今の住まいに引っ越して12年目くらいになりますが、その間に溜め込んだ不用品が出てくる出てくる…
先延ばし癖があるせいか、ちょっとでも捨て方に疑問があるモノは「ま、後で捨てれば良いか…」と放置してきました。
今回捨てたジッポオイルもそのひとつ。
引火性の強いジッポオイルは捨て方を間違うと危険だから「ちゃんと調べてから捨てよう」と思っているうちに、いつの間にか10年以上経過してしまいました。
今回やっと捨てることができましたが、「こんなに簡単なら、もっと早く捨てれば良かった~。」と思うほどアッサリ捨てられました!
この記事では、余ったジッポオイルの安全な捨て方について調べたことをまとめています。
余ったジッポオイルを捨てたいけど、捨て方が分からない…
今回の断捨離で出てきたジッポオイル。
どういう経緯で購入に至ったのか、全く覚えていません。
確かに若い頃は喫煙していましたが、今の住まいに引っ越す前に禁煙しているし、喫煙の習慣があった時もジッポじゃなくてライターを使っていたんですよね。。。
「ジッポオイルなんて何で買ったんだろう?」と全く思い出せません。
ということは、今の私には全然必要ないモノなので、迷わず捨てます!
ですが、捨て方が分からない。。。
これまでも年に何回かジッポオイルが目に留まり、その度に「使わないんだし、捨てなきゃなぁ。」と思っていたのですが、危険物だし捨て方が難しそう…と思って先延ばしにしてきました。
ですが、今回のこんまりメソッドでは「ときめくモノだけを残す!」と決めているので、いつ買ったか分からないほど存在感のないモノは迷わず捨てることにします!
ジッポオイルには使用期限がない!?
ちなみに、ジッポオイルには明確な使用期限はないと言われています。
そうは言っても、車に入れるガソリンですらなるべく早く使い切った方が良いので、10年以上経ったジッポオイルは間違いなく捨てるべきですよね。。。
それに、使わないモノをいつまでも部屋に置いておいても仕方ない!
ジッポオイルは「引火性の液体」。正しい捨て方をしないと危険!!
今後の私の生活にジッポオイルは全く必要ないので、捨てることにします。
ただし、ジッポオイルは引火性の液体なので、注意して正しい捨て方をしないと危険です。
今回捨てたいのはごく少量ですが、たとえ量が少なくても「火性の液体」が入っている以上、そのまま缶ごとすてるわけにはいきません。
良く調べないと!!
ジッポオイルの安全な捨て方!
今回の断捨離で、アロマオイルや除光液などの他の引火性の液体も捨てました。
なので、何となく捨て方は分かっているつもりですが…
そうは言っても、危険なゴミなので間違った捨て方をするわけにはいきません。
ということで、私が住んでいる地域の正しい捨て方を調べてみました。
ジッポオイルそのものの捨て方がピンポイントで掲載されているわけではありませんが、エンジンオイルの捨て方と同じで良いと思います。
エンジンオイル
区分:燃えるごみ
収集方法:集積所
分け方・出し方:透明または半透明の袋に入れてください(布や紙にオイルをしみこませる)
出典:越谷市
なるほど~。
やっぱりアロマオイルや除光液と同じように、布や紙に染み込ませて燃えるゴミで出せば良いみたい。
自治体によって正しい捨て方は異なりますので、「自治体名+オイル+捨て方」「自治体名+オイル+処分方法」といったキーワードで検索して調べてみてくださいね。
それでは正しい捨て方が分かったところで、早速捨てる作業に入りたいと思います!
ジッポオイルの処分方法
- ビニール袋に新聞紙やキッチンペーパーなどを詰め、ジッポオイルを染み込ませる
- 袋の口は開けたままにして、しばらく放置し、完全に気化させる
- 袋の口を密封し、燃えるゴミとして捨てる
- ジッポオイル缶は燃えないゴミとして捨てる
step
1ビニール袋に新聞紙やキッチンペーパーなどを詰め、ジッポオイルを染み込ませる
ビニール袋の中に、新聞紙やキッチンペーパーを入れ、そこに不要なジッポオイルを流し込みます。
step
2袋の口は開けたままにして、しばらく放置し、完全に気化させる
キッチンペーパーに染み込ませたジッポオイルが、完全に蒸発するのを待ちます。
ジッポオイルは揮発性が高いので、空気に触れさせておくとどんどん蒸発し乾いた状態になります。
なので、染み込ませて放置でOK。
ですが、その際に注意すべき点が2つあります。
- 火気厳禁・高温になる場所や火のそばで作業しない!
- 換気をしながら行う!
