こんまりメソッドで服を大量に捨てたところ、クローゼット代わりに使っていたスチールラック2台が不要になりました。
背が高く圧迫感のあるスチールラックを処分できれば、部屋のイメージがガラッと変わるはず♪
だけど、どうやって捨てれば良いのかな?
結論から言うと、私の住む地域では50㎝以上が粗大ゴミとなるため、「解体できなければ粗大ゴミ」ですが、「50㎝以内に解体すれば、燃えないゴミ」になります。
自分で解体できるところまで頑張って、どうしても解体できない部分は粗大ゴミで出しました。
結果を詳しくレポートしていきますので、私と同じように「スチールラックを処分したいけど、女性一人でできるのかな?」と困っている人は参考にしてみてください!
スチールラックを捨てたい!
今の住まいはクローゼットが無く、備え付けの収納スペースは押し入れしかありません。
買い物依存気味で服を買うことでストレス解消していた私は、押し入れだけでは洋服が収納しきれず、大きなスチールラック2台とハンガーラック1台をクローゼットとして使っていました。
歳を取って似合わなくなってしまった服や、一度も着ていない服もあったのですが、なかなか捨てられず、部屋のスペースを圧迫していました。
今回、こんまりメソッドでときめきチェックをした結果、ほとんどの服を捨てることに。。。
残った服はオールシーズン合わせてもわずかで、この分なら押し入れに全部収納できそう。
ハンガーラックは室内干し用に取っておくことにしますが、大型のスチールラック2台は不要になりました!
このスチールラック2台を捨てることができれば、部屋がかなりスッキリします!
だけど、どうやって捨てれば良いのかな?
スチールラックは分解すれば不燃ごみで出せる?それともやはり有料の粗大ゴミ?
自分よりもずっと背の高いスチールラック2台を、どうやって処分すべきか・・・
大きさから言って粗大ゴミだけど、このままゴミ集積場所まで運ぶのは不可能。
それ以前に、分解しないと部屋から出すこともできません。。。
不用品回収業者に依頼する?
他にも捨てたい大型のモノがあるから業者にお願いするのも良いけど、断捨離が完全に終わって捨てるモノが固まってからまとめて引き取ってほしい。。。
かと言ってそれまでこのスチールラックを部屋に置いておいたら、いつまで経っても片付かない。。。
ということは、自分で分解するしかない??
スチールラックって、分解すれば無料の不燃ゴミで出せるのかな?
燃えないごみ(一辺が50cm未満の燃えないもの)
主なもの
ガラス製品、金属類、せともの類、包丁、掃除機、ビデオデッキ・DVDプレーヤーなど。割れたガラス製品、割れたせともの類も出せます。出し方
黄色のかごに入れてください。出典:越谷市
私が住んでいる地域では、50㎝未満なら燃えないゴミとして出すことができます。
大型のスチールラックも、分解して50㎝未満にすれば、不燃ゴミとして無料で回収してもらえる!!
もし解体できなければ、有料の粗大ゴミとして出そう。
「とりあえず、自分でできるところまで分解してみよう!!」と、チャレンジしてみることにしました!
無料の不燃ゴミで捨てたい!スチールラックの分解にチャレンジ!
スチールラックを分解して、不燃ゴミで捨てたい!
そうは言っても、自分より背の高いスチールラック2台を、50近い女性の私一人で分解できるかな…
不安になったので、分解の仕方をいろいろと調べてみました。
とても参考になったのが、このページ(https://www.erecta.co.jp/media/column/kaitai)。
では、早速スチールラックの解体にチャレンジしていきます!
まずはラックを立ててままトライ!ゴムハンマーで棚板を外す
自分よりも背の高いスチールラックですが、まずは立てたままトライ!
スチールラックを自力で分解する際に、必須の道具となるのが、ゴムハンマーです。
このゴムハンマーはAmazonで1000円くらいで購入しました。
握りやすいし程良い重みがあり、凄く使いやすかったです!
金属を叩いても、それほど音が出ないのも良かった!
一番上の棚板と縦ポールのジョイント部分を、下側からゴムハンマーでたたきます。
ゴムハンマーで衝撃を与えても、棚板自らの重みでまた下がってきてしまうので、少し浮かせることができたら片手で天板を支えてあげると良いです。
このとき気を付けたいのは、4隅を均等に叩くこと!
