「部屋を片付けたいけど、全然やる気が出ない…」ということありますよね?
私たちは「先にやる気があるから行動に移せる」と考えがちですが、実はこの考えは間違っているんです。
- 「やる気が出ないのは、やらなから」
- 「やり始めないと、やる気は出ない」
というのが正しい考え方です。
つまり、片付け前にONにできる「やる気スイッチ」なんて存在しないということ。
”やる気スイッチ”は行動に移した後に初めて作動するんです。
だから、片付けの”やる気スイッチ”は「無理やりオン」が正解!
やる気スイッチを無理やり入れるには、以下の方法が有効です。
”やる気スイッチ”は「無理やりオン」
- 「やる!」と決める
- 始める前の心の葛藤は無視して、思考停止で「とにかくやり始める」
- 毎回決まった手順から片付けを始める
- 7割以上できたら良しとする
- 成果を記録しておく
ごちゃごちゃ考えずに、意思の力で強制的に自分を動かすのが正解!
片付け前に勝手にONになる"やる気スイッチ"というものはナイ!
部屋を片付けたいけど、全然やる気が出ない…ということありますよね?
- やる気がなくてどうしても取り掛かることができない。
- やる気が出るまで待とう。やる気スイッチが入るまで待とう。
- やる気スイッチをONにするには、気分転換が必要かもしれない…
なんて、ついつい漫画やゲームに手を伸ばしてしまい、いつの間にかそっちに夢中になって、肝心の片付けは全く手つかず…なんてことありませんか?
私はしょっちゅうあるし、学生時代の勉強もこんな感じでした。。。
「誰か、私のやる気スイッチを押してくれ~」なんて思っていましたが、この考え方は間違っていたようです。
脳科学的に証明されているらしいですが、「やり始めないと、やる気は出ない」んですって。
”やる気スイッチ”の正体は?
やる気の正体は、ドーパミン。
ドーパミンは脳から出る神経伝達物質のひとつで、快感物質とも呼ばれています。
ドーパミンは、
- 何かを達成する
- 人から褒められる
- 何かに集中する
といった時に分泌されます。
何らかの行動でドーパミンが分泌され、快感を得ると、それを脳が学習し、「またやりたい。もっとやりたい!」と思うようになります。
これが「やる気」の仕組みです。
やる気の根底にあるのは、「何かに取り組む」⇒「できた!やったー!」という成功体験です。
ということは、何かをやる前に「やる気スイッチ」をONにすることはできないということ。
「やる気」⇒「行動」ではなく、「行動」⇒「やる気」という順番です。
なので、まずは行動に移すことが大切。
やる気を出してから片付けをするのではなく、「片付けを始めることでやる気が出てくる」仕組み
「何かに取り組む」⇒「できた!やったー!」という成功体験が「またやりたい!もっと頑張ろう!」という「やる気スイッチ」をONにしてくれます。
まず先にやる気を出してから片付けに取り組めるのではなく、片付けをやってみた成功体験がやる気を引き出すということ。
なので、片付け前にONになる「やる気スイッチ」は存在しません。
スイッチがあるとしても、片付けを始めないと作動しないのです。
やる気がで出ないからと言って、気分転換に何か他のことをしてしまうと、その行動に対してのやる気スイッチがオンになってしまい片付けには着手できないことになります。
なので、「とりあえず5分でも良いから片付けを始めてみる」ことがやる気スイッチをオンにする行動になります。
片付け前に必要なのは、”やる気スイッチ”を無理やりONする”意志力”!
