「売れると思うと捨てられない…」と、何年も散らかった部屋でイライラ過ごしてきた私。
それが、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」と、やましたひでこさんの「人生を変える断捨離」を読んでから変わりました。
もちろん、ベストなのは捨てるよりも誰かに再利用してもらうことだと思います。
その方がモノにとっても幸せだしね。
なので、普段から部屋が片付いている人や、時間がかかっても良いから納得いく形でモノを手放したい人は、売ったり誰かに譲ったりするほうが良いでしょう。
ですが、私みたいに散らかった部屋でくつろげない状態が続いている人は、「売れると思うと捨てられない…」とグズグズしているよりも思い切って捨てるほうがスッキリするかもしれません。
この記事では、売らずに思い切って捨てて良かったたことや、「売れると思うと捨てられない…」という思考を断ち切る考え方をまとめています。
売れると思うと捨てられない…散らかった部屋でイライラ…
優柔不断で行動力のない私は、モノを溜め込みがち。
要らないものは捨てたいと思いつつ、「もしからしたらメルカリやヤフオクで売れるかも…」と思うと処分できない。。。
そんな状態で何年も過ごしてきました。
特に洋服。
「ネットで出品したら売れるだろうな…」と思う服が結構あり、それを取っておくことでスペースがなくなり、散らかった部屋でイライラ…
部屋が汚いから出品用の写真を撮る気にもならないし、出品自体がめんどくさくなって、そこからまた数年経過…
その間思い切って何着か捨ててみたけど、「あぁ~あのコート出品してたら結構高く売れてただろうな…」とちょっと後悔。。。
その後も相変わらず雑然とした部屋でイライラしながら、「もし捨てた後で急に出品したくなって後悔したら?」と思うと捨てる踏ん切りがつかない状態でした。
それがここ数年、「このままじゃダメだ。自分を変えたい。」という思いが強くなり、そんな時に読んだのがこんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」とやましたひでこさんの「人生を変える断捨離」。
この2冊に影響され、「売れると思うと捨てられない…」という思考から抜け出すことができました!
売れると思うと捨てられない…思い切って捨てて良かったこと!
売れると思うと捨てられない…という思考をやめて、あえて売らずに捨てて良かったことは、以下の通りです。
売らずに捨てるメリット
- 短期間で一気に片付く
- 一気に片付いたことで「二度とあの汚い部屋には戻りたくない」という思いが強くなった
- 一気に捨てると罪悪感があり「もう無駄な買い物はしない」と無駄遣いが減った
短期間で一気に片付く
売れそうだと思ってもあえて売らずに捨てる一番のメリットが、これ。
とにかくスピーディーに片付くことです。
メルカリやヤフオクに出品するにせよ、買取サービスを利用するにせよ、手間や時間がかかります。
相手の都合もあるので、自分が手放したいときに手放せない。。。
ですが、敢えて捨てることを選ぶと、短期間で一気に部屋が片付くんです!
一気に片付くと、気持ちもスッキリ!
一気に片付いたことで「二度とあの汚い部屋には戻りたくない」という思いが強くなった
売らずに捨てると、短期間で一気に部屋が片付きます。
そのインパクトは凄いもので、長年住んでいる自分の部屋なのに全く違った景色に見える!
特に今まで隠れていた部分の床が見えたり、汚くて近寄りたくなかったスペースがキレイになると、意識がガラッと変わります。
気のせいじゃなく、部屋の空気も澄んだものに変わったと思います!
家に帰ってきても、気持ちが良い!
これまでの散らかった部屋をいかに自分がストレスに感じていたかを実感し、「二度とあの汚い部屋には戻りたくない!!」と強く思えるように。
これまでは、なんとな~くチョコチョコ片付けて、いつのまにかリバウンド…ということを繰り返してきましたが、今後はあの散らかり放題の部屋には戻らない自信ができました!