作業する際には、火の気のない場所で換気に注意しながら行うようにしましょう。
私は開けた窓のそばに袋を放置していましたが、数時間ですっかり乾きました。
除光液と比べるとそれほど臭いも気にならず、頭が痛くなることもありませんでした。
step
3袋の口を密封し、燃えるゴミとして捨てる
完全に蒸発したのを確認したら、ビニール袋の口を縛り、燃えるゴミで捨てます。
step
4ジッポオイル缶は燃えないゴミとして捨てる
中身が空になったら、缶は燃えないゴミで捨てます。
余ったジッポオイルを捨てずに有効活用する方法
ジッポオイルの原料は、合成イソパラフィン系炭化水素。
2006年頃から、それまでの重質ナフサから合成イソパラフィン系炭化水素に変わったんですって。
合成イソパラフィン系炭化水素は重質ナフサに比べて、引火点が低く揮発性が高く低臭気と言う特徴があります。
だから蒸発しやすいし、作業中に頭が痛くなることもなかったんですね。
そして、合成イソパラフィン系炭化水素には、特に油汚れに対して洗浄力が優れているという特徴もあります。
この性質を利用し、汚れ落としに役立てることもできますよ♪
ジッポオイルの活用方法
- シール剥がし
- 油性マジックの汚れ落とし
- 服についた油汚れを落とす
シール剥がし
シールが上手くはがれず、ベタベタが残ってイライラ…
そんな時に余ったジッポオイルがあると、とても便利です。
ネチャネチャして剥がれないシール部分にジッポオイルを染み込ませ、しばらく放置。
数分経ってから、スポンジなどでこするとキレイに剥がれます!
油性マジックの汚れ落とし
油性マジックを使っていたら、勢い余ってうっかりテーブルや家具にまでインクが…
そんな時は、ジッポオイルを染み込ませたティッシュでサッと拭けば、あっという間にキレイになります。
ダイソー で買った竹製ミラーの裏に油性マジックでわざと落書きして、実験してみました。
ダイソーで買った物とは言え、可愛くて結構お気に入りなので、「落ちなかったらどうしよう…」とちょっとドキドキ。。。
ですが、ジッポオイルを染み込ませたティッシュで、撫でたら簡単に落とせました!
服についた油汚れを落とす
ジッポオイルは、服についた油汚れを落とすのにも向いています。
シミの部分の裏側にタオルなどの布を当て、他のもう一枚の布にジッポオイルをしみ込ませてシミの部分に当て、下の布に汚れ移すイメージで上からトントン何度か叩きます。
ミートソースやカレーの食べこぼしがシミになってしまったときに、とても便利です。
ただし、服の素材によっては色落ちしてしまうことがあるので、まずは目立たない部分で試してからにしましょう。
余ったジッポオイルは、ハクキンカイロの燃料としても使える
ハクキンカイロとは、ハイパワーなのに低燃費で最大約24時間保温でき、繰り返し使えるとてもエコなカイロ。
このハクキンカイロの燃料はベンジンなのですが、ジッポオイルでもOKなんです。
ハクキンカイロは使い捨てカイロの13倍あたたかいとのことなので、冷え性の私には魅力的。
ですが、現在持っていないし、余ったジッポオイルの消費のためにわざわざ買うのもなぁ・・・
さらに、慣れるまでは準備が面倒そうなのと、朝の寒い時間だけ凌げればOKの私には、向いていないかな…と思いました。
アウトドア好きの人や、仕事で長時間寒い環境にいる人には、とても良いカイロだと思います。
ハクキンカイロに興味がある人やすでに持っている人で、余ったジッポオイルの活用法を考えているなら、カイロの燃料として使うのもおすすめです。
まとめ
今回は、「いつ買ったか?」「何のために買ったか?」、全く思い出せないジッポオイルを捨てました。
捨て方を調べるのが面倒で先延ばしにしてきたけど、実際やって見ると「なんでもっと早く捨てなかったんだろう」と思うほど簡単に捨てられました。
「ジッポオイルは布や紙に染み込ませて放置し、燃えるゴミで捨てる。缶は燃えないゴミで捨てる」これだけです。
ただし、正しい処分方法は自治体によって異なるため、自分の住んでいる自治体の指示に従ってください。
「自治体名+オイル+捨て方」「自治体名+オイル+処分方法」といったキーワードで検索すると、情報が引っかかると思います。
作業の際は、くれぐれも火の気のない場所で、換気しながら行うようにしてくださいね。
場所を取るモノではなかったけれど、要らないものがまた一つ部屋からなくなっただけで気分がスッキリしました!