こんまりメソッドで、片付け祭り開催中。
衣類が終わったので、次は本の整理に移ります。
手持の本の中でも、量が多くて一番時間がかかりそうなのが、読み物系の文庫本。
数えてみたら155冊も出てきて、げんなり・・・
それも、ほとんどが埃まみれで汚れています。。。
触るのも嫌で「汚れた本は燃えるゴミとして捨てちゃった良いんじゃない?」という気持ちになりました。
結論から言うと、埃程度の汚れなら資源ごみとして出すのが正しい方法みたい。
一冊一冊ホコリを掃って紐で縛り、正しい方法で捨てたことで、気持ちもスッキリ。
ワクワクする時間を与えてくれたことに感謝しつつ、気持ち良くお別れできました♪
埃で汚れた本が大量に出てきた…燃えるゴミで良い?
今回の本の断捨離では、まずは読み物を整理。
推理小説などの娯楽として気軽に読める本が大好きで、週末にブックオフに行ってはまとめ買いし、土日に引きこもり状態で読む・・・というのが習慣になっていた時期がありました。
今は他にいろいろやることがあって、そんな習慣がなくなってしまいましたが、「いつかまた読み返すかも・・・」と捨てられなかったんです。
本棚には収納しきれず、「とりあえずココに全部積み上げおこう」と、ロフトスペースに全部置いたまま、数年が経過。。。
今回「よし、片付けるぞ!」と久々にロフトスペースに積みあがった文庫本をチェックしたところ、すべて埃まみれ。。。
なんか触るのも嫌だし、「いっそのこと燃えるゴミとして捨てちゃう??」と迷いました。
「これだけ埃で汚れた本って、資源ごみとして出せるのかな??」という疑問も湧いてきます。。。
そこで、私が住んでいる地域のゴミ分別方法を調べてみました。
結論から言うと、埃かぶった程度の汚れだったら、燃えるゴミじゃなく資源ごみとして出すのが正解みたいです。
ホコリ程度の汚れなら、燃えるゴミではなく古紙回収の日に出すのが正解!
「汚れた本 燃えるゴミ」で検索したら、「雑紙を燃えるごみに捨てていませんか? - 越谷市」という越谷市のページが上位にきました。。。
ゴメンナサイ。まさに燃えるゴミとして捨てようとしていました。。。
「雑紙(ざつがみ)」に分類されない紙は以下のような特殊な紙です。
- 人工的な強いにおいがついたもの(例 線香、香水、洗剤、入浴剤、石けん等の入っていた箱)
- 汚れが落ちない箱(例 クリームなどがついてしまったケーキ箱等)
- 防水加工のしてあるもの(例 紙コップ、アイスの紙カップ、ヨーグルトの紙カップ等)
- ビニールが貼られたもの(例 ビニールコーティングされた紙袋や雑誌の表紙等)
- 写真、写真印刷用のプリント用紙
- 感熱紙(例 ファクス用紙、レシート等)
- 油紙
- カーボン紙
出典:越谷市
クリームべったりなどの「落ちない汚れ」なら、燃えるゴミとして出すしかないですが、掃ったり拭いたりすれば落ちるホコリなら、綺麗にしてから古紙回収の日に出すのが正解のようです。
読み捨てにした本と言えども、一時的にでもワクワクする時間をくれたモノだから、ちゃんと正しい方法でお別れしよう!
汚れた本をきれいにして古紙回収の日に出す準備!
今回は、ときめきチェックは省略。
文庫本は「全部捨てよう」と最初から決めていたからです。
あくまでも娯楽として読んだ小説だから「今後も手元に残しておきたい、人生を変えた一冊」なんてないし、何よりもホコリで汚れているし。
ということで、ときめきチェックはパスして、古紙回収の日に出す準備を行いました。
ホコリを落とす
まずは、ホコリが酷いものを乾いた紙で軽くなでて、きれいにしました。
換気しながらやったのですが、ハウスダストのアレルギーがある私は、途中でくしゃみと鼻水が止まらなくなり、しばしば休憩をはさみながらの作業です。
終わってから気が付いたのですが、ハンディタイプのクイックルワイパーを使えば、埃が舞い散るのを防げたから、アレルギーも抑えられたのでは・・・と思いました♪
5,6冊ずつ、ひもでしばる
ダイソーで買った荷造り用の紐で、5、6冊ずつの束にして縛っていきます。
床に文庫本を全部広げた時には、あまりの量に圧倒され、紐で縛るなんて永遠に終わらなそう・・・と思っていましたが、意外と短時間で終わりました。
ばらけていた時には「凄い量」と思っていましたが、縛ってみるとそれほどでもない。
今回ひもで縛った捨てる文庫本は、全部で153冊。
ひとつひとつ手に取る前は、「すべてが汚れた本」と思っていましたが、ホコリで汚れていたのは、153冊中20冊くらいかな。
それもちょっと掃えば落とせるような汚れだったので、資源ごみとして有効に再利用してもらえそうです。
一冊一冊手に取り、紐で縛る作業は意外と楽しく、ときめきチェックも兼ねられる!
