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片付け・断捨離

買ったものが「もったいなくて使えない病」を治したい!

2023年4月1日

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こんまりメソッドで片付け祭りを続けてきましたが、この祭りで顕著になったのが「もったいなくて使えない」という根深い病です。。。

これまで「自分にはそういう傾向があるな」という程度には認識していましたが、まさかこれほどとは思っていませんでした。

断捨離で捨てた大部分が「”もったいなくて使えない”と取っておいた結果、結局ほとんど使わずに捨てることになったモノたち」だったんです。。。

今回は「もったいなくて使えない」の心理を考えてみました。

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ぼっち三毛

「もったいなくて使えない病」を克服したことで、どんな変化があったかについてもまとめています!

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断捨離で気が付いた「もったいなくて使えない病」

買ったものが、もったいなくて使えません。

「これ素敵!欲しい!」と一目惚れして買ったモノはもちろん、手持ちのモノが古くなってその代わりに買った物すらもったいなくて使えない…

例えば、お気に入りのワンピース。

高かったから「特別な時に着よう」と思って年に数回程度しか着ない。

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ぼっち三毛

そのうちに流行遅れになってしまい、結局数回しか着ないまま捨てることに・・・

バッグも今使っているモノが古くなってきたから買い替えたはずなのに、「今のが使えるうちは」と使い続けてしまい、新しく買った物は何か月も押し入れに入ったまま…ということも。

プレゼントで貰った入浴剤も「もったいなくて使えない…」と保管しているうちに香りが飛んでしまうし、お気に入りのアロマオイルのストックは使わないうちに期限切れを迎えました。

奮発して買った高級フェイスクリームは「大事な日の数日前から使おう」とケチったばかりに、結局使いきれないまま使用期限切れに…

「もったいなくて使えない病」の自覚は何となくあったものの、ここまで酷いと分かったのは今回の断捨離がきっかけです。

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ぼっち三毛

今回の断捨離で大量に捨てたモノのほとんどが、この「もったいなくて使えない病」の犠牲者たちでした。。。

モノの役割は「持ち主の役に立つこと」なのに、その能力を発揮させてあげられず、しまい込んでいるうちに賞味期限や使用期限切れ、流行遅れになってしまい、捨てるしかないことに。。。

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ぼっち三毛

モノを持つ目的は「使って気分良く過ごすこと」のはずなのに、「持つこと自体が目的」になってしまうとおかしなことになります。

ワンピースはお気に入りのうちにガンガン着たほうがいいし、入浴剤やアロマオイル、化粧品は心地良い時間を過ごすために使用期限切れになる前にちゃんと使ったほうが絶対にお得!

使わないとモノが活きないし、持ち主との生きた関係も築けないから不活性エネルギーを発することになって、モノにも持ち主にも良くない。。。

どうしたらこの「もったいなくて使えない病」を治すことができるんでしょうか??

克服のために、まずは「もったいなくて使えない」の心理を考えてみることにします

「もったいなくて使えない」の心理とは?

買った物が「もったいなくて使えない病」というのは、「執着心」のあらわれです。

執着心とは、「事物に固執し、とらわれること」。

そのモノを失うことに恐怖心があり、しがみつく気持ちが根底にあります。

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ぼっち三毛

なぜ、モノを失うことに怯えてしまうのかというと、自分自身の内面ではなく、外側に幸せがあると思っているからです。

「良いところもあるし悪いところもあるけど、自分は自分でいい」と今の自分にOKが出せれば、それだけで満たされるので、自分の外側(モノ)に執着することはなくなるはずですが、それができない。

だから、服や靴、化粧品などの持ち物に幸せを求めて「手放すのが怖い」という状態になってしまうんです。

ここ数年で凄く身に染みて自覚できてきたのですが、これまでの私は人の評価を気にしすぎていて、それで人生無駄に苦しんできました。

小さい頃から親の機嫌が良ければハッピーで、機嫌が悪いとビクビクする毎日だったので、「親に認められたい。そうすれば親の機嫌が良くなって私も幸せになれる」と思い込んできました。

親の呪縛からいい加減に解放されるべき社会人になってからも「周りに認められなきゃ自分の価値はない」と思っていたんです。

いつもいつも「『自分の外側(他人の評価や持ち物)』に幸せや成功のカギがある」と思い込んで生きてきたので、人やモノに対する執着心は人一倍強かったと思います。

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ぼっち三毛

でも、人の気持ちはいつ変わるか分からないし、モノはいつか壊れるものです。
幸せを自分の外側に求めていたら、いつまで経っても幸せになれない!

そんなことに40代半ば~50代間近になって、やっと気が付きました。

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「もったいなくて使えない病」は、仕事にも悪影響!?

「もったいなくて使えない」という物への執着心は、自分の外側に幸せがあると思い込んでいるのが原因。

自分の内面が満たされていれば「誰にも奪われることはないし、減っていくこともない」という絶対の幸せが手に入るのに、それができないから、モノが「奪われる」、「減っていく」ことに怯えてしまう。

そして「奪われる」、「減っていく」恐怖は、「足りてない」「十分ではない」という焦燥感もセットになっているから、「出し惜しみ」するケチな感覚が身に付いてしまいます。

その対象が自分の持ち物だけに留まっていれば良いのですが、いつの間にか自分の能力や人の幸せを喜ぶ気持ちすら「出し惜しみ」することに…

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ぼっち三毛

自分の能力が「足りてない」「十分ではない」と思っているから、「そこまでやる必要はない」「自分はこの程度の実力だ」などと、自分で勝手に 自分の能力の限界を決めてしまう。

