作用によって細かい傷がついてしまいますが、クッションフロアは木のテクスチャが印刷されたビニールシートなので、それほど大きな問題がなかったのでしょう。
クッションフロアならメラミンスポンジは絶対にNGというわけではないですが、細かい傷がつくことに変わりはないので極力避けたほうが良さそうです。
繰り返し使っていると、細かい傷にホコリなどの汚れが溜まりやすくなりますし、傷から水分が奥まで浸透してしまうと、カビの原因にもなりそう…
長い目で見ると、余計に掃除が面倒になりそうなので、今後はなるべく使わないようにしたいと思います。
フローリングの黒ずみをメラミンスポンジを使わずに落とす方法!
クッションフロアでもメラミンスポンジはNGなことが分かったので、今回はメラミンスポンジを使わずに落としてみます!
用意した道具は、以下の通り。
準備するもの
- マイクロファイバー雑巾 2~3枚
- 中性洗剤溶液またはオキシクリーン溶液
- ゴム手袋
- 古い歯ブラシ
掃除の手順
- オキシクリーン溶液を作る
- 雑巾をオキシクリーン溶液に浸し水拭きする
- 落ちにくい部分は古い歯ブラシで擦り落とす
- 水道水を浸した雑巾で水拭きする
- 乾いたぞうきんで乾拭きする
オキシクリーン溶液を作る
オキシクリーンは、酸素系漂白剤。
水を加えることで酸素の泡が発生し、汚れを浮かせて優しく落とします。
塩素系の漂白剤と違って肌や環境にも優しいから、洗濯から掃除まで家中の汚れ落としに使えるんです♪
一般的なフローリングのワックスに使われるアクリル樹脂やウレタン樹脂とも相性が良いので、フローリングの黒ずみ落としにも使えます。
ただし、本物の無垢材のフローリング・油性ワックス(塗装されていない無垢材に使われることが多い)を使ったフローリングにはオキシクリーンは使用できませんので注意してください。
自宅のフローリングやワックスがどんな材質か分からない場合は、中性洗剤を使用するのが無難です。
私の場合はクッションフロアなことが明確であり、汚れがひどかったのでオキシクリーンを使いました。
オキシクリーンを40℃~60℃のお湯に溶かし、5倍~10倍に薄めます。
私は、お湯1リットルに対し、オキシクリーン1/4杯の濃度にしました。
雑巾をオキシクリーン溶液に浸し水拭きする
雑巾は、マイクロファイバーのものがおすすめです。
マイクロファイバーはメガネ拭きにも使われている素材なので、フローリングにも安心して使えます。
マイクロファイバーは髪の毛の100分の1の超極細繊維のため、プラスチック・金属・ガラスなど素材や用途を選ばずピカピカにすることができますよ♪
私が使ったマイクロファイバー雑巾は、『レック 激落ちくん マイクロファイバー クロス』。
雑巾をオキシクリーン溶液に浸して十分に絞った後、黒ずみが気になるフローリングを拭いていきます。
オキシクリーン溶液に触れる時は、必ずゴム手袋をしましょう。
オキシクリーンは油汚れを落とすのが得意。・・・と言うことは、肌の皮脂まで落としてしまうので、素手で触るとお肌がガサガサ&シワシワになってしまいます(体験済み…)。
落ちにくい部分は古い歯ブラシで擦り落とす
汚れが落ちにくい部分は、古い歯ブラシで擦り落とすと、ラクに落とすことができます。
水道水を浸した雑巾で水拭きする
汚れが落ちたのを確認したら、今度はオキシクリーンの成分が残らないよう、水道水に浸した雑巾で水拭きします。
乾いたぞうきんで乾拭きする
最後に、乾いた雑巾で乾拭きし、水分を残さないようにします。
↓ こんなに汚かったのが…
↓ 見違えるほど、ピカピカになりました!
【結論】メラミンスポンジを使わなくても、フローリングの黒ずみは落とせます!
まとめ
フローリングの黒ずみ落としに、メラミンスポンジはNGです。
メラミンスポンジの研磨作用により、フローリングの素材に傷をつけたり、ワックスがはがれて色落ちしてしまう可能性があるからです。
クッションフロアなら絶対にNGというわけではないですが、細かい傷がつくことに変わりはないので極力避けたほうが良さそうです。
中性洗剤やオキシクリーン、雑巾、古い歯ブラシなどを利用すれば、メラミンスポンジを使わなくてもピカピカにできますよ!
いったん黒ずんでしまうと、落とすのも結構面倒なので、今後はまめに拭き掃除をし、キレイな部屋をキープしたいです!
フローリングの黒ずみをキレイに落としただけで、部屋が明るく&広くなったように感じます♪