作業を始める前は、「汚れた本なんて触りたくないし、全部燃えるゴミとして出しちゃおうかな?」と思っていましたが、作業を始めると意外と楽しく終わった後の達成感が凄かったです。
ホコリの有無をチェックして紐で縛るという作業をすると、必然的に一冊一冊手に取ることになり、これがときめきチェックにもなっていたみたい。
全部捨てるつもりで始めた作業中、「あ、これはときめくんだった。」という本が2冊見つかり、捨てずに残すことにしました。
文庫本は全部で155冊あったのですが、そのうちの2冊は残し、153冊を捨てることに。
ときめく2冊はこちら。
どちらも若い頃夢中で読んだ作家の本。
他の作品もたくさんあったはずなのに、実家に置いてきたり、いつの間にか捨てちゃったりしたのかな?
もう一度、他の作品を読み返してみたい♪
こんな風に「ときめく本」を思い出せたのは、資源ごみとして出す準備をしたから。
「汚れた本だから燃えるゴミで良いや」と、乱暴に捨てていたら思い出すこともなかったかもしれません。
最近は読書の習慣もなくなっていましたが、「ひたすら物語に集中する、あのシンとした静かな時間」を懐かしく思い出しました。
一冊一冊手にとってホコリをチェックして、ひもで縛る・・・という作業を繰り返している間は、作業だけに集中していたからちょっとしたマインドフルネス状態でした。
余計なことを考えずにひたすら作業をし、終えた後はお部屋もスッキリ!同時に、今週のストレスもスッキリ♪
とても有意義な時間となりました♪
ちゃんと資源ゴミとして処分した方が、気持ち良くお別れできる
私が持っていた文庫本は、
- 定価ではなく、ブックオフで安く仕入れた
- 娯楽や暇つぶし目的の読み捨てにできるもの
- 一度読んだら再読しない
- 保存状態が悪かったので、埃だらけで汚れてる
といったものばかり。
「特別大切な本なんてないし、汚れてるから触りたくもない・・・燃えるゴミで捨てちゃおうかな?」と思っていました。
こんまりさんの本を読む前だったら、実際に燃えるゴミで捨てちゃってたかも。。。
でも、こんまりさんの本で
- すべてのモノはあなたの役に立ちたいと思っている
- ときめいていないものは純粋に「外に出たい」と思っている
- モノを捨てるときは「全く使わなくてごめんなさい」と思うのではなく「私と出会ってくれてありがとう」「いってらっしゃい。また戻ってきてね」と元気に送り出してあげる
といった言葉を読み、モノに対する考えが変わりました。
どんなモノでも私と出会ってくれたことに感謝しつつ、そのモノにとって最善の形で送り出してあげたいな~と思うように。
その対象が本の場合は、再利用できる資源ごみとして出すのがベストだと思いました。
本なんだから、生まれ変わるまでの間も、同じ紙の仲間と一緒に居られた方が幸せなはずだよね♪
汚れた本だからと言って、燃えるゴミに混ぜて乱暴に捨てていたら罪悪感が残ったと思いますが、手間をかけても資源ごみとして捨てたことで、罪悪感なく捨てることができました。
- 「ワクワクする時間を与えてくれてありがとう」
- 「読書の楽しみを思い出させてくれてありがとう」
という言葉とともに気持ち良くお別れできました♪
まとめ
汚れた本といっても、ベタベタの油汚れなどではなくホコリ程度の汚れなら、資源ごみとして捨てるのが正しいみたい。
今回、埃まみれになった文庫本を一冊一冊手に取り綺麗にしてからひもで縛り、資源ごみとして出したことで
- 燃えるゴミとして乱暴に捨てるよりも、気持ち良くお別れできた
- 一冊一冊手に取る作業がときめきチェックも兼ねることになり、好きな本を思い出すことができた
- 読書の習慣を取り戻せそう
といってメリットがありました。
「捨てるモノ、残すモノ」を選ぶことで、あいまいだった自分の輪郭がどんどんクリアになっていく気がします♪