どこかに力が片寄ると、外しにくくなります。
棚板がうまく外れない場合は、ラックを横倒しにして作業する
最初は立てたままトライしてみたものの、うまく外れません。
私よりも背が高いので、上を向きながらの作業になり、上手く力が入りません。。。
「やっぱり、一人で解体なんて無理なのかな…」と早くも諦めかけましたが、参考にしたページには「うまく外れない場合は、棚を横倒しにして作業する」と書いてあったので、試してみました!
サイズが大きいので横倒しにするのも一苦労だし、思わぬ倒れ方をした場合、自分も部屋も傷だらけになる可能性がある…
そこで、ソファを移動し、ソファに立てかけるようにそーっとスチールラックを横倒しにしてみました。
この状態で、改めて棚板をゴムハンマーで叩き、ジョイント部分から外す作業にトライ!
そうしたら、今度はアッサリと外れました!
横倒しにすることで棚板の重みがかかりにくくなったのに加えて、ハンマーで叩く力がかけやすくなったのが良かったみたい!
スチールラックの解体の道のりはまだまだ遠そうですが、まずはその第一歩を踏み出せたことに得も言われぬ達成感が…!
縦ポールは2本分が連結されているので外す。そして、棚の2段目を外す。
縦ポールは2本分がジョイント部分で連結されています。
ポールを握って回すとスルスルと周り、簡単に外せました。
3段ラックのうち、2段目の棚板もゴムハンマーで軽く力をかけて叩くことで簡単に外れました!
結構順調に進んでいるよ♪
トラブル発生!!最下段の棚板が外れず、解体できない!
ここまでわりとスムーズに解体できていたのですが、「最下段の棚板が、どうしても外れない!」というトラブル発生!
四隅のうち1本のポールだけはすんなり外れましたが、それ以外はジョイント部分が硬くなりすぎて微動だにせず…
向きを変えて、ハンマーで力任せに叩いてみましたが、びくともしない…
金属とプラスチックのジョイント部分が長年かかった重みでガッチリとかみ合ってしまい、外れないんだと思います。
これ以上ハンマーで叩いても音がうるさいだけで埒が明かないな…と思ったので、他の方法をいろいろと調べました。
そうしたら、「ジョイント部分に潤滑剤を塗布して放置すれば、すんなり外れる」という情報を見つけたので、早速商品を買ってみました。
とても細いノズルが付いているので、ジョイント部分に染み込ませるように、スプレーします。
乾くとサラサラでべたつきません。
フローリングにかかってしまうと、つるっつるに滑りやすくなり、転んでしまうので注意しましょう。
私は、まんまと転んでお尻を床にぶつけました。。。
こんなに滑るってことは潤滑剤として優秀ってことだから、きっと外れるよね??
と思ったのですが、、、残念ながら、やっぱりどうしても外れませんでした。
でも若干ゆるくなったようで、ガッチリ固まってビクともしなかったのが動くようにはなったんです!
だから外れそう…と思って、格闘したのですが、ダメでした。
金属とプラスチックのジョイント部分の嚙み合い方がこれほどじゃなければ、きっと外れていたと思います。。。
中途半端に解体されたスチールラックを見て、途方に暮れる私。。。
このままだと、役立たずの状態のまま場所だけは取る…という最悪の事態に・・・
3本だけポールが付いた状態のこのラック、いっそのこと元に戻して何かを置く棚として使うべき?
いやいや、せっかくここまで一人で頑張ったんだから、やり遂げたい!
「外れないなら、切っちゃおう!」ということで、3本のポール部分は切断することにします!
金属も切れるノコギリで、外れないポール部分を切断!!
このままにしておくこともできないので、外れないポール部分を切断して捨てやすくする作戦に変更しました。
でも、金属も切れるノコギリなんてあるの??ノコギリ切れるのは木材だけ、というイメージなんだけど・・・
・・・と思ったのですが、ありました!!
私が買ったのは、Amazonで評価の高かったこの商品。
商品が届いて実物を見て、ビックリ。
刃が薄くて軽~い!
こんな頼りなさそうな見た目で、本当にスチールラックを切断できるのかな??
早速ギコギコ始めてみました。
ポールにはジョイントを固定するための窪みがあるので、そのくぼんだ部分に刃を立てて食い込ませていくことにします。
窪みがあるせいか、刃が滑ったりせずに順調に食い込んでいきます。
ノコギリで金属を切断するなんて、人生で初めての経験です♪
ひたすらギコギコすること、約15分…
筋肉痛になりそうですが、切れました!!
