こんまりメソッドで片付け祭りを進めていたら、押し入れにたっぷり水が溜まった「水とりぞうさん」がたくさんあるのを発見。
とっくに期限切れなのが一目でわかるほど、たっぷたぷにお水が溜まっています…
これまで何度も水とプラ本体を別にして捨ててきたのですが、今までの捨て方で本当に良かったのかな?
また、適切な時期に除湿剤を交換するマメさがないので、何か良い代替品はないだろうか??
ということで今回は、水とりぞうさんの正しい捨て方と、繰り返し使える除湿剤について調べてみました!
水とりぞうさんを捨てるタイミングは?交換時期の目安を知りたい!
今回押し入れから出てきたのは、↓ こんな状態の水とりぞうさん。
完全に捨てるタイミングを逃したことが丸わかりの状態で、しかもそれが12個くらいあったんです…
いかに自分がズボラかが分かり、落ち込みました。
除湿器を持っていないのでジメジメする梅雨~夏にかけて除湿剤を大量に買うのですが、夏が過ぎると交換時期をすっかり忘れてそのまま放置…ということが多いです。
今まで交換時期を気にしたことは一度もなく、今回のように明らかに捨て時を逃したことが分かってから処分していました。
水とりぞうさんを捨てる適切なタイミングって、どれくらいの時期なんだろう?
今回交換のためにドラッグストアで新しい水とりぞうさんを買ってきたので、取扱説明書をきちんと確認してみました。
水とりぞうさんの交換時期の目安は、約3~6か月。
多分、夏場は3ヶ月くらいなのかな??
私の部屋の押し入れから発掘された水とりぞうさんは、多分10ヶ月くらい経っているはず…恐ろしい。
水とりぞうさん、放置しすぎるとどうなる?
今まで水とりぞうさんの交換時期を気にしたことがなく、自分が気付いたタイミングで捨ててきました。
それでトラブルになったことはありませんが、たまたま運良く何も起こらなかっただけかも…
交換時期を逃してそのまま放置した場合、どんなリスクがあるのでしょうか?
水とりぞうさんの公式ホームページには記載が見つかりませんでしたが、他の同じタンクタイプの除湿剤のページを見ていたところ、以下のような記載がありました。
有効期間3〜6ヵ月(季節により異なります。)
※温度や湿度によっては、おとりかえ目安まで水がたまらない場合がある。1年以内に必ずおとりかえください。
※おとりかえ目安を超えて使用するとあふれる場合があります。出典:エステー株式会社
「目安を超えて使用するとあふれる場合があります。」だって!?
今までそんな可能性があるなんて、考えてもみませんでした。
万が一あふれてしまった場合、溢れた水はただの水ではありません。
除湿剤は、塩化カルシウムという薬剤です。
塩化カルシウムは、水分を吸収すると液体になる性質があるため、除湿剤として利用されています。
取り換え目安を超えて万が一溢れてしまった場合、湿気を吸収した塩化カルシウムが溢れ出るということになります。
ただの水なら乾けば問題ないですが、溢れた塩化カルシウムの水溶液が布団や洋服に付着してしまうと、シミになることがあります。
革製品は、縮んでしまうこともあるそうです。
また、押し入れの床や壁などの木に染み込んでしまうと、塩化カルシウムが湿気を吸い続けるため、表面を拭ふいてもなかなか乾きません。
さらに、溢れた液体を処理する際に皮膚に付着した場合、肌荒れや炎症の危険性もあります。
水とりぞうさん放置のリスク
- 目安を超えて使用するとあふれる場合がある
- 溢れた塩化カルシウムの水溶液が服や布団につくと、シミになる可能性がある
- 革製品は縮む可能性も
- 押し入れの床などに染み込むと、なかなか乾かない
- 溢れた液体を触ることで肌荒れや炎症を引き起こす可能性もある
うわぁ~、こんなリスクがあったなんて。。。
今後は交換時期を忘れないよう、対策しないと!
水とりぞうさんの捨て方!プラ容器は何ゴミ?溜まった水はどうする?
水とりぞうさんを放置しすぎると、とんでもないことになることが分かりました。
これまで私は、たまたま運が良かっただけなのかもしれません。
今後は、適切なタイミングで取り換えないと!
