こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を読み、片付け祭りを開催中です。
前回トップスを断捨離したので、今回はボトムスを整理しました。
トップスでときめきチェックのコツが分かったので、「ボトムスは手持ちの数が少ないから余裕で終わるなぁ~。」と思っていましたが、案外手こずりました。
迷ったときの選び方にも触れていますので、断捨離中の人の参考になればと思います♪
ボトムスのときめきチェックが難しい・・・よく着るけどときめかない服はどうする?
トップスは「あれもこれもときめく気がする」という感じで迷いましたが、ボトムスはどれもときめかない気がして、残すものを選ぶのが難しい。
こんまりさんによると、「心臓に近いアイテムは、ときめくかどうかの判断がしやすい」とのことだったので、ボトムスの判断が難しいのは当たり前なのかも。
また、私の手持ちのボトムスの数が少なすぎるというのも、判断に迷う原因のひとつかもしれません。
正しい方法を知らなかった頃の断捨離でバサバサ捨てたので、オンシーズン、オフシーズン合わせてこれだけ・・・
これだけで、よく社会生活送ってこれたな、私。。。
という感じなのですが、あまり不便を感じていないです。
そして、どれもこれもときめかない。。。
- いっそのこと、全部捨てちゃう?
- こんまりさんの本では「ときめかないものは捨ててしまって大丈夫。一度手放しても致命傷になることはない」と書かれていたけど、捨てちゃったら明日から着ていく服がない…
- かと言って、ときめかないモノを残しても理想の生活にはならないんでしょう??
- どうしよう???
と、ぐちゃぐちゃ悩み始めて、2時間近く経過。
埒が明かないので、こんまりさんの本を読み返してみたところ、参考になる選び方を見つけました。
ときめくかどうか迷ったときの選び方
- ときめく服ベスト3のように、比べて選ぶのが分かりやすい
- それでもときめくかどうかが分からない場合は、ぎゅっと抱きしめてみると良い
- 「ときめかないけど必要なモノ」の本当の役割を考える
モノ単体でときめくかどうかの判断をするのは難しいので「洋服の中でベスト3と言えばこれかな」という感じでモノとモノとを比較して選ぶと良いらしいです。
なるほど、これは分かりやすいです。
ぎゅっと抱きしめてみるのは、あまりピンと来なかったけど、「ときめかないけど必要なモノ」の本当の役割を考えるというのも参考になりました。
何の変哲もない黒のスキニーやコットンパンツなんて、はっきり言ってときめかないですが、それでも「必要」だし、よく着ている。
そこで、「この何の変哲もない色とデザインが、トップスの良さを引き立ててくれるのね。とても奥ゆかしくて素敵!」といったように無理にでも褒めまくる。
そうすると、本当にそのように見えてくるから不思議です。
その結果、ようやくときめくボトムスと、ときめかないお役目終了のボトムスのチェックが終了しました。
「ときめかない」お役目終了のボトムスたち
触ってひとつひとつときめきチェックをするまでもなく、一目で「お役目終了」が歴然としているボトムスたちがこちら。
何故かと言うと、もうこの丈のスカートをはくことはないと思うから。
ギリギリひざは隠れる丈ですが、今の私にとっては「短い」と感じます。
過去の自分に執着していたから、捨てられなかった??
2年前くらいまでは着ていても違和感がなかったのですが、今はもうダメですね。。。
自分の今の顔と、これをはいた下半身がマッチしません。。。
要するに「老けた」ということなのですが、それを認めたくないから持ち続けていたのかなぁ???
このスカートたちが目にはいる度に「あぁ、あのスカートお気に入りだったのに、今の老けた私じゃ着こなせないんだよね・・・」と落ち込んできましたが、それって凄く無駄な時間ですよね。
私の歳で一度似合わなくなった服は、いくらダイエットしてもスキンケア頑張っても、二度と似合うようにはなりません。
メンタルが弱い私は、「自分と他人を比較してクヨクヨするのは、やめよう。」と常々思っていますが、過去の自分と比べて落ち込むのも同じことです。
この服が似合っていた頃の自分と、今の自分とは別モノと考え、今の自分に目を向けることが大切なんですよね。
ときめいていないモノを持ち続けるのは、「モノ」が可哀そう
「なんだか似合わなくなったなぁ~。」と思ってはかなくなってから、2、3年うちの衣装ケースに閉じ込めていました。
こんまりさんによると、「すべてのモノはあなたの役に立ちたいと思っている」そうで、ときめいていないモノたちは、純粋に「外に出たい」と思っているんですって。
そう思うと、着なくなった段階ですぐに自由にしてあげれば良かったのに、2年以上縛り付けていて申し訳ない気持ちになります。
黒のスカートは日常では着ないけど、仕事の面接などの少し改まった場では着るので「どうしようかな?」と迷いましたが、一度手放すことにします。
必要になったらまた買うことになると思いますが、その時にはちゃんと吟味して、今の自分に合ったスカートを選ぼうと思います♪
「ときめく」ボトムス
比較して選んだ結果、残ったボトムスたち。
こんなに少なくて大丈夫かな??
でも、どれも
- 季節関係なく1年中着られる
- どんなトップスにも合わせやすい
- 着る人の年齢を選ばない(おばさんが着ても大丈夫)
といった特徴があるため、着倒しているモノたちです。
ときめかないボトムスは、もともと全く着ていなかったので、これまでもこの4点で生活してきたんでしょう。
朝の身支度で洋服のことであれこれ悩むのが凄くストレスなので、選択肢は極限まで減らしたい。
なので、私にとっては、これくらいでちょうど良さそうです♪
何年か前までは「洋服は数を持っていた方が、楽しいよね♪」と思っていたのに、いつの間にか考え方も変わってきたみたい。
洋服の断捨離を通して、新たな自分を発見することもあります。
まとめ
トップスに比べると量が少ないし、すぐに終わると思っていたボトムスの断捨離ですが、意外と難しくて手こずりました。
迷ったときは、
- ときめく服ベスト3のように、比べて選ぶ
- それでもときめくかどうかが分からない場合は、ぎゅっと抱きしめてみる
- 「ときめかないけど必要なモノ」の本当の役割を考える
といった方法が役立つと分かり、今後の片づけ祭りに活かせそうです。
似合わなくなった短い丈のスカートを思い切って処分したことで、「似合っていた頃の自分に戻らなきゃ」という無駄な義務感みたいなモノもスッキリ捨てることができました。
アラフィフになったら人生残りがどれくらいあるか分からないんだし、過去の自分と比べて落ち込むのはやめて、今の自分に集中して楽しみたい♪
洋服を整理しただけで、そんなことまで考えさせられるとは。
やっぱり片付けって、奥が深いし楽しいです♪