切断部分の金属はとても鋭く触ると怪我するので注意が必要です。
また、細かい金属の破片が床に落ちるんですが、それを踏むと怪我するのでシートなどを敷いて作業するのがおすすめです。
棚板から外れない邪魔なポールを、とりあえず半分まで切断しました。
あとは外れない根元の部分から切断すれば、棚板とポールに分別して捨てられます。
やった!!何とか外れないポールと棚板に分解できました!!
縦ポールを50㎝以内に切断し、不燃ゴミで捨てます
背が高く圧迫感のあったスチールラック2台を、棚板とポールに分解することができました!!
それにより、これまで見えなかった部分の床が見えるようになって、かなり部屋がスッキリしました。
この時点でもめちゃくちゃ達成かがあります♪
ここまで分解できれば私一人でも運べるから、いつでも粗大ゴミに出せる。
業者を呼ぶ必要がないので、これだけでも節約になります。
けど、どうせなら何とか無料で処分したいな…と欲が出てきました♪
縦ポールは、スチールラック1台につき8本。
2台あるから、全部で16本です。
1本の長さは、92㎝。
そのままでは粗大ゴミとして出すしかなく、お金がかかってしまいます。
私の住む地域の粗大ゴミの料金を調べたところ、50cm以上120cm未満はひとつ400円かかります。
16本のポールを捨てるとなると、6400円…高いな…
だったら、不用品回収業者に自宅まで来てもらって他の要らない家具とまとめて回収してもらう方が、お得になりそう。。。
でも、不燃ゴミなら無料で処分できるんだから、もう少し頑張ってみよう!
1本の長さは、92㎝。越谷市では50㎝にすることで不燃ゴミで出せるから、ノコギリで半分に解体すれば良いんです。
ということで、ひたすらノコギリでギコギコ・・・
慣れないうちは、1本切るのに15分くらいかかっていましたが、慣れてきたら5分程度で半分に切断できるようになりました!
土日の日中にこの地道な作業を続け、2週間かけてやっと全部の切断が終わりました!!
このノコギリは本当に良く切れて感激!
何本も切ったのに目立って刃こぼれすることなく、まだまだ切れそう。
このノコギリを買ったのは本当に良かったと思っていて、後悔していないんですが、もっと便利な道具があったんですね。
それがこの、パイプカッター。
もっと早く知りたかった!!
スチールラックの分解が終わった後にこの商品を知り、即購入!
座椅子の鉄パイプがすんなり解体できたので、最初からこれを買っていれば、スチールラックの分解ももっと楽にできたかも!?
ですが、ひたすらギコギコ切断に集中した土日は、余計なことを考えることなくマインドフルネス状態だったので良いストレス解消になりました!
そして切断できた時の達成感と言ったら…!!病みつきになりそうです。
DIYにハマる人の気持ちがちょっとわかった気がします。
分解したポールは、燃えないゴミとして出しました。
棚板は粗大ゴミに出すしかない?切断できる?
ポールがなくなっただけで、部屋がかなりスッキリ!
残るは、6枚の棚板です。
重いしスペースを取るので、早く処分してスッキリしたい。
棚板の一番長い辺のサイズは約93㎝。
越谷市では50㎝未満なら燃えないゴミで出せるから、棚板も半分に切断できれば無料で処分できます。
でも、こんなの自分で切断できるのかな…
ひとつひとつは細いけど切断しなくてはいけない箇所がたくさんある…
ノコギリでやるとポールの切断以上に時間がかかりそうなので、他の道具を探してみました。
購入したのは、ボルトクリッパー。
ボルトクリッパーは、鉄筋・チェーンなどの棒状の硬い材質の切断に用いる工具です。
海外ドラマや映画で警察や消防、軍隊が太いチェーンや南京錠を切断している場面を良く見ますが、それがこの”ボルトクリッパー”だったとは初めて知りました!
家庭用の小さいサイズとは言え、凄い重量感だし、上手く扱える気が全然しない…
でもせっかく買ったし、チャレンジしてみました!
まずは試しに棚板の一番細い部分をボルトクリッパーの刃で挟み、ハンドルに力を入れます。
最初は恐る恐るおっかなびっくりやってみたのですが、「イケそう!」な手ごたえを感じたので、少し強めにグッと握ると・・・切断できました!!
やった!!
だけど、一番外側の太い部分が切断できなければ、この作業は無駄になります。
そこで次に、太い部分の切断にトライしました。
結果は、全然ダメでした…
何度も同じ箇所を挟んで力を入れる・・・を繰り返しましたが、深く傷はつくのですが、何回繰り返しても切断できそうにありません。。。
私が買ったボルトクリッパーの切断能力は、6㎜。
一番太い部分はおそらく直径1㎝近くあるのかな?
