こんまりメソッドで断捨離中ですが、大容量の古いワセリンを見つけてしまい、頭を悩ませることに…
使用期限は切れているから、スキンケアには使いたくない…
かと言って、ただ捨てるのももったいない…と思うほど、大容量なんです。
今回は、使い切れなかった古いワセリンの使い道を調べて、試してみました!
ワセリンの使用期限は?
私が持っているのは、この日本薬局方白色ワセリンで、大容量の500g。
かかとのひび割れ対策に購入したものの、ひび割れにはユースキンの方が効くということが分かり、いつの間にか使わなくなってしまいました。。。
部屋の片隅で埃をかぶっていたのですが、片付け祭りで捨てるか?残すか?決めなくてはいけません。
ワセリンは高純度に精製された石油が原料なので、腐敗や酸化しにくいはず。
だったら結構な年数持つんじゃない??と思ったのですが、使用期限は製造から3年だそうです。
Q:使用期限はどこに書いていますか
A:ボトルの裏側と箱の底に記載がございます。使用期限は製造から3年でございます。
出典:日本薬局方白色ワセリン (60g/500g) | 株式会社サイキョウ・ファーマ
ちなみに、ワセリンは菌が繁殖する環境にないため、開封後でも衛生的に扱っていれば、3年程度は使えるんですって。
そうは言っても、使用期限は化粧品と同じ程度なんですね。。。
ボトルに使用期限が書いてあるとのことなので、手持ちのワセリンのボトルを見てみました。
げっ、2019年2月って、期限を約4年も過ぎてるってこと!?
こんなに大容量のを買うんじゃなかった。。。
期限切れのワセリンのスキンケア以外の使い道!大量に余ったワセリンを有効活用!
大量に余った古いワセリン。
もちろん、これっぽっちも”ときめかない”ので捨てれば良いのかもしれませんが、捨て方が分からないし、それはそれでめんどくさそう。
それに、こんなに大量に余っていると、ただ捨てるのがもったいない!
何か大量消費できるような使い道はないかな??
期限切れだから保湿目的で広範囲に肌につけるのはちょっと。。。
かと言って、掃除に使うとベトベトになりそうだし、どうしよう?
いろいろ調べて私が「これなら使えそう!」と思ったのは、以下の3つの使い道。
ポイント
- 革製品のお手入れ
- 靴擦れ予防に
- ヘアカラーの時の液だれ予防に
【古いワセリンの使い道1】革製品のお手入れ
ワセリンは、肌に膜を張って水分の蒸発を防いだり、摩擦による刺激を防いでくれる効果があります。
この効果は人間の肌限定ではないのだから、牛革などの革製品のお手入れにも使えるということになります。
ワセリンの革製品へ期待できる効果
- 乾燥を防ぐ効果
- 撥水効果
心得ておくべきなのは、「ワセリンに栄養を補う効果はない」という点です。
表面に油膜を張ることで、乾燥を防いだり、水をはじいたりしてくれるだけ。
ですので、乾燥を防ぐ効果は、もともとの革製品に水分があることで初めて発揮できるものです。
もともとの革製品自体に水分がなくカラカラに乾燥している場合は、きちんと専用のお手入れクリームを使ったほうが良いです。
ワセリンを使った革製品のお手入れを試してみました!
買って以来、全くお手入れしていなかった牛革の財布にワセリンを塗ってみます。
ワセリンを綿棒に取り、右側半分に塗り広げていきます。
塗り広げたら、乾いた柔らかい布でふき取っていきます。
拭き終わったところ。右側の方が気持ち色が濃くなって艶が出た気がしますが、気のせいかも。。。
べとつくかな~と心配でしたが、しっとりしなやかになりつつも、意外とサラッとして良い感じ♪
撥水効果を見るために、ワセリンを塗った方と塗らないほうに、それぞれ1滴ずつ水を垂らしてみました。
これも、あまり変わらないな・・・
ただ、手垢などの汚れは確実に落ちたので、それだけでも良かったかも!?
革製品のお手入れを試した感想
- 汚れが落ちた
- しっとりしなやかになった
- ツヤや撥水効果はそれほど変わらない
以上のような結果になりました。
ということは、私が持っているお財布の状態は結構良いということになるので、このままワセリンでのお手入れで乗り切れるかも!?
定期的にお手入れすれば結構消費しそうだし、古いワセリンの使い道としては良さそう♪
明らかに乾いて状態の悪い革製品のお手入れには、栄養が補える革製品専用のクリームが良いと思います。
試す時は、あくまで自己責任で。
また、一回目立たない部分で試して、問題がないことを確認してから塗り広げていくことをおすすめします。
この古いワセリンが消費できたら、革専用のお手入れクリームを購入しよう!
【古いワセリンの使い道2】靴擦れ予防に
ワセリンは膜を張って摩擦の刺激を防ぐ効果があるので、靴擦れ予防にも使えます。
履きなれたパンプスでも、湿度が高い夏は踵が擦れて赤くなってしまうのですが、ワセリンを薄くのばしておくと摩擦から肌を守ってくれるので、水膨れにならないで済みます。
期限切れですが、かかとに少し塗る程度なら、気になりません。
【古いワセリンの使い道3】ヘアカラーの時の液だれ予防に
私は週に1回、ヘナで白髪染めをしています。
その時に髪の生え際にクリームを塗って、液だれと肌が染まってしまうのを防止しているのですが、ワセリンを使う方が保護効果が高いから良さそうだと思いました。
肌に直接つけることになりますが、髪の生え際に少量つけるだけだし、まぁいいかと。。。
まとめ
こんまりメソッドで「捨てるか?残すか?」決める段階なのに、古いワセリンの使い道を探してしまい、少々脱線してしまった感がありますが、無駄にならずに済みそうで良かったです♪
一番大量消費できそうなのが革製品のお手入れですが、ワセリンはあくまで代用品なので、使い終わったらちゃんとした専用のクリームを買おうと思います。
ワセリンは劣化しにくくいろんな使い方ができて便利ですが、使用期限は製造から3年程度です。
私のようにいきなり大容量のモノを買わず、少量のモノから始めるのがおすすめです。