今さらですが、こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を読み、「今年こそ、片づけられる人になる!!」と心に誓いました。
片付け祭り、開始です。
こんまりさんによると、まずは衣類、それもトップスから整理していくのが鉄則だそう。
ということで、今回は手持ちのトップス・シャツ・ワンピース類を整理してみました!!
オフシーズン(冬物)のトップスのときめきチェック
「ときめくか?ときめかないか?」の判断は、トップスから始めるのが鉄則だそうです。
ときめきチェックに慣れていないうちは、心臓に近いアイテムから始めたほうが判断しやすいんですって。
しかも、オフシーズンのものから始めるのが良いそうです。
今着ているものだと
「これは、ときめかないけど昨日着たよな~。」
「これを捨てたら明日から何着ていこう・・・残すか・・・」
といったように、純粋にときめくかどうかの判断で選べなくなるから。
確かにそうですよね。
ということで、オフシーズンのものから始めます。
冬物トップスを、まずは全部床に並べてみた
こんまり流片づけは、家にある同じカテゴリーの物を一か所に集めて床に並べるのがお約束。
ということで、まずは冬物トップスを床に並べてみました。
これが冬物トップス全部。
数年前に服の断捨離をしたので、思ったより少ないです。
40代に突入してから、これまで持っていた服がことごとくに合わなくなってきたため、かなりの数を処分しました。
ただし、その時はこんまりさんの本を読んでいなかったので、ちゃんとした片付けの方法も知らないまま、とにかく捨てました。
捨てるモノや残すモノへの思いを掘り下げないまま、ただただ捨てるマシーンになっていたので、たくさん捨ててもスッキリしなかったです・・・
捨てたのは正解なんだけど、捨て方が良くなかったかも。。。
今思えば、一枚一枚その服をちゃんと触って服の役目を考え、感謝しながら捨てれば良かった・・・と後悔しています。
なので、今回処分する服は、ちゃんと記録に残しておこうと思います。
「ときめかない」お役目終了の冬物トップスたち
前回の断捨離で捨てられなかったものの、着ないままに何年も過ごしてしまったトップスたちが、これ。
何故着ないのかと言うと・・・
- 袖がもたついて動きにくい
- 経年劣化で服の色がくすんできた
- そもそも似合わない
- 若い頃は似合っていたのに、肌のくすみによって似合わなくなった
といった理由です。
これまでの私だと、これらもズルズルと捨てられないまま、かと言って着ないまま残してきたと思います。
だって、捨てない理由はいくらでも見つかります。
- まだ着られるのに捨てるなんてもったいない
- 高かったし品質は良いものだから
- 美容に気を付けて美肌を取り戻したらまた着られるかも・・・
ですが、こんまりさんの本にあった「ときめかないけど捨てられないと思ったときの対処法」を読んだ結果、感謝しながら手放すことにしました。
「ときめかないけど捨てられない…」と思う時は、そのモノが持つ本当の役割を考える
例えばこのカーディガン。
手に取った時「これは、ときめく気がするんだけどなぁ~。」と思いました。
ボタンのデザインがキラキラして素敵だし、袖のところに透かし編みみたいに入った模様も好き。
色こそ地味だけど、品質は良いし、若い頃は本当によく着ていました。
でも今は一切着ない。
だって、くすんだ肌のおばさんがこのカーディガンを着ると、コンクリートの壁みたいになるから。。。
ということは、今はときめいていないはず。
でも何故か捨てられないまま、10年近くただただ持ち続けています。。。
「なんでだろう?この服の持つ役割って何だろう?」と触りながら考えた時、この服をよく着ていた若い頃のことを思い出しました。
モノトーンの柄のワンピースの上から羽織ったり、黒のタイトスカートに合わせたりしてよく着ていたお気に入り。
あの頃は肌に透明感があるから、くすんだ色をトップスに持ってきても、それなりに様になります。
デザインも色も好きで、買ったときのことも良く覚えているし、このカーディガンを着る日は気分が上がりました。
そんなことを思い出したとき、この服は「若い頃のおしゃれのときめき」を私に与えてくれたという役割だったのかなぁ・・・と思いました。
だとしたら、もうとっくに役目を果たしたのにもかかわらず、旅立たせてもらえず、私の衣装ケースに閉じ込められていたという可哀そうな服です。
「私がこのカーディガンに似合う容姿をしていた頃、ときめかせてくれてありがとう。」と思いながら、手放すことにします。
そして、事例の二つ目。
これは、メルカリで買ったボディドレッシングのセーター。
