こんまりさんの本を読んでから、すっかり片付け祭りに夢中な私。
今回の断捨離で「一度も着ていない服」が結構あるのに気が付き、捨てることになりました。
「一度も着ていない服がこんなにあるのは変なのかな?」と思ったけど、結構そういう人は多いみたいですね。
ファッションモンスター👾はよく眠る
自分で買ったけど一度も着てない服
ある?(4択)— 田辺イエロウ:BIRDMEN⓰ (@yellowbirdlab) September 30, 2019
『断捨離』で有名なやましたひでこさんによると
「『着ることのない服』は、持ち主との関係性において『不活性エネルギー』を発していて、その不活性エネルギーに満ちた空気を吸っていれば当然持ち主までもどよーんとなる」
ということなので、一日も早くどうにかしたほうが良さそうです!
今回は
- どんな服が「買っても着ない服」になってしまうのか
- 「買ったけど一度も着ていない服」を捨てるかどうか?迷ったときの判断基準
- 着ない服をたくさん買ってしまった時期の自分を振り返って思った事
などをまとめてみました。
今回「一度も着ていない服」をたくさん捨てることに。。。
数年前にある程度服を整理したにもかかわらず、今回も「一度も着ていない服」をたくさん捨てることに・・・
良い機会なので「買ったけど着ない」理由をきちんと考え、同じ間違いを繰り返さないようにしたいと思います。
一度も着ていない服の特徴
私の場合の「買ったけど着ない服」の特徴は、以下の通りです。
一度も着ていない服の特徴
- 着心地が悪い
- 似合わない
- 気分転換が目的で買った
1と2は、試着しないで買ったネット購入のモノが多いです。
店舗で買ったものでも、本当の目的が服じゃない場合は失敗が多いです。
服よりも気分を上げるのが目的になっている場合、真剣に試着していないんだと思います。。。
いざ部屋で落ち着いて試着したら、着心地が悪いか、全く似合っていない・・・なんてことに。
事例①着心地が悪い
気に入って買ったはずなのに、いざ着てみたら着心地が悪かった例。
どちらも店舗で試着して買ったんですが、実際に着て動いてみると思ったよりも着心地が悪かった。
素材は麻とコットンだから肌触りは悪くないのですが、着た時の上半身への密着感がしっくりこなかったんです。
真夏に着たかったので、もうちょっとサラッと着れると思ったのですが、部屋で試着したら汗で貼りついて不快。。。
一度も着ないまま、2、3年過ぎたので処分です。
事例②似合わない
試着しないで買って、失敗。。。
1つはネットで買ったので試着無しは仕方ないですが、他の2つは店舗で鏡に合わせるだけで試着しませんでした。
家の鏡の前で着てみたら、全く似合わない・・・
多分若い頃の透明感のある肌なら似合ってたのになぁ~。40代の黄ぐすみ肌で着ると、洋服が浮く・・・
「この服可愛い~。似合うかな??」と思ってるときに浮かべる自分の顔って、若い頃の自分なのかな??と我ながら痛々しいというか、切なくなりました。。。
これからは現実を見て、今の自分の顔を頭に思い浮かべて買うようにします!
