実家では当たり前に使ってて、あって当たり前だと思っていた「アイロン」。
今の住まいで一人暮らしを始めた際にも、迷わず購入しました。
ですが、ここ数年全く使っていないことに気が付きました。
もしかして、今の私にアイロンは必要ない!?
今回の断捨離をきっかけに処分しようかな?
アイロンは必要ない?アイロンがけしなくても暮らせるか?
アイロンを捨てる前に、「本当に必要ない?アイロンがけしなくても暮らせるか?」について真剣に考えてみました。
結論から言うと、「アイロン無しでも暮らせます」。
私はここ5~6年ほど、アイロンをかけた記憶がありません。
もともとアイロンがけが苦手で、あの時間が苦痛で仕方ないんです。。。
家事で一番苦手なのはアイロンがけ。やり終わった後は気持ちいいんだけどね。かなり古いアイロンだから重いし新しいアイロン台も欲しいと思いつつ早や十数年。滝藤賢一がCMしているレノアリセットはどれくらいシワがでないんだろう?アイロン必要ないレベルか?
— Papillon (@papillonmonica) November 14, 2021
「一番嫌いな家事はアイロンがけ」と言う人も結構いるようで、「私だけじゃないんだ」と安心しました。
アイロンをかけるまでの準備がまずおっくうに感じます。
アイロン台を出して作業するスペースを作り、スプレーを用意してスイッチを入れてアイロンをあたためる。
たったこれだけのことですが、めんどくさがりの私にとってはストレス。
さらに、実際のアイロンがけが上手くできない。。。
以前はパリッとしたシャツが好きだったのですが、アイロンがけが苦痛過ぎてシャツを着るのを避けるようになりました。
苦手なアイロンがけを避け続けて、いつの間にやら5、6年が経過。。。
「あれ?もう私にアイロンは必要ないんじゃない?」と思ったので、今回の断捨離をきっかけに処分しようと考え中。
「アイロンが必要ない生活」を送る方法!
「今の私に、アイロンは必要ないかも…」と思ったので処分しようと思うのですが、捨ててから後悔したくない…
捨てる前に、ここ数年を振り返り「アイロンが必要ない生活を実現する方法」を備忘録としてまとめておこうと思います。
アイロンが必要ない生活
- シワになりにくい服を選ぶ
- カジュアル系のファッションにする
- 脱水は軽めにする
- 叩いてしわを伸ばしてから干す
- 立てて収納する
- シワのついた服はお風呂上りの浴室内にかけておく
- シワは霧吹きで濡らしてドライヤーで乾かす
- ハンカチはタオルハンカチを選ぶ
シワになりにくい服を選ぶ
ポリエステル・ナイロン・ウールなどの素材は、シワになりにくいのでノーアイロンで着られます。
リネンやコットンなどの天然素材はシワになりやすいですが、シャツではなくニットを選べばOK。
織り物であるシャツに比べて、編み物であるニットは伸縮性が高く、折り曲がっても元の状態に戻りやすいため、シワになりにくいんです。
最近は、アイロン不要の「ニットシャツ」というものもあるんですって。
シャツ着用がマストの人は、そういった商品を選ぶのも良いですね。
カジュアル系のファッションにする
ノーアイロン生活の実現には、「ファッションのテイストをカジュアル中心にする」というのも有効です。
カチッとした改まったドレッシーなファッションでは、ツヤが重視され、シワは敵となります。
反対に、カジュアルファッションでは、洗いざらしのシワがある状態が「こなれ感」を演出してくれます。
シワになりやすいリネンシャツも、アイロンをかけずに適度にシワをつけたまま着たほうがラフな印象となり素敵に感じることも。
私の場合はただアイロンがめんどくさいだけですが、「このクシャッとした風合いが魅力なのよね~」と思いながら着ています♪
私は若い頃はドレッシーな服が好みだったのですが、40代になってからはすっかりカジュアルに。