メルカリだけど美品だし、見つけた時は好みの色とデザインでウキウキしてポチっとしました。
ですが、実際着てみると似合わない。。。
若い頃の私だったら似合っていたと思います。だから迷わず買ったのですが、今着ると超絶似合わない。。。
この服の役割は
- 「買う時のときめきを与えてくれた」
- 「肌に透明感がなくなった40代後半の私に似合わない服を教えてくれた」
ということだったみたい。
これが理解できた今、やっと納得して手放すことができそうです。
こんな感じで、着ないけど捨てられなかってモノたちのことを掘り下げて考えていくと、必ずその服が持っていた役割があることに気が付きました。
捨てられなくてズルズル持ち続けてきたモノたちは、すでにお役目を終えているモノたちだったんですね。
今まで牢獄に閉じ込めていて、ゴメンナサイ・・・
次の季節にも会いたい!「ときめく」冬物トップス
お役目を終えたモノたちを手放すことを決めた後、手元に残った冬物トップスたち。
これが今の私にとって、ときめくトップスです。
こんまりさんによると、オフシーズンの服のときめきチェックのコツとしては「次の季節に、ぜひ会いたいか?」を考えることだそうです。
それを考えた結果、残った服たちがこれです。
肌に透明感がなくなったから地味な色は似合わなくなった、と言っておきながら見事に残す服も地味な色味ばかり。。
ですが、同じグレーでも微妙な色味と素材の違いで、くすんだ肌でも着こなせるものもあるんですよね。
どれも、寒がりの私にとって手放せない温かくて、着心地が良いものばかり。
数が少なくて不安になるけれど、去年も結局これで生活できていたということなので、大丈夫でしょう。
春・秋物トップスのときめきチェック
まずは、床に全部並べてみます。
「ときめかない」春・秋物トップス
「ときめかない」のは、この2点。
なぜときめかないかと言うと、それぞれ
- 肩のところに「ほつれ」が見つかった
- 似合わない
というもの。
便利で着倒していたらほつれてしまったブラウンのカーデガンは、明らかにお役目終了です。
エメラルドグリーンの春物ニットは、2年前に買ったときはギリギリ似合っていたんですが、翌年から似合わなくなった。
買ったときのときめきを与えてくれたし、この歳になると数年単位で似合う色が変化していくことを教えてくれたので、お役目終了です。
「ときめく」春・秋物トップス
残すと決めた「ときめく」春・秋物トップスたち。
こうして見ると、若い頃の服の好みとは本当に変わったな~と感慨深いです。
若い頃はデザイン重視で「自分をきれいに見せてくれるかどうか?」が最重要事項だったけど、40過ぎてから着心地重視になりました。
人から見た自分よりも、「自分が心地良く過ごせるか?」という自分軸を大切にするようになってきた気がして、そんな自分がちょっと誇らしい♪
どれもユニクロや無印で、高いものではないんですがね。
これらは、もしも明日急に気温が下がった時にもサッと迷わず取り出して着たいと思うものばかりなので、ときめく証拠。
迷わず残します♪
シャツ・ブラウスは、全部ときめかないので処分。
シャツ・ブラウスのときめきチェックをした結果、なんと、全部処分対象だと分かりました。
これらのシャツを買ったのは、2年前かな?
くすんだピンクのブラウスは少し改まったシーンで着るために買ったのですが、2年前に買ったときはギリギリに合っていたのに、今年はもうダメ・・・全然似合わない。。。
白・ブルーのリネンシャツは無難な色だしおばさんが着ても大丈夫かな?と思って買ったのですが、ダメでした。くすみ肌から浮くわ浮くわで、恥ずかしくて着られない。
ブラウンのリネンシャツは、気に入ってそれなりに来ましたが、今年に入ったら地味過ぎてダメに。。。
チェックのシャツはメルカリで一目惚れして買いましたが、絶望的に似合わない(泣)
どのシャツも数回しか着ていないか、1回も着ていないモノばかりで、もったいなくて捨てられなかったけど、
- 買ったときのときめきを与えてくれた
- 一度に合わなくなったものは、いくら待っても似合う時は二度と来ないと学習させてくれた
というお役目を果たしてくれたので、気持ちよく手放します。
オンシーズンの夏物トップスのときめきチェック
いよいよ、今まさに着ている服のときめきチェックです。
まずは全部床に並べて見ます
以前の断捨離のおかげで、手持ちの数は少ないです。
「ときめかない」夏物トップス
処分対象は、この3点。
顔色が良く見えてお気に入りだったオレンジのリネンのニットは、今はもう全然似合わない。
シンプルな黒のTシャツは20年くらい前に買ったスリードッツのものですが、40代が着るには襟ぐりが開きすぎ。
