皆さん、全然活用していない古い料理本ってどうしてるんでしょうか??
こんまりメソッドで片付け祭り開催中なんですが、料理下手&料理嫌いの癖に(だから?)料理本が結構あることに気が付きました。
中には「こんなのあったっけ?いつ買ったっけ?」と思うようなものも。。。
手に取って見ると、どれもこれも自分にとって必要に見えてきて、ときめきチェックが難しかったです。
今回は、料理本を例にした「必要な本が選べないときの考え方」をまとめてみました。
古い料理本どうしてる?活用していない料理のレシピ本が11冊も出てきた!
料理が得意じゃないし、あまり好きじゃない。。。その割にはレシピ本だけは結構持っていたみたい。
今回、ときめきチェックのために本棚から取り出してみてビックリです。
雑誌の付録も含めると、合計11冊も出てきました。
2、3冊はあるな・・・という感覚だったのに、まさか10冊以上持っていたとは!
20代、30代の頃に買いそろえたもので、今は全くと言って良いほど活用していません。
料理上手な方や片付け上手な方は、古い料理本どうしてるんでしょうか??
見ない料理本 捨てるか取っておくか…悩む( ̄~ ̄;)
— 鳥井小愛*プロフ見てね♪ (@lock_on_teru) December 12, 2012
すごく昔の料理本
捨てるか残すか
— ねこのおかげ (@shokonorekishi) June 11, 2020
↑ やっぱり同じように悩んでいる人がいるみたいですね。
今日は料理本断捨離した、作りたいページだけ残してさよなら(・ω・)ノ
— あまなつねいろ (@amanatsuneiro) January 30, 2015
なるほど。迷ったときは、作りたいページだけ切り取ってファイリングするという手がありますね!
参考になります。
捨てるべき?残すべき?迷ったときの考え方!
こんまりメソッドで断捨離中、
- 「ときめくか?ときめかないか?」
- 「捨てるべきか?残すべきか?」
と、判断に迷うことがあります。
そんな時は、「そのモノが持つ本当の役割を考える」のが、こんまりメソッドです。
この料理本たちは、私に料理のレシピを教えてくれる役割があります。
その本のレシピを参考に、私に料理を作らせるために存在しているということ。
これらの本たちは、10年以上私の家に存在しています。
そんなに長い間私の家にいるのに、これまでに一度も作ったことがない料理のレシピなんて、私の人生には必要ないということになります。
「どうして料理本を捨てられないのか?」を考えてみる
「そのモノが持つ本当の役割を考え」た結果、これまでに一度も作ったことがない料理のレシピなんて、私の人生には必要ないという結論に至りました。
ということは、大半の料理本を捨てることになります。
「こんなに大量に捨てちゃって良いのかな?他の人たちは、古い料理本をどうしてるんだろう?」と疑問に思いつつ、一冊一冊手に取ってみました。
必要なモノだけ残して後はキッパリ捨てよう・・・と思ってページを開くと、結構作ってみたい料理があったりして「ときめくかも・・・」と迷ってしまう。。。
↓ この本とか、健康に良さそうなレシピがたくさん。。。
↓ こっちは、マスターすれば確実に料理の腕が上がるよね、きっと。
う~ん、どれも捨てがたい。。。
捨てられないのは「もったいない」と思うからではなく、「私にとって必要」と感じるからです。
その根底には、「料理のレパートリーを増やして、料理上手にならなきゃ!」という気持ちがありました。
「なりたい。」ではなく、「ならなきゃ!」と思っていたんです。
「女性なら料理上手であるべき。」と自分に偏見を押し付け、縛っていたみたい。
捨てられなかった理由
- 「料理上手にならなきゃ」と思っていた
- 「女性なら料理上手であるべき。」という「あるべき論」に縛られていた
それでも活用できなかったのは、本当は料理が好きじゃなく、負担に感じていたからだと思います。
10年以上家にある古い料理本を一度も活用していないなんて、本当に料理が好きじゃないんだよね??
そこまで負担に感じることを、無理してやる必要あるのかな?
一度も使わなかった古い料理本。私にとっての本当の役割は何だったのか?
料理本の本来の役割は「持ち主に料理のレシピを伝えること」。
それなのに、一度も活用してもらえなかった料理本たちには、本当に可哀そうなことをしました。
持ち主に存在すら思い出してもらえず、本棚でホコリをかぶりながら、「旅立ちたい」と思ってたはずです。。。
それでも無駄な出会いなんて一つもあるわけがなく、私と出会ってくれた何かしらの意味があるはずです。
その点についても考えてみました。
私と出会ってくれた意味は?