そうしたらアイロン不要になり、本当にラクになりました♪
脱水は軽めにする
服のシワ予防には、脱水を軽めにするのがおすすめ。
完全に脱水しないまま干すことで、水の重みでシワを伸ばすことができます。
シワになりやすいリネンシャツは、脱水を短時間にすることで仕上がりが全然違うので試してみてください。
叩いてしわを伸ばしてから干す
ハンガーに掛ける際に洗濯物を3~4回しっかり上下に振って大きなしわを伸ばし、さらに掛けた後に小じわを手で叩いて伸ばしてから干すと、けっこうキレイに仕上がります。
立てて収納する
こんまりメソッドで推奨されているのは「立てる収納」。
洋服をたたんだら「重ねる」のではなく、「立てて」収納します。
こんまりさん曰く「洋服のシワはじつは折りたたんだ回数の多さではなく、プレスされたシワの濃さによって目立つようになる」とのこと。
つまり、「重ねる」収納だと、洋服の重みで生地がプレスされてしまい、深いシワができてしまいます。
アイロン不要の生活を目指すなら「立てる」収納にするのがおすすめです。
シワのついた服はお風呂上りの浴室内にかけておく
「一日着たスーツにシワができてしまった!」そんな時は、お風呂上りの湿気が十分にある浴室内に30分ほど干しておくと良いです。
シワが伸びたのを確認したら、今度は風通しの良い場所で陰干しして湿気を飛ばしましょう。
シワは霧吹きで濡らしてドライヤーで乾かす
シワになっている部分に霧吹きで軽く水をかけて湿らせます。
その後、ドライヤーを使って服を乾かすと、アイロン要らずでシワが伸びた状態に。
ハンカチはタオルハンカチを選ぶ
ハンカチを選ぶ際は、シワになりにくいタオルハンカチを選ぶのがおすすめ。
アイロンが必要ないので、お手入れが簡単。
たくさん汗をかく季節や忙しい時も、シワを気にせず使うことができます。
一人暮らしの私が「アイロンは必要ない」と感じた7つの理由
ここ数年どうやって「アイロンが必要ない生活」を送ってきたのか振り返り、「ノーアイロンでも暮らせそうだな。」と思いました。
今度は、そもそもどうして「アイロンは必要ない」と感じたのか、という点についてもまとめておきます。
私が「アイロンは必要ない」と思った理由は、以下の7つ。
アイロンが必要ないと思う理由
- 手間や時間がかかる
- うまくかけられない
- 服を焦がしてしまうリスクがある
- 収納場所を取る
- アイロンが必要な服が少ない
- 消し忘れが心配になる
- やけどが怖い
手間や時間がかかる
思い立ったらすぐにかけられないのが、一番ストレス。
いざアイロンをかけようと思っても、アイロン台を出したりスチーム機能も使うなら水を入れたり、スプレーを出したり…
アイロン台を広げる場所も確保しないといけないし…
作業そのものにも時間がかかるし、アイロンがけが終わってからも、また仕舞う作業が待っています。。。
考えただけで面倒になって、先延ばしにしちゃいます。
そうしていつの間にか、しわくちゃになった服は着なくなる…というパターン。
うまくかけられない
「アイロンがけが下手」というのも「私にはアイロンは必要ないな」と思う理由のひとつ。
私がとても不器用なせいなんですが、シャツだったらボタンの周りや袖の部分が上手くかけられず、思ったような仕上がりにならなくてイライラ…
かける度に嫌気がさしてしまいます。
服を焦がしてしまうリスクがある
温度設定をミスったのか、お気に入りのワンピースを焦がして(溶かして?)しまったことがあります。
もう20年以上前のことですが、今でもハッキリとあのワンピースの色味と質感を思い出せるほどお気に入りだったのに…
自分の家事スキルが低すぎるのが原因なのは分かっているんですが、軽くトラウマになり、アイロン嫌いに。
収納場所を取る
アイロン台、霧吹きスプレーなど、アイロン本体以外の物も必要だから、一式を収納する場所にも悩みます。
