こんまりメソッドで小物類を整理していたところ、汚れた硬貨が数枚出てきました。
緑色の錆びがついたものと、ベタベタした汚れに劣化した輪ゴムの一部が付着した10円玉です。
小銭とは言え立派なお金なのに、こんなに粗末に扱っているから貧乏なのかも。反省。。。
そのままお財布に入れたくない…と思うほどの状態なので、どうしたものか??
破れた紙幣は交換してもらえると聞いたことがありますが、汚れた硬貨も交換してもらえるのでしょうか?
「してもらえるとしたら交換場所はどこ?」と、いろいろ疑問に思ったので、調べてみました。
汚れた硬貨は交換してもらえるの?交換場所は?
こまごまとした小物類を整理していたら、1円玉、5円玉、10円玉などの硬貨がたくさん出てきました。
机とノートPCの隙間や引き出しの中、棚の上、鞄の奥…といったあらゆる場所から、発見されます。
お札だったら自分が把握していない場所に合って忘れていた…なんてことないのに。
小銭だって立派なお金なのに、扱いが雑過ぎますよね。。。
だからお金が貯まらないのかもしれません。
こんまりさんによると小銭は「なんとなく小物」の代表選手だそうです。
おうちの中で小銭を見つけた時の処置としては「即、お財布行き」が正しいんですって。
私もこんまりさんに倣ってお財布に入れようとしたのですが・・・お財布に入れるのをためらうほど汚れた硬貨を発見。
錆びついて緑色に変色したものと、ベタベタした汚れに劣化した輪ゴムの一部が付着した10円玉です。。。
そのままお財布に入れたくないし、このままコンビニやスーパーのセルフレジに投入したら故障すると思うので、使うこともできません。
お札が破れた場合は交換してくれると聞いたことがありますが、硬貨の場合でも交換可能なのでしょうか?
調べてみたところ、いくつかの銀行のホームページに記載がありました。
Q:破れた紙幣や汚れた硬貨を交換できますか
A:お近くの京都銀行の窓口にてご入金にてお受付いたします。ご両替でのお受付はできません。
紙幣・硬貨の状態やによっては、一旦お預かりしてお時間をいただく場合もございますので、ご了承ください。出典:京都銀行
Q:汚れた硬貨は、両替してもらえますか?
A:汚れの程度によって、即日両替が可能な場合と日本銀行へ鑑定依頼する場合がございます。最寄の佐賀銀行本支店窓口にてご相談ください。→店舗・ATMのご案内
※2週間程度日数を要します。出典:佐賀銀行
金融機関によって扱いが違うようなので、まずは、口座を持っている銀行に相談するしかないみたい。
損傷の度合いによっては日銀に送って判定してもらうことになるので、ある程度の時間を覚悟したほうが良いですね。
日本銀行では損傷したお金を新しいお金と交換してくれるので、銀行に断られた場合は直接日本銀行に持ち込む方が早いかもしれません。
日本銀行は、損傷したお金を、法令等に定める基準に基づき、新しいお金に引換えます。
また、損傷していなくても、流通に不便なお金(例えば、肖像が聖徳太子の一万円券や記念貨など)についても、引換えを行います。
この引換えは、日本銀行の本店とすべての支店において受け付けます。なお、日本銀行の電算センター(東京都府中市)、発券センター(埼玉県戸田市)、国内事務所および海外駐在員事務所では受け付けておりませんので、ご留意ください。
出典:日本銀行
私が住んでいる地域の最寄は戸田か・・・小銭のために行くには遠いなぁ・・・
自分で小銭をきれいにしても良いの?
私が今回交換したい硬貨は、30円程度。
それだけために日本銀行へ交通費をかけて行くのは、ちょっとなぁ…
おまけに受付時間は、平日の9:00~15:00だから、仕事があって無理。
口座のある銀行に相談するにも、受付窓口が開いている時間帯に行く機会はなかなかありません。
硬貨数枚だし、自分できれいにする方法ってないかな?
ただそれ以前に、「小銭を自分で磨いたりしてきれいにするのって合法なの?」という疑問もふと思い浮かびました。
お札を意図的に破ったりするのは違法だよね?
調べてみたところ、小銭を磨いてきれいにすることはOKとのこと。
NGなのは、損傷し鋳つぶす行為。
なので、変形や損傷には気を付ける必要があり、きれいにするためとは言え、やすりや金属でこすったりするのはNGということになります。
貨幣損傷等取締法
① 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。
② 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。
③ 第一項又は前項の規定に違反した者は、これを一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
表面に付いた汚れを落としてきれいにすることや、酸化して変色した硬貨を化学反応によりきれいにするのはOKということですね。
小銭をきれいにするために磨く行為自体は、禁じられていないようで安心しました。
汚れた小銭を自分できれいにする方法!
日本の現行のお金は、1円玉を除いてほぼ銅製なんだそうです。
だったら銅をきれいにする方法を知っておけば、OKかな。
今回きれいにしたのは、緑色の錆と、ベタベタした粘着物に劣化した輪ゴムが付いて取れなくなった10円玉。
まず、錆は酸性を含む調味料に浸して数分おき、表面を歯ブラシなどで軽くこすると良いんですって。
酢、レモン汁、クエン酸などのほか、ソースやケチャップといった調味料でも効果があるとのこと。
まずは、クエン酸を溶かした水に数分浸して、歯ブラシで磨いてみました。
青錆びはきれいになったものの、粘着物にくっついた輪ゴムが取れない。。。
酸性のトイレ用洗剤やおふろ用洗剤に浸してみたらどうだろう?
お風呂の湯アカをドロドロに溶かす強力な酸性洗剤「技職人魂 風呂職人」に浸しましたが、やっぱり取れない。。。
ただし、色はどんどんきれいになっていきます!あともうちょっとな気がする!
付着している汚れはベタベタした粘着物なので、ベタベタ汚れを落とす方法を参考にします。
シールのベタベタはハンドクリームや除光液などのアルコールなどで落とせるので、小銭についたベタベタ汚れもこの方法で落とせるのでは?
除光液は捨てたばかりで手元にないので、ハンドクリームを10円玉に塗って数分放置。
ベトベトにくっついた輪ゴムは、取れました!
ですが、あともうちょっときれいにしたい。
正体不明の黒っぽい汚れが落とせません。
改めて酸性の洗剤「技職人魂 風呂職人」につけて、今度は数時間放置。
数時間後、歯ブラシで擦ったら、ほぼきれいになりました!
うわ~い!これで、安心して支払いにも使えます♪
まとめ
これまで放置していた小銭の多さに驚きました。
小銭貯金するつもりで袋に入れて保存していたものもありますが、結局は節約や貯金にはつながっていません。
久しぶりに見た小銭たちは、変色したり汚れが付着したり、錆びた匂いがしたりして、可哀そうな有様。。。
こんまりさんによると、この状態は「小銭のお金としてのプライド丸つぶれの様子」だそうです。反省…
汚れた硬貨は交換してもらえますが、わざわざ銀行に行く手間を考えると、普段からお財布に入れてきちんと使ってあげるのが一番だと思いました。
これからはお金の管理をちゃんとして、小銭のお金としてのプライドを守ってあげたいと思います!