インナーとして活用しようと捨てる決心がつかなかったけど、ここ5年は間違いなく着ていないのでお役目終了なのでしょう。
メルカリで買ったブルーのニットは、100%リネンなので涼しそうだから買ったのですが、着てみると意外と重く暑い。。。
どれも立派にお役目を果たしてくれたので、感謝の気持ちを伝えてお別れします。
「ときめく」夏物トップス
ときめく夏物トップスは、これだけだった・・・
「汗をかく夏物なのにこんなに少なくて大丈夫?」と心配になりますよね・・・
でも、ときめかないモノを整理する前から、結局この5点しか着ていなかったみたい。
どれも
- 着心地が良い
- 吸水性、吸湿性に優れていて夏でも快適に過ごせる
という特徴を備えたお気に入り。
「会社に行くのは週5だから、トップスも5点あればOKじゃない?」と思います。
たくさんあると、朝「何着ていこう??」と余計な悩みが増える気がします。
ボトムスとの組み合わせで誤魔化せば、「あの人、いっつも同じ服着ているよね・・・」という風には思われていないはず。。
なかなか捨てられなかったワンピースは、全部捨てることに
前回の断捨離で、一番捨てるのが辛かったのが、ワンピース。これでも前回の断捨離で絞り込んだんです。
冷静に今見ると、どれもデザインが古すぎて今着られるモノじゃないんだけど、思い出がいろいろありすぎて捨てられなかった…
ワンピース大好きの私が「似合わなくなったから」という理由でスッキリと捨てられるかなぁ??と凄く心配でした。
ですが、やってみると気持ち良いほどバッサリ捨てられました。
ひとつひとつ触ってときめきチェックをすると「過去には間違いなくときめいたけど、今この服の役目は終わっている」ことがハッキリと分かったからです。
前回の断捨離で処分できなかったのは、おそらくハンガーにかけたままだったり、衣装ケースから出さないまま「捨てるか?残すか?」を考えていたから。
こんまり流に、「全部床に並べて、ひとつひとつ触ってチェック」をやってみると直感で分かります。
あとは、鏡の前で顔に合わせてみると絶望的に似合わな過ぎて「お別れする以外に選択肢がないな…」ということにも気が付きました。
若い頃の良い思い出がたくさん詰まったワンピース類だったけど、全部処分したことで、かなりスッキリしました♪
ときめかないトップスを全部捨てた結果、後悔は?
結論から言うと、捨てて良かったです。
後悔ゼロ。スッキリ!!
捨てる前は、その服が似合っていた頃の思い出にしがみついていたような気がします。
今現在を否定して「あの頃は良かった」「あの頃に戻りたい」と思っていたから、捨てるべき服も捨てられなかった。
- 「また似合う日が来るかも」
- 「この服が似合う自分に戻りたい」
と思っていたんですね。
ですが、似合わなくなった・ときめかないトップスやワンピースを捨てたことで、過去を「もう戻れないモノ」としてきちんと理解し、「思い出」として処理できたみたい。
「現在を否定して過去に執着する」のではなく、「過去と認めて懐かしむ」ことができるようになりました。
ひとつひとつ触って、ときめきチェックをしていると、いろんな思いがよぎります。
- こんな服を着こなせていたなんて、若かったんだなぁ~。
- あの頃は楽しいことがたくさんあった
- でも、今よりも神経質で自分にも厳しかったから、辛いことも今の倍以上あったなぁ~
- 今よりも月曜日に会社に行くのが辛かったっけ・・・日曜日の夜は涙ぐんでいたもんね。。。
- それに比べると、今はおおらかになって生きるのがだいぶ楽になってきたな
- 自分を責めるばかりだった昔に比べると、今はだいぶ自分を大切にできるようになったみたい
なんてことまで考えてしまい、「捨てる」って深いな~と思いました。
「失ったモノ」ではなく、「今現在持っているモノ」に目を向けられるようになった気がします。
まとめ
こんまりさんは、ときめきチェックはトップスからやると感覚をつかみやすいと言っていたけど、本当にその通りでした。
私にとって、服のカテゴリー自体がときめきポイントであるワンピース類を一気に処分する判断ができたことで、自信が付きました。
こんまりさんの本で「片付けとは、モノを通して自分と対話する作業」と書かれていたけど、まさにその通りでした。
自分と対話し理解を深める作業は、気持ちが良いものです。
片付けることで過去への執着を手放し、現在の自分と向き合う準備ができたような気がします。
ときめきチェックのやり方がつかめたので、まずはこの調子でどんどん衣類の片づけを進めていくつもりです。
衣類が終わったら本類⇒書類⇒小物類⇒小銭⇒小物類あれこれ⇒思い出品と進めていって、今年こそ片付かない汚部屋を脱出したいです!!