こんまり流片づけ術で断捨離中。
今回は、靴を整理しました。
一番悩んだのが、今は履かないんだけど色や形が大好きで捨てられない靴。
以前断捨離したときにはどうしても捨てられませんでしたが、こんまりメソッドでときめきチェックをしたら無事捨てることができました!
この記事では、履かない靴は捨てるべき理由と、実際に捨てた靴の実例などをまとめています。
どうしても捨てられないときの対処法も掲載していますので、私と同じように「履かない靴が捨てられない・・・」と悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
履かない靴は捨てるのが正解!その理由とは?
履かない靴が捨てられない・・・
ときめきチェックをすると、色や形がお気に入り過ぎて、ときめく気がするんです。
でも、今は一切履かない。。。
買ってから一度も履いていない靴もあるし、1、2回履いたけど痛いから履かなくなってしまった靴もあります。
今までは「もったいない」「見た目が好きすぎて捨てられない」と思って溜め込んでいたけど、今回こんまり流片付け祭りでは「履いていない靴は捨てる」と決めました。
こんまりさんの本や、やましたひでこさんの本を読むと、履いていない靴を溜め込んでおきたいと思わなくなりますよ!
ときめいていないものは純粋に「外に出たい」と思っている
こんまりさんによると「すべてのモノはあなたの役に立ちたいと思っている」そうで、ときめいていないものは純粋に「外に出たい」と思っているんですって。
この言葉を読み、履いていないけどお気に入りの靴を捨てる決心をしました。
いくら見た目が大好きで以前は良く履いていたとしても、今の自分がそのモノをちゃんと使ってあげていないなら、その靴のお役目は終了しているということ。
今はときめいていないことになります。
今は全く履かなくなってしまった靴は「役に立ちたいけど、自分の役目はもう終わっちゃったんだな・・・でも手放してくれないから旅立てない・・・」と思っているような気がして可哀そうになりました。
「過去のときめきを与えてくれてありがとう」という言葉とともにお別れしたいと思います。
一度も履かなかった靴にも役割がある。その役割に感謝して手放すべき
こんまりさんは「一度も着ていない服も必ず役割があるから、その役割を果たしてくれたことに感謝して手放す」って言ってたけど、靴にも同じことが言えますよね。
一度も履いていない靴や、買ったはいいけど履いてみると痛いから履かなくなった靴にも役割があって、この出会いは必然だったということです。
「私と出会ってくれてありがとう」「買ったときのときめきを与えてくれてありがとう。」という言葉をかけて、お別れするのが正解だと思いました。
無駄に捨てるという罪悪感がなくなり、気持ち良くお別れできそう。
履いていない靴は、持ち主との関係性において『不活性エネルギー』を発しているようなもの
また、やましたひでこさんの本にあった「『着ることのない服』は、持ち主との関係性において『不活性エネルギー』を発しているようなもの」という言葉も参考になります。
『履くことのない靴』も『不活性エネルギー』を発していることになり、その『不活性エネルギー』を浴びる持ち主にも良い影響があるとは思えません。
履いていない靴を持ち続けているのって、モノにとっても可哀そうだし、自分にとっても良いことない・・・
やっぱり思い切って捨てるのが正解なんです。
ときめくけど履かない靴を思い切って捨てた!
もともとある程度断捨離済でしたが、今回はこれ以上減らせないレベルまで減らしました。
事例① ダイアナのスウェード黒パンプス
30代半ばあたりに買った靴。
形・色・デザイン、どれを取っても好みドンピシャ。
- 大好きなスウェード素材
- どんな服にも合わせやすい黒
- 9㎝ヒール+ポインテッドトゥ
- 足がキレイに見える
大のお気に入りで、大事な仕事の打ち合わせとかデートとか、ここぞという時に履いていた記憶があります。
20代から30代の頃は少しでもスタイル良く見せたくて、高いヒールのパンプスを頑張って履いていました。
ヒールやトゥの先端がすり減ってくると修理に出して、大切に履いていたんですよね。
大好きな靴だったんですが、40代に入ってからは「なんか違うよね?似合わなくなった?」と違和感があって履かなくなりました。
あとは、高いヒールを長時間履くと疲れるし、足も痛くなる。
それを我慢して履く意味が分からなくなった。というのも理由のひとつです。
若い頃は、
- その靴を履いた自分が他人からどう見えるか?