事例③気分転換が目的で買った
「この服が欲しい」というよりも「今の自分を変えたい。」「落ち込んだ気持ちを何とかして上向きにしたい。」と言う気持ちで買ったコート。
買ったは良いけど、なんだかしっくりこないので着たいと思えず、年月が過ぎ。。
そのうちに肌年齢もどんどん上がったせいか、致命的に似合わなくなったのでお別れ対象となりました。
「買ったけど一度も着ていない服」は捨てるべき?迷ったときの判断基準
数年前に洋服の断捨離をした時は正しい方法を知らないままだったので、「買ったけど一度も着ていない服」は捨てられませんでした。
- 「もったいない」
- 「いつか着るかもしれないし」
- 「あるに越したことないよね」
なんて、思っていたんです。
ですが、今回は「片付けたい」という気持ちが強く、関係書籍を何冊か読んでから取り掛かったので、正しく捨てることができました。
迷ったときは、「自分軸」と「時間軸」を意識します。
「いつか着るかも・・・」ではなく、「今の自分にとって必要か?」を意識すると上手くいく
この考え方は、やましたひでこさんの『人生を変える断捨離 』で学びました。
私たちはついつい、「過去に頑張って買ったもの」や「いつか着れるかも」といったように、過去や未来に引っ張られがち。
意識すべき「時間軸」は「今」。
「いつか着るかも・使うかもは過去や未来に意識が飛び、現在と向き合うことから逃げている」んですって。
なるほどー。
私が「若い頃にはこういう色味が似合っていたんだし、アンチエイジング頑張れば、また似合うようになるかも」と捨てられなかった服は、過去と未来に意識が飛んで「今」を見ていなかったということですね。
それが分かったので、思い切って捨てることができました。
さらに、「この服を着たら若く・きれいに見えるかも」と思って買った服は「他人にこう見られたい」という「他人軸」で選んでいたのかもしれません。
だからなんだかしっくり来なくて、一度も着ていない・・・なんてことに。
- 今の自分が「着たい」と思えるか?
- 今の自分に似合っているか?
- 今の自分に必要な服か?
「今の自分にとって重要なもの」を意識すると、「一度も着ていない服を捨てるかどうか?」という疑問への答えがすぐ出ると思います。
一度も着ていない服がたくさんある場合「欲しいのは本当に新しい服なの?」を考えてみる
「買ったけど結局着ない服」がたくさんあるのって、どういう心理なんでしょう??
試着しなかったから失敗した・・・というシンプルな理由もありますが、もっと深い理由もある気がします。
私の場合は「この服を着れば自信が持てるのでは?」と勘違いして買うことが多かったです。
今回処分した服は40代前半に購入した服が多かったのですが、その頃は仕事のことでも深く悩んでいたし、急激な外見の劣化に気持ちが追い付かず、孤独を感じて凄く落ち込んでいた時期。
新しい服を買うことで、気持ちをリフレッシュしたかったし、自信を持ちたかったんです。
でも当然のことながら、新しい服を買うことでは現実は変わらない。。。
本当にその服に惚れ込んで買ったわけではないから、一時的な気持ちの高ぶりの後は着る気がなくなってしまう。
服を買っても気持ちは満たされないし、落ち着いて良く見ると似合わない。。。
それなのに「いつかまた似合う日が来るかも」「アンチエイジング頑張れば、着こなせるのでは?」とか考えてしまい、捨てられなかったんです。
ですが実はその時の私に必要だったのは、新しい服を買うことじゃなく、
- 今の自分に本当に必要なことって何だろう?
- 自分が心地良く過ごすにはどうしたら良い?
- 他人の評価ばかり気にしているけど、自分は本当はどうしたい?どうなりたいの?
- 今のままで良いの?
と自分と向き合うことだった気がします。
それに気付かないまま服を増やしてしまった時期もあったけど、その可哀そうな服たちも私にとっては以下のことを教えてくれた大切な存在でした。
- 服をいくら買ったところで人生や現実が変わるわけではない
- 自信のない時や人生をもっと良くしたいと思う時には、じっくり自分と向き合うことが何よりも大切
こんまりさんは、「一度も着ていない服も必ず役割があるから、その役割を果たしてくれたことに感謝して手放す」って言ってたけど、本当だなあと思います。
一度も着ていなくても、その服と出会った事には何かしら意味があるんですね。
まとめ
私にとって、一度も着ていない服を捨てるのが難しかったのは、
- 「もったいない」という罪悪感
- 「いつか着るかも」「いざ着たいときになかったら困る」という未来への期待と不安
が原因でした。
ですが、こんまりさんの「一度も着ていない服も必ず役割があるから、その役割を果たしてくれたことに感謝して手放す」、やましたひでこさんの「今の自分にとって重要なものを意識する」という考え方を参考にすることで、気持ちよく手放すことができました。
何も考えずに捨てていたら罪悪感だけが残ったかもしれませんが、
- 「なんでこの服を買ったんだろう?」
- 「なんで一度も着なかったのかな?」
と考えると、自然と自分と向き合うことになり、納得して捨てることができますよ!