- いくら料理本を増やしても料理は上達しないことを教えてくれた
- そもそも、凝った料理を作る必要ある?という疑問に気づかせてくれた
- 「私は料理が好きじゃない」という事実を認めるきっかけになった
本棚をいくら料理本で満たしても、見ているだけで料理が上達するわけではありません。
料理好き&料理上手な人って、料理本の活用、どうしてるんでしょうか?
とにかく私は、あまり料理を楽しめるタイプじゃないみたいで、レシピ本を見ながら料理をすることを億劫に感じてしまいます。
「めんどうだなあ」と思いながら作るから、レシピ本を見ながらの料理はどんどんやらなくなってしまって、一度目を通しただけの本がたくさんある・・・という状態に。
これらの古い料理本を見て料理をする機会なんて、年に1、2度くらいかな。
毎日の食事は、レシピ本が不要な「煮れば良いだけ」「焼けば良いだけ」の料理と呼べないような料理です。
それで十分健康に過ごせているし、一人暮らしだから味について誰かに文句を言われるわけでもない。
そうこうしているうちに、「そもそも、一人暮らしで料理嫌いなのに、無理して凝った料理を覚える必要ある?」という疑問に行きつきました。
手料理を食べさせる相手なんていないわけだから、自分が許せる味付けで、健康に害のない範囲で、ゆる~く自炊生活すれば、それでOKなんじゃない?
「女性なら料理上手であるべき。」と自分に偏見を押し付けるのはやめて、「ストレスにならない範囲で、できることだけやっていこう。」と思えるように。
思い出してみると、これらの古い料理本を買い集めていた頃は、
- 「レシピ本を見ながら完璧に料理をしなきゃ」
- 「レシピ本を見なくても再現できるようにならなきゃ」
と考えて、時間的にも精神的にも自分を追い込んでストレスに感じていました。
ですが、そのストレスを経て
- 「めんどくさい。もう、テキトーでいいや」
- 「健康に害のない範囲で、できることだけやろう。」
- 「私は料理が好きじゃないんだ。それを認めよう。」
と割り切った瞬間、義務感から解放され、毎日がとてもラクになりました。
これも、活用できていない古い料理本の存在がなければ、気付かなかったことだと思います。
料理が下手でも一人暮らしの私は誰にも迷惑かけないし、良いや♪
ただし、外食やコンビニ食だと健康にもお財布にも良くないから、煮るだけ焼くだけ料理で過ごそう。
そしてたまにレシピ本を見ながら凝った料理を作って、自分を褒めてあげようかな♪と思うと、大半の古い料理本は不要ということになりました!
「女性なら料理上手であるべき。」と思っていた頃の完璧主義から脱することができた気がします。
残ったのは料理嫌いの私でも「繰り返し作ったレシピが載っている本」!
「みんな、古い料理本どうしてるのかな?」と疑問に思ったものの、こんまり流片づけ術で重要なのは「自分がときめくかどうか?」です。
その本の本来の役割や私と出会ってくれた意味を考えた上で、一冊一冊手に取ってみると、すんなりとときめきチェックが終了しました。
これまで何度か繰り返して作ったレシピが載っている本は、やっぱり”ときめく”んですね。
細々とではありますが、自分との関係性が活きている本ということなので、ときめくのは当たり前なのかも。
料理嫌いの私が、年に何回か思い出したように作ってしまうレシピということは、相当自分に合っているんだと思うので、迷わず残すことにしました♪
ちょっと迷った本は、お気に入りのレシピを切り抜き
「自分以外の人って、古い料理本どうしてるのかな?」と思って、いろいろ調べたら、お気に入りのページだけ切り抜いてファイルに保存している人が多いみたい。
ずっとサボって放置してた、雑誌のレシピ切り抜きをちゃんとファイルに入れた。えらい。 pic.twitter.com/ahX72ZBZ6S
— いつき (@_Itsu029) August 25, 2022
私も真似っ子して、気になったページだけ残すことにしました♪
まとめ
部屋が散らかった状態が当たり前で、それをどうにかするのが精一杯。
本棚の整理まで気がまわらない状態で10年以上過ごしてきましたが、こんまり流片づけ術で本棚が見違えるほどスッキリしました。
こんまりメソッドで片づけを始めていなければ、古い料理本の存在も思い出せなかったし、ましてや「他の人たちは古い料理本、どうしてるんだろう?」なんて疑問すら湧いてきませんでした。
こんまりさん提唱の「片づけの順番」を守った結果、料理本の整理にまで行きつくことができたわけですが、それとともに過去のガチガチの完璧主義だった自分を思い出し、ちょっと切ない気持ちに。。。
料理本ひとつにも、自分の悩みの歴史みたいなものが見えてきて、興味深かったです。
不要になった料理本とともに、自分を縛っていた思い込みとも気持ち良くお別れすることができました!