- 好みのデザインか?
を重視して選んできました。
ですが、この靴を履かなくなってからは
- 疲れない
- 痛くならない
- 長時間快適に歩ける
という点を何よりも重視して選ぶようになりました。
他人軸ではなく自分軸で選ぶようになったということですよね。
過去は間違いなくときめいていたこの靴も、今の私の価値観には合わなくなったということ。
他人軸で選んでいた頃にときめいていたものだからです。
今は快適さを何よりも重視したいわけですから、履くと疲れるこの靴にはもはや「ときめいていない」んです。
見た時、触った時に「ときめく気がする」のは、過去のときめきの名残なんだと思います。
デザインが好み過ぎて、長年履かないのに捨てられなかったこの靴も、お役目終了ということ。
「若い頃、ときめきを与えてくれてありがとう。」「若い頃との価値観の変化を認識させてくれてありがとう。」と感謝しつつ、手放します。
事例② ショートブーツ
2年くらい前に買ったこのショートブーツは、迷わず捨てます。
全体的にくたびれてきたし、ヒールのせいで長時間歩くと疲れる・・・
疲れるから、最近ではめったに履かなくなっていました。今の私には、ヒールのある靴は無理みたい。
機能的にも寿命を迎えているし、今の私の価値観にも合わなくなってしまったので、2年頑張ってくれたことに感謝しつつ捨てることにしました。
事例③ メルカリで買ったフラットシューズ
メルカリで買ったフラットシューズ。
安かったし、良いブランドの物だったし、色や形が気に入って買いました。
ですが、私の足に合わず、痛くて疲れる。。。
「メルカリで靴を買うのはどうかな?」とは思ったのですが、「フラットシューズだからどれを選んでも楽に履けそう。」と安易に考えたのが失敗でした。
そもそもサイズが合わなくて大きいんです。
中敷きを入れたりして調整してみたのですが、ダメでした。
サイズが合わないから、ちょっと履いただけで疲れるし、痛みがある。
- メルカリで靴を買うのは慎重にした方が良い
- フラットシューズでも自分にとって履き心地が良くないものはある
と教えてくれたので、感謝してお別れします。
事例④ メルカリで買ったグリーンのパンプス
こちらもメルカリで購入。
前の事例と同様、「フラットシューズだから、どれを選んでも履き心地が良いはず」と思い込んでいた頃に購入しました。
私の足には合わず、失敗。。。
同じ間違いを2度も繰り返したので、これ以降はフラットシューズだからと言って安易にネットで買うのはやめました。
また、ネットの画像の色と実際の色が違ったことも、履かなくなった理由のひとつ。
自分が思っていたよりも鮮やかなグリーンだったため、手持ちのどの服にも似合わなかったんです。。。
- ネットで買った靴は届いてみるまで実際の色は分からない
- フラットシューズでも自分にとって履き心地が良くないものはある
ということを教えてくれました。
事例⑤ メルカリで買ったムートンブーツ
これもメルカリで買いました・・・
実際履いてみると結構モコモコで、おばさんには似合わないな・・・と思ったので、一度も履いていない靴です。
冷え性が酷いので室内履きにしようかな・・・と思ったのですが、それはダメ!!