だから機能的に無理みたい。。。
かと言って、もっと切断能力の高いモノを買っても、私の力じゃ上手く扱えないだろうし、サイズがかなり大きくなってしまいます。
ボルトクリッパーなんて今回しか使わないだろうし、これ以上サイズが大きいのが家にあっても邪魔なだけ。。。
ということで、棚板の切断は諦めて、粗大ゴミで捨てることにします!!
解体できなかったスチールラックの棚板は、粗大ゴミで出すことに
ボルトクリッパーで切断にチャレンジしたものの、うまくカットできませんでした。。。
もっと強力なボルトクリッパーを買うことも考えましたが、断捨離が終わったら工具なんて当分使わないだろうし、次から次へと工具を増やすのも考えものです…
ということで、諦めて粗大ゴミとして出すことにしました。
でも、考えてみたら今の住まいに引っ越してから一度も粗大ごみを出したことが無いため、出し方が分かりません。
そこで越谷市のホームページで調べてみました。
粗大ゴミの捨て方(越谷市)
- 電話または電子申請で粗大ごみ収集の予約をする
- 粗大ごみ処理券(シール)を購入する
- 粗大ゴミに処理券を貼る
- 指定された日時・場所に粗大ゴミを出す
電話または電子申請で申し込む
私は市のホームページから電子申請で申し込みました。
申し込みフォームには、捨てたい物、一辺の最大の大きさ、捨てる物の個数について入力する欄があり、それぞれに回答して申し込みます。
今回の私の場合は「一辺の最大の大きさが約93㎝のスチールラックの棚板を合計6枚捨てたい」旨を申請しました。
申し込んだのが土曜日。
土日は役所はやっていないので、自動返信メールのみの対応でした。
そして月曜日には、具体的な指示が記載されたメールが届きました。
メールには、以下の点が記載されていました。
- 購入する粗大ゴミシールの枚数
- 収集日
- 排出場所
部屋を圧迫していたスチールラックがなくなる日が明確になったのは、とても嬉しくて、待ち遠しくて仕方ありません。
粗大ごみ処理券(シール)を購入する
越谷市の粗大ゴミの料金は、50cm以上120cm未満はひとつ400円かかります。
棚板6枚だから、400×6=2400円。・・・と思っていたのですが、届いたメールから指示を照会したところ、800円で済みました!
3枚1組、2点としてカウントしてくれたみたい♪良心的♪
こんなに安いなら、縦ポールも粗大ゴミで出しておけば良かったかも…
粗大ゴミ処理券は、コンビニで購入できます。
取り扱っていないお店もあるので、取扱店を確認してから買いに行くと良いです。
私は他の商品を買うついでにレジで「粗大ゴミの処理券を2枚ください」と言って、購入しました。
粗大ゴミに処理券を貼る
購入した粗大ゴミ処理シールを、粗大ゴミに貼りつけます。
今回捨てる棚板は6枚ですが、3枚1組、2点としてカウントしてくれたのでシールは2枚。
「3枚ずつ、紐で縛ってお出しください。」と指示があったので、その通りにします。
一組が結構重いですが、集合住宅の入口付近までなら難なく運べそう。
指定された日時・場所に粗大ゴミを出す
指定された収集場所は、集合住宅の入口付近。
ゴミ収集日は幸運にも在宅勤務の日だったので、ラッキー♪
「朝8時までに排出場所に出してください」とのことなので、出勤の日でも支障ありませんが、何か突発的なことがあっても対応できるのが安心です。
7時半頃には指定された場所に出しました。
特に何も問題はなかったようで、昼休みに確認しに行ったら無事に回収されていました♪
部屋のスペースを圧迫していたスチールラックがなくなり、部屋の景色がガラッと変わりました!!
スチールラック分解に必要な道具
50近い女性の私でも、ちゃんとした道具さえあれば自力で何とかなるもんだ!と結構自信が付きました。
スチールラックの分解におすすめの道具
今回色んな道具を使いましたが、結果的に買って良かったものと「これはなくても良かったかも…」というものがありました。
参考になれば幸いです♪
おすすめの道具
- SK11 ファイバーグラス柄 ゴムハンマー 1LBS(⇒絶対あったほうが良いです!)