自分の知識やスキルが人の役に立つとは思っていないから、「こうすると良いよ」というアドバイスをするのも躊躇してしまう。

モノは誰かにあげたら減るけど、自分の能力や親切心は誰かに与えれば感謝されて自分も嬉しくなる…むしろ増えていくんですよね。

だけど、「もったいなくて使えない」というケチな心理が染みついていると、それが分からなくなってしまい、自分の能力も出し惜しみしてしまう。

「自分はこれぐらいしか能力がない」「だから誰の役にも立てない」と思えば、その思っている能力以上は発揮できません。

今までの私が、まさにコレでした。

「もったいなくて使えない」⇒「使わないともったいない」に変わったら、毎日ご機嫌に♪

「もったいなくて使えない病」について深く考えてみたところ、

  • 自分が満たされていないから幸せを外側(モノ)に求める
  • 自分を幸せにしてくれるモノを失うことを恐れ、しがみついてしまう
  • モノを出し惜しむ「足りてない」「十分ではない」という心理は、無意識のうちに自分の能力にも制限をかける
  • 制限をかけた能力が、本当の自分の能力となってしまう

ということが理解できました。

そうしたら、「もったいなくて使えない病」を克服したい!と思えるように。

モノがなくても自分が満たされていれば幸せ。

そのベースの幸せがあれば、「モノ」というのは「なくても良いけど、あったらもっと幸せ💛」というプラスアルファに過ぎないから、惜しみなく使ってその役割を全うさせてあげないと損ですよね。

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ぼっち三毛

一朝一夕に「自分が満たされた状態」にはなれないけど、まずはモノを惜しみなく使うことから始めてみました。

どこにも出かけない日でもお気に入りの服を着て過ごすようになったし、頂き物のお菓子もすぐに食べて、ちゃんと楽しむ。

大好きな香りのルームフレグランスやアロマオイル、入浴剤も自分が使いたいタイミングで躊躇せずに使う。

いつも良い香りのする部屋になったし、仕事のストレスを抱えて家に帰ってきても、ドアを開けた途端大好きな香りがフワッと香って、凄く癒される。

部屋の中のモノとの活きた関係が築けるようになったせいか、心なしか前よりもずっと居心地が良くなった気がするし、夜も良く眠れる。

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ぼっち三毛

少しずつですが確実に、ご機嫌でいられる日が増えてきています♪

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「もったいなくて使えない」をやめたら、仕事でも良い変化が!

自分の意識を「もったいなくて使えない」⇒「使わないともったいない」に変えたちょうどそのタイミングで、仕事の環境にも変化がありました。

新人さんの教育を任されることになったのですが、これまでの私だったら「自分が人を教えるなんてできないし、そこまでやる立場じゃないので、他の人を当たってください」と逃げていたと思います。

ですが、今回は良い意味で「どうにでもなれ」と思えるようになったので、とりあえず引き受けました。

自分の能力が「足りてない」「十分ではない」と感じていて「業界の経験が浅い自分が人に教えるなんて、荷が重いな…」と思っていましたが、蓋を開けてみたら案外上手くいっていて自分でもビックリ。

自分にとっては大した知識じゃなくても、新人さんにとっては役立つことだし、ちょっとしたアドバイスも感謝されて「こんな程度の自分でも役に立つんだ」と自信につながりました。

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ぼっち三毛

これまで「足りないから減るのが怖い」と思うばかりで、「与える」という意識で生きたことが一度もなかったことを自覚…

人に教えることで自分の理解度も深まるし、自分の知っている範囲で良いから惜しみなく情報をシェアすることで良い人間関係も築ける。

分からいないことは知ったかぶりせずに、「私じゃ分からないので、〇〇さんに聞いてみてようか。」ということで自分も新しい知識を身につけることができる。

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ぼっち三毛

職場がちょっとだけ楽しくなりました♪

今後は「モノにも全力投球してもらうし、私自身もベストを尽くしたい!」

「奪われる」意識や、「減っていく」ことに対する恐怖心は、無意識のうちに仕事や人生にも悪影響を及ぼしていたみたい。

モノの役割を発揮させずに温存しようとする癖は、無意識に自分の能力に対しても制限をかけて出し惜しみするようになります。

力の出し惜しみをしていると本気が出せなくなるので、いつも一段階低い自己評価と他者評価に落ち着いてしまう

そうすると、いつまで経っても自分を認められず、ますます外側(モノ)に幸せを求めて執着する…という悪循環に。

「もったいなくて使えない」⇒「使わないともったいない」に変えたことで、少しずつですが自分が満たされていくのを感じています。

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ぼっち三毛

今後は、モノも自分の能力も惜しみなく使って、心地良く過ごせるようにしたい。

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まとめ

私の「もったいなくて使えない病」は、モノを活かせないだけじゃなく、自分の能力や気持ちの出し惜しみにもつながる「重症」な部類だったようです。。。

「モノがある状態」を見て満たされる、お気に入りのモノを眺めていると、心の隙間も埋まったような気がしていました。

「失うことを恐れ、しがみつきたい気持ち」が仕事や人間関係にも影響していたなんて…

モノの本来の役割や自分の得意分野を発揮できるかどうかは、自分の意識次第。

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ぼっち三毛

「モノも自分の力も出し惜しみしないで、思いっきり使う。」そうすることで気持ち良く過ごせることが分かりました。

今後は、お気に入りはどんどん使うし、自分に制限をかけないで「とりあえず、やってみる。」を習慣にしたいと思います♪

こんまりメソッドで片づけを始めてから、新たに気づくことばかり。

もっと早くこんまりさんの本に出合えていればなぁ、と思いますが、何事も始めるのに遅すぎるということはないはず。

今後も片づけを通して新たな自分を発見できそうで、楽しみです♪

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