何故かと言うと、こんまりメソッドでは「部屋着にするから」は禁句だから。
「ときめくものだけ残したはずの部屋でときめかない部屋着を着ていたら意味がないから」だそう。
靴も同じことですよね。
ときめいていないのに、もったいないから室内履きにしようとしても、どうせ履かないままです。
「私と出会ってくれてありがとう。買ったときのときめきを与えてくれてありがとう。」と感謝して、捨てることにします。
事例⑥ GUで買ったエスパドリーユ
安いし、楽そうだから買ったのですが、一度も履いていない靴のひとつ。
理由は、素足で履くべきだと思うので、冷え性の私には履く機会がないから・・・
極度の冷え性なので、真夏でもストッキングは履いていたいんです。
あの薄いナイロン1枚まとうだけで、足の冷えがだいぶ違います。
冷房で冷えたオフィスで素足だと足がつるほど冷えてしまうので、素足は無理。。。
かと言って、ストッキングにエスパドリーユを合わせるのって、ちょっと。。。と思って履いていません。
一度も履いていない靴だから、もったいなくて捨てられなかったけど、「買ったときのときめきを与えてくれてありがとう。」と感謝の言葉をかけて捨てることにします。
残すと決めた靴は6点
今履いている靴は、この6点。
- フラットシューズ・・・3足
- 冬用のスリッポン・・・1足
- スニーカー・・・1足
- レインシューズ・・・1足
これで6足。
フラットシューズは主に通勤用で、交代で履きまわしています。
冬は、中にファーがあしらわれた暖かなムートンスリッポンも仲間入り。
スニーカーは、主に休日用。
その他、レインシューズが一足だけ。
今の私には、この6足だけで十分みたい。
下駄箱がスッキリ♪
それでも履かない靴が捨てられないなら、「残したい靴ベスト●選」のように考えると上手くいく!
どうしても「履かない靴が捨てられない」場合は、一度すべての靴を床に並べて「この中からベスト●点を選ぶとしたらどれ?」と考えると良いと思います。
こんまりさんによると、「単体で考えるよりも他のモノと比較したほうが、ときめくかどうかの判断がしやすい」とのこと。
そのためには、まずは自分にとっての靴の適正量を決める必要があります。
まずは、適正量を決める
「ベスト●点で選ぶ」と言っても、何十足も持っている人の場合、まずは適正量を決めないと難しいですよね。
その人のライフスタイルによっても適正量は変わってくると思いますが、平均値を参考にすると良いと思います。
所有している靴の数で最も多かったのは4~5足で32.6%。男女別だと、女性は6~9足が37.5%で1位、男性は4~5足が40.2%で1位と、女性の方が靴の所有数が多い傾向があらわれました。
出典:PR TIMES
女性の靴所有数は、6~9足が最も多いそうです。
私が今回残したのも、長靴含めて6足だから、平均値かな?
毎日同じ靴を履くのは衛生的にも良くないから1足だけというのは論外だけど、必要以上に持っている必要はないですよね。
多くても、10足程度に絞るのが良いのではないでしょうか?
全ての靴を床に並べて、「この中からベスト●点を選ぶとしたらどれ?」と考える
自分の靴の適正量を決めたら、「この中からベスト6を選ぶとしたらどれ?」のように考えます。
「ときめかないけど毎日のように履いている靴」というのは、「ときめき」を感じ取れていないだけ。
特別素敵なデザインの靴ではなくても、週に何回も履くといういことは「履いていて楽で心地良い」からですよね。
こんまりさんは
- ときめくというのは「うっとりする」とか「かわいい」とか「ワクワクする」とかいう分かりやすい魅力だけではない
- 「安心する」とか「便利」とか「役に立ってくれている」「しっくりくる」というのも立派なときめき
と言っているので、今現在便利で履いている靴は「ときめく」モノとして残すべきです。
そのような感じで、平均値の6~9足くらいを目安にときめきチェックをして、マイベストを選ぶと、履かない靴はランクインしないはずです。
これまでの感謝を込めて、お別れしましょう。
まとめ
着ない服と同じように、履かない靴も捨てるべき。
こんまりメソッドで片付けたら、過去に大好きだったけど今は履かない靴や、数回履いただけの靴、一度も履いていない靴をまとめて処分することができました。
その結果、玄関がスッキリ。
玄関を風通し良くすることや、古い靴を捨てることは、運気アップにつながるそうだし、なんだか良いことが起こりそう!?
片付け祭りが進む度にどんどん気持ちがスッキリするので、それだけでも楽しいです♪