- Z ハイスパイマン P1.4 金属切断用鋸 08104(⇒凄く役立った!けど、もしかしたらパイプカッターの方が楽に切断できたかも…)
- SK11 パイプカッター 切断能力 4~32mm PC-32(⇒もっと早く買っておけばノコギリよりもラクに解体できたはず…)
- SUN UP ボルトクリッパー JIS規格 SBC-350 350mm(⇒棚板分解用に買ったけど、結局切断できなかったので無くても良かった)
- プロスタッフ 整備ケミカル 防錆潤滑剤 シリコンマルチスプレー 420ml D-70(⇒結局使っても外れなかったのでなくても良かった)
最低でも、上記の1と2のゴムハンマーとノコギリがあれば分解できると思います。
ですが、これから道具を揃えるなら是非おすすめしたいのが「SK11 パイプカッター 切断能力 4~32mm PC-32」。
スチールラックの分解が終わってから、こんなに便利な道具があると初めて知りました。
座椅子の鉄パイプもラクに切断できたので、スチールラック解体の時にこれを使っていたらノコギリよりも楽に切断できたと思います。
そして、安さを求めるなら、もしかしたら最初から粗大ゴミで出したほうが良かったかも…と思いました。
あれこれ道具を揃えたら、結構高くつきました…
私は「自分でここまでできた!」という達成感が気持ち良かったので後悔していませんが、効率を重視する人は最初から専門業者にお願いしたほうがお金と時間の節約になるかもしれません。
スチールラックを捨てたことで「他人の評価ばかり気にしていた過去の自分」を片付けられた
これまでは、洋服の収納に部屋のスペースを大きく使っていました。
スチールラック2台と衣装ケース6つに洋服を収納していたんです。
ストレス解消に洋服を買うから、どんどん増えていく…
楽しいと感じる買い物は洋服と化粧品ばかりで、生活を心地良くするモノはボロボロ。、、
自分が心地良く過ごすことよりも、人に良く見られることが第一でした。
服や化粧品ばかりを買っていたのって、結局はそういうことだったんだな~と思います。
洋服の選び方も、「自分が好きで心地良く着られるか」よりも「他人に少しでも自分を良く見せたい」という視点で選んでいたと思います。
だからこそ「洋服は一枚でも多く持っていたい。多い方が嬉しい。」と思っていました。
でも40過ぎてから「心が満たされていなければ、いくら着飾っても虚しいだけ。」ということにやっと気が付き、「心が満たされない自分」と向き合うことに。
逃げずに自分と向き合って、本当に自分が求めているものを考えているうちに、自分の人生における洋服の優先順位がどんどん下がっていきました。
『自分の心が安定して満たされていれば、洋服なんて最低限の枚数で良い。その限られた洋服が全部お気に入りだったらなんて素敵なことだろう♪』と思うようになりました。
その結果、スチールラック2台を捨てることになったわけですが、本当にスッキリしました!!
スチールラック2台を捨てて押し入れをクローゼット化したら、「私の部屋ってこんなに広かったんだ!」とビックリ!
まるで景色が変わり、新鮮な気分です。
こんまりメソッドで衣装ケースやスチールラックを処分したことで、「他人の評価ばかり気にしていた過去の自分」にかたをつけられた気がします。
子どもの頃から他人の評価に振り回されてビクビクしながら生きてきた結果、傷つきやすくちょっとしたことでクヨクヨしてしまう弱いメンタリティが形成されたわけですが、40過ぎて「このままだと永遠に幸せになれない!」とハッキリ自覚し、40代後半まで試行錯誤してきたけど、突破口が見えてきた気がします♪
片づけは「私の過去に片を付け、現在に集中し、幸せな未来をつくるための手段」だと思います♪
人生の後半戦に入った今、今後は「自分がどうしたい?どうなりたい?」「自分はどんなものを選べば心地良く感じるのか?」といった『自分軸』を最優先にして「幸せになること」を追求していきたいなと思います。
子どもの頃からいわゆる『他人軸』で生きてきた人生とは、決別!
今後は、『自分軸』で生きていきます!
まとめ
スチールラック2台の解体は、今回の断捨離で捨てたモノの中で、一番時間がかかりました。
そして、今回の断捨離で捨てたモノを改めて見直したところ、洋服と化粧品の割合が多くを占めることにも気が付きました。
私の場合「おしゃれが好き」というのとは違い、「満たされない心を満たすための代替手段」だったので、服や化粧品に固執していたし、執着する割にはひとつひとつを大切にできず、新しいモノを見境なく増やしてしまったんだなぁと思います。
ひとつ捨てる度に、そんな過去の自分と向き合って片を付ける…それが「片付ける」ということなんですね!