- 片付け前にONになる「やる気スイッチ」は存在しない。
- 片付けを始めることでやる気が出てくる。
ということが分かりました。
やり始めれば、やる気は自然と湧いてくるので、まずは取り掛かることが大切です。
ですが、分かっていても、これがしんどいんですよね~…
「片付けしなきゃいけないけど、めんどくさいな…」と思ってしまう。
でも、よく考えてみると、めんどくさいのは片付け自体ではなく、先延ばしにしようと誘惑してくる自分の声と闘うことではないでしょうか。
私は禁酒中によくこの葛藤を体験するのですが、この葛藤が何よりもしんどい。。。
「1か月禁酒する!」と決めていったん取り掛かって1日でも経過してしまえば、あとは自動的に乗り切れるのに、始める時に自分の心の声と闘うことがなによりもしんどいんです。
「やろうかどうしようか」と迷っている時間が一番しんどい。
「やめてラクで楽しいことに時間を使う」という他の選択肢があるから辛くなる。
片付け前に必要なのは、やる気スイッチではなく、始める前の「快適」→「不快」と感じる時間を乗り切るスキルです。
この時間さえ意志の力で乗り切ってしまえば、やる気スイッチは勝手に作動します。
これを振り切って何かを始めるのって、結局「やると決める」⇒「心の葛藤を無視し、思考停止で『とにかくやり始める』」ことが大切だと思いました。
つまり、片付けの”やる気スイッチ”は「無理矢理オン」が正解!ということ。
片付けの”やる気スイッチ”は「無理やりオン」が正解!スイッチの入れ方!
以前は、いっこうにONにならない「やる気スイッチ」に手を焼いたことも。。。
でも結局、「片付け前に都合よくONになるやる気スイッチなんて存在しない」「やる気はやらないと永遠に出てこない」ということが分かったので、今は意思の力で強制的に自分を動かす方法に切り替えました。
強制的に「やる気スイッチ」をON!
- 「やる!」と決める
- 始める前の心の葛藤は無視して、思考停止で「とにかくやり始める」
- 毎回決まった手順から片付けを始める
- 7割以上できたら良しとする
- 成果を記録しておく
「やる!」と決める
- 「いつか片付いたきれいな部屋に住みたいな」
- 「やる気スイッチがONになったらやろう」
では、いつまでたっても片付けはできないままです。
「いつかやりたい」ではいつの間にか人生が終わってしまう可能性も…
まずは、片付けを「やる」と決めることが大切です。
始める前の心の葛藤は無視して、思考停止で「とにかくやり始める」
最大の問題は、片付け自体の面倒さではなく、快適なことから面倒なことへシフトすることです。
のんびりダラダラ過ごしていたリラックスモードから、片付けという家事モードに切り替えないといけない。
これがおっくうで不快に感じるため、先延ばしにしてしまうんですよね。
この時間さえ意志の力で乗り切ってしまえば、やる気スイッチは勝手に作動します。
乗り切り方は、心の葛藤は無視して、思考停止で「とにかくやり始める」こと。
意思の力で、強制的に自分を動かしましょう。
毎回決まった手順から片付けを始める
最初は、毎回決まった手順から始めると、片付けのやる気スイッチが作動しやすくなります。
- TODOリスト作成
- 片付け本を読む
- なりたい部屋のイメージ写真を眺める
- 取り掛かる時間と片付けるエリアやカテゴリを決める
などがおすすめです。
7割以上できたら良しとする
最初に決めた予定がこなせなくても、OKとしましょう。
もちろん完璧にできたら達成感も格別ですが、そうすると次回の片付けの際に自分に求めるレベルが高くなってしまい、着手がよりしんどくなる可能性も。
そこそこできたら、もう完璧にできたも同じとみなし、「次はここからやろう。」と続きを次回にまわすと次の片付けに取り組みやすくなります。
成果を記録しておく
片付けのビフォーアフターを写真に残しておき、その時の自分の気持ちを記録しておくと良いです。
今日やると決めた作業が終わったら、撮った写真を眺めて片付けた後の達成感を思う存分味わいましょう。
次にまたやる気が起きないときにその記録を見直すことで、意思の力を奮い立たせることができます。
「あの時は最初はやる気がなかったけど、やってるうちにどんどんやる気が出てきたんだっけ」という成功体験を思い出せば、取り掛かるハードルが下がり、前よりもやる気スイッチが入りやすくなりますよ!
まとめ
片付けの前に都合よくONになる”やる気スイッチ”なんて、実はないことが分かりました。
片付けの”やる気スイッチ”は「無理矢理オン」が正解です!
「やる気が起きない~」という思考に浸れば浸るほど、身動きができなくなります。
まずは、意思の力で、強制的に自分を動かすことが大切。
いろいろ考えるのをやめて、思考停止状態で機械的に始めてみることで、自然とやる気スイッチが作動しすよ!