こんまりメソッドで断捨離中ですが、今回困ったのが繰り越し済みの通帳の捨て方。
シュレッダーを持っていないので、処分に困ってしまいます。
そのまま捨てるのは論外ですが、シュレッダーなしで安全に捨てるにはどうすれば良いのでしょうか?
この記事では、シュレッダーがない人でもできる通帳の安全な捨て方について、まとめています。
通帳の保管期限はどれくらい?
こんまりさん曰く、通帳はさっさと捨てるべきだそうです。
使用済み通帳は使用済です。見返すことはまずありませんし、見返すと預金が増える、なんてこともないので、さっさと捨てましょう。
出典:人生がときめく片付けの魔法
「そっか~。そうだよね~。じゃあ、捨てちゃおう!」と思ったのですが、ちょっと待った!
私は一応個人事業主として、毎年確定申告してるんだった!
確定申告関係の書類は、どれくらい保管しておくべきなんだっけ??
ネットで検索したところ、弥生会計のホームページに以下の記載がありました。
個人の青色申告の場合、帳簿・決算関係書類は7年間、現金預金取引等関係書類も7年間(前々年分所得300万円以下の方は5年間)その他の書類は5年間の保存が必要です。
出典:弥生株式会社
私は通帳の記載を領収書代わりにしているので、5年間は保管しておく必要があることが分かりました。
確定申告に使ったレシートやその他の書類の保管期限は「5年間」と覚えていたのですが、通帳はうっかりしていました。
個人事業主になる前の、ずっと昔の通帳なら捨ててもOKということになります。
ローンを組むことを検討している人は、1年分くらいの通帳は保管しておいた方が良さそうです。
通帳をそのまま捨てると、どうなる?
5年以上前の繰り越し済みの通帳や、既に解約した口座の通帳まで出てきたので、今回迷わず処分することにします。
考えてみたら、古い通帳を持ち続けるリスクも大きいですよね。
万が一古い通帳が盗まれてしまった場合、届出印の陰影を複製されて悪用される可能性があります。
やっぱり捨てられるものは、早く捨てないと!!
ただし、そのまま捨てるわけにもいきません。
通帳には、金融機関名・支店名・口座番号氏名・届出印など、重要な情報が記載されています。
口座番号だけなら万が一流出してしまったとしても何もできないそうですが、金融機関名・支店名と組み合わさると、個人を特定できてしまうんですって。
そうなった場合、偽造されたキャッシュカードなどで預金を引き出されてしまう可能性も・・・
大した預金はない私ですが、やっぱり怖い…
これまで通帳を捨ててきた際には、名前と届出印のところばかり気にしていて、他の情報への注意は不十分だったかも…
今回の断捨離をきっかけに、安全な捨て方を習得しておこうと思います。
繰越済みの通帳は銀行で破棄してくれる?自分で処分するしかない?
「繰り越し済みの通帳って、銀行で引き取って処分してくれないのかな??」と思って調べてみたのですが、銀行では通帳の破棄というサービスは行っていないようでした。
それなら、やっぱり自分で処分するしかない。
自分でできる安全な捨て方としてすぐに思い浮かぶのが、シュレッダーで廃棄する方法。
だけど、私はシュレッダーを持っていないんです。。。
う~ん、どうしよう??
契約書などの重要書類を廃棄する時は書類溶解サービスを利用したけど、通帳を繰り越す度に書類溶解サービスを利用していたのではお金がかかって仕様がないし…
今回は、自分で処分する方法を探すことにします!
シュレッダーがない人でも大丈夫!繰り越し済みの通帳の安全な捨て方!
電動シュレッダー、あったら便利だな~とは思いますが、場所も取るし、それなりのお値段のモノを買わないと紙詰まりしそう・・・
そう思うと、購買意欲が湧かない。。。
それに、利用する頻度はそれほど高くなさそう。
というわけで、今後もシュレッダーがない生活を続けるつもりですが、シュレッダーの代用品は買いました。
この、シュレッダーはさみ。
かなり細かく裁断できて、おすすめです。
見た目のインパクトが凄くて、重くて扱いづらそうなイメージですが、使ってみると案外すんなり。
通帳を切り刻んだ時の写真を撮っておくのを忘れたため、お給料明細を粉砕してみました。
初めに縦にカットしてから、横にハサミを入れて「クロスカット」すると、粉々にできるんです。
1回目は細長い短冊状にし、2回目は短冊状になった部分を横から断裁。
通帳は表紙のところに特に重要な情報が記載されています。
- 口座番号
- 支店名
- 名前
- 届出印
の箇所を特に念入りに粉砕します。
通帳の表紙は厚みがあるので、なかなか手が疲れます。
シュレッダーはさみで通帳を処分するなら、何冊も溜め込まないほうが良いです。
こまめに処理すれば、シュレッダーはさみでも十分だと思いました。
通帳をシュレッダーにかけた後の紙は何ゴミ?
通帳をシュレッダーはさみで粉々にして、一安心。
ところで、粉々になった紙は何ゴミなのでしょうか?
資源ゴミ?
それとも、燃えるゴミで良いの?
私の住んでいる市のホームページには、以下のように掲載されていました。
シュレッダーした紙も、ご家庭から出る少量のものであれば、 雑紙 ざつがみ として出すことができます。
出典:越谷市
資源ゴミとして出すことを推奨されているようです。
でも、シュレッダーした後とは言え、大事な通帳の情報だし、気分的には燃やしてほしい。
まとめて資源ゴミで出して、万が一悪意のある人の手に渡って復元されたら…と、心配になったので、今回の通帳に限っては燃えるゴミで出しました。
万が一誰かに盗まれても必要な情報が復元できないよう、出す袋もいくつかに分けて出しました。
心配したらキリがないけど、できる対策はやっていた方が良いですよね。
まとめ
捨て方が分からず処分に困っていた繰り越し済みの通帳ですが、電動シュレッダーがない人でも、シュレッダーはさみがあれば簡単&安全に捨てることができます。
保管の必要がないのにズルズル持ち続けていても意味がないどころか、盗まれた時のことを考えるとリスクしかありません。
通帳って貴重品という感覚があるので、「古い通帳でも、いつか使うかも」と思ってしまいがちですが、その「いつか」は永遠に来ないので、思い切って捨てるのが正解です。
確定申告やローンの関係で保管の必要がある場合でも、保管期限を過ぎたらすぐに捨てることを心掛けたいです。
今まで捨てたくても捨て方が分からず何となく家にたまっていたものも、こんまりメソッドをきっかけに、どんどん捨てられるようになって、気持ちが良いです♪
この調子で「無駄なモノがない部屋」「部屋にあるモノは全て自分が把握できている」状態を目指して、今後もサクサク片づけを進めていきたいと思います♪