見えてしまうと生活感丸出しになるから隠したいけど、アイロン台がまた場所を取るんですよね。
アイロン本体をカゴやケースに入れるにも、耐熱でなければ不安だし…
と、いろいろ頭を悩ませる原因になるので、「アイロンが必要ない生活を送った方がストレスないかも…」と思うようになりました。
アイロンが必要な服が少ない
アイロンがけが嫌い過ぎるせいで、アイロン無しでも着られる服ばかり選ぶようになってしまいました。
服買う基準がもうアイロン必要ないかどうかになりつつある
— elsxia (@elsxia) May 8, 2021
良かった。私だけじゃないみたい。
リネンシャツも持っているけど、水分を十分に含んだ状態でシワを伸ばして干すことで対応できています。
おはようございます。中学生組と小学生組は給食の白衣は隔週で持って帰ってきます。まさか、3セットになるとはwいつか4セット重なるという奇跡がくる日がくるのかwアイロン嫌いな母はつらいですw #給食白衣 #アイロン pic.twitter.com/sxPYsWGoi8
— アキコサン@シンプルライフ (@rymrpi) October 17, 2020
私は一人暮らしだからノーアイロンでも暮らしていけるけど、お子さんがいるご家庭のお母さんはそうはいかないですよね。
本当にお疲れ様です。
消し忘れが心配になる
アイロンをかけた後は冷めないとしまえないので、アイロン台に立てておきます。
完全に冷めるまではかなり時間がかかるので、そのまま出かけることも。
そして外出先でふと「アイロンちゃんと消したっけ?」と心配に…
「消し忘れたとしても、立ててあるから大丈夫だと思うけど、地震が来て倒れたら火事になるかも…」なんて妄想が膨らみます。
実際に消し忘れて出掛けたことはないのですが、出先で心配になると居ても立っても居られなくなるんですよね。
そんな不安を味わうくらいなら、「アイロン無し生活で良いかな」という気持ちに。
やけどが怖い
シャツのボタン周りなど細かい部分のアイロンがけの時に、指先がうっかりアイロンに触れて「アチッ!」となってしまうことも。
私が不器用なせいなんですが…
これも、アイロンが嫌いな理由のひとつです。
アイロンは必要ない!アイロンの捨て方は?
ここ数年、アイロン無し生活をストレスなく続けていることから、「今の私にアイロンは必要ない」という結論に至りました。
片づけ祭りで洋服もますます少なくなったし、今の生活スタイルに大きな変化がなければ、今後もノーアイロンで過ごせそう。
アイロンが嫌いになった理由も再確認できたし、「これまで働いてくれてありがとう。もっと早く解放してあげられなくてゴメンナサイ。」という言葉と共にお別れしたいと思います。
だけど、アイロンってどうやって捨てるの?
私が住んでいる地域の捨て方を調べてみたところ、「燃えないゴミ」でした。
アイロン
区分:燃えないごみ
収集方法:集積所
分け方・出し方:黄色のかごに入れてください
出典:越谷市
地域によっては資源ゴミの場合もあるので、「アイロン+捨て方+地域名」などのキーワードで検索して調べてみてください。
ちなみに、アイロン台は粗大ゴミ扱いだったので、400円でシールを買って回収してもらいました。
まとめ
「アイロンが必要ない生活」は、かなり快適。
20代、30代の頃はアイロン嫌いなくせにシャツが好きだったので「アイロン無しはありえない!」と思っていたけど、「ストレスなく暮らすこと」を最優先した結果、ノーアイロン生活に。
私と同じようにアイロン嫌いの人は試してみてください。
今後もしアイロンが必要になったらまた買えば良いし、その時にはアイロン嫌いの私にピッタリの便利な商品が出ているかも♪
場所を取るアイロン台も、重くて生活感丸出しのアイロンも処分できてスッキリしました!