もともとそこそこ片付いた部屋をキープできている人は良いんですが、私みたいなタイプは売らずに捨てて一気に片付けたほうが意識改革が成功しやすいと思います。
一気に捨てると罪悪感があり「もう無駄な買い物はしない」と無駄遣いが減った
一気に捨てると、強い罪悪感を覚えます。
売れば「誰かがまた利用してくれるなら、無駄じゃなかった。」と思えるのですが、捨てるとやっぱり心が傷むんです。
特に一度も利用しなかった洋服や靴などを捨てる際には、「使わないのに何で買っちゃったんだろう。こんな私のところに無駄に来させてゴメンね…」とモノに申し訳なく思うんですよね。
その罪悪感から、「今後は同じことを繰り返さないようにしよう!」という思いが強くなり、無駄遣いが減ります。
私は今回の片づけ祭りを経験し、明らかに物欲が減りました。
ちょっと素敵な服を見かけても、簡単に心が動かなくなったし「今持っているので十分だし、必要ない。」と思えるように。
そのため、無駄遣いが減ったと思います。これは嬉しい誤算でした♪
今シーズン買い足した服は、リネンのシャツ1枚だけ。
5年は着られそうだと納得して買い、即活用しているので大満足♪
今後、衝動買いで無駄遣いすることはなくなりそうです!
売れると思うと捨てられない…その心理とは?
売れると思うと捨てられない…と思って、散らかった部屋で安らげないまま過ごしている人は、一言で言うと「今の自分をおろそかにしている」「今を生きていない」んだと思います。
- 「売らずに捨てちゃって、後悔したらどうしよう…」
- 「今は売る気になれないけど、捨てた後で出品したくなったら?」
- 「同じようなモノが高く売れているのを見つけたら、損した気分になるに違いない…」
- 「めったに使わないけど、5年に一度くらい役に立つことがあるから…」
- 「前にメルカリに出品して結構高く売れたことがあるから、ただ捨てるのはもったいない…」
こんな気持ちになって、捨てるのを躊躇してしまうんだと思います。
でもよく考えてみたらこれって、「過去の成功体験」や「起こるかどうかも分からない未来への不安」ばっかり。
「”今”の自分がどうしたいのか?」は、全く無視されている状態です。
本当に大切にするべきなのは、「今の自分」のはずなのに…
「売れると思うと捨てられない…」から抜け出すには?
「売れると思うと捨てられない」のは、過去への執着や未来への不安にとらわれているから。
捨てたいのに後悔するのが怖くて捨てられない…と思ったら、「一番大切にすべきなのは、”今”の自分だ」ということを思い出すと良いです。
過去への執着や未来への不安にとらわれすぎて、今ごちゃごちゃした部屋で落ち着かない生活を送るなんて馬鹿らしいですよね。
今の自分をおろそかにしていたら、良い未来なんて待っているはずがない。
「起こるかどうかわからない未来の出来事よりも、今を気持ち良く過ごすことの方が大切」と考えると踏ん切りがつくのではないかと思います。
実際に捨ててしまってちょっと後悔することもありますが、散らかった部屋での不快な状態を続けてまで取っておくべきだったと思えるものはありません。
確かに売れば数万円にはなったかもしれませんが、その分時間は確実に節約できたのでお得だったかも!?
イライラしながら数万円稼ぐよりも、その時間をスッキリ片付いた部屋でリラックスして過ごすほうが、私には価値があったと思うし、その快適な「今」が、より良い未来につながっている気がします♪
まとめ
私が今まで片づけられなかったのは、「過去への執着」と「未来への不安」が原因でした。
特に「未来への不安」が大きいようで、「いつか使うかも」「いつか売りたくなるかも」と考えてしまい、捨てられずに部屋がモノで溢れることに…
それが、こんまりさん、やましたひでこさんの著書と出会い、「大切にすべきなのは”今の自分”」「今の自分がときめくか?」という判断基準を持つことができるようになったおかげで、「売れると思うと捨てられない…」から抜け出すことができました。
時間を優先し、売れそうなモノも敢えて捨てるという選択をしたことで、「損しても後悔しても自分で決めたことだから自分の責任。何かあっても対応できる。」という自信も生まれた気がします。
「売れると思うと捨てられない…」とモヤモヤして過ごすよりも、思い切って捨ててみる。
もちろん後で悔やむことになるかもしれませんが、行動を起こしたほうが学びもあるし、どんな結果にになっても納得できます。
もちろん、ベストなのは捨てるよりも誰かに再利用してもらうことです。
冒頭の繰り返しになりますが、普段から部屋が片付いている人や、処分に時間と手間をかけても良い人は、売ったり誰かに譲ったりするほうがモノも喜ぶと思います。
ですが私みたいに、、散らかった部屋でくつろげない状態が続いている人は、「売らずに捨てる」という方法も試してみる価値はありますよ!