ということで、今度は正しい捨て方について調べてみました。
プラ本体と水を分けて捨てればOK?
プラ容器は何ゴミ?
溜まった液体は、水道水と一緒に流す
溜まった水は、水道水と一緒に流してOK。
水とりぞうさんの取扱説明書に、ちゃんと書いてありました。
一番上のフィルムのところに「水捨てシール」が付いていて、捨てるときはこのシールを剥がせば簡単に捨てられるようになっています。
まだ粒が残っている場合は、水捨て口にぬるま湯を注いで溶かしてから捨てます。
注意ポイントとしては、必ず水道水を流しながら捨てる点です。
塩化カルシウムの水溶液を単体で捨ててしまった場合、シンクが錆びる危険性が高まるからです。
錆は金属が酸素と水分に反応して酸化することで発生しますが、水分に塩分が含まれていると、さらに錆びやすくなります。
塩化カルシウムの水溶液は、名称からも分かるように塩分をたくさん含んでいるため、錆の原因になりやすいんです。
水道水と一緒に流すことで、シンクが錆びるのを防ぐことができるので、必ず水と一緒に流しましょう。
うわぁ~、知らなかった。。。多分今までシンクに流してそのまま放置していたかも。。。
水とりぞうさんの正しい捨て方を初めて知りました。
本体はプラスチックゴミとして捨てる
溜まった中の水を完全に空にしたら、本体はプラスチックごみとして捨てます。
私が住む地域ではプラスチックは燃えるゴミですが、地域によっては捨て方が違うこともあるので、分からない場合は自治体に確認しましょう。
繰り返し使える除湿剤・水捨て不要の除湿器を探してみた
水とりぞうさんの捨て方や捨てるタイミングは分かったけど、かと言って今後マメに取り換えることができるとは思えない…
どうしても交換時期を逃してしまいそう…
たまたま今まではトラブルにならなくて済んだけど、放置しすぎて中の薬剤が漏れる可能性があることを考えると、水とりぞうさんの代替品を探したほうが良いかも。。。
ということで、繰り返し使えて「水捨て不要」の除湿剤・除湿器を探してみました。
今のところ、私の候補は以下の3つです。
炭八 調湿木炭 室内用調湿木炭 12L
水とりぞうさんの正しい捨て方を実行できないズボラな私にピッタリだと思ったのが、この「炭八」。
空気がジメジメすると余分な湿気を吸湿し、空気が乾燥するとためていた湿気を放湿する調湿木炭だから、お手入れ不要で半永久的に使えるのが大きな魅力です。
脱臭・防ダニ・防カビ効果もある。
「カビ・ダニだけでなくシロアリ・ゴキブリなどの害虫も寄せ付けない環境に」なんて、素敵すぎじゃありませんか?
クッション型だから、素敵なクッションカバーをかければインテリアを楽しむこともできる!
薬剤不使用で、マツ、スギ、ヒノキなど天然素材だけで作られているから、子どもやペットがいる家庭でも安心して使えますね。
押し入れに入れた布団の間に挟んで使えば、効率的に除湿してくれそう。
押し入れ一間分は、クッション4個必要とのこと。
楽天で見たら1個1,848円だから、4個買うと7,392円。
ちょっと高いけど、一生水とりぞうさんを買い続けることを考えたらお得ですよね。
Yoitas コンパクト ミニ 「除湿機 小型」
こちらも『水捨て』・『ごみ捨て』一切不要な除湿器。
見た目は電源がないと動作しないように見えますが、乾燥させるとき以外は電源不要。
除湿ボトルの水分がいっぱいになったらドライスタンドで乾燥させることで、繰り返し使うことができます。
利用時は電源不要なので、就寝中に音が気になることもないのも良いですね。
ただし、定期的に乾燥させないといけないので、ズボラな私には「炭八」の方が良さそうかな。
zepan ミニ除湿機
こちらも乾燥させることで繰り返し使る除湿器。
除湿範囲は約3畳なので、押し入れにピッタリです。
Amazonのレビューも良いので、購入したい商品の候補に入れておきます。
まとめ
押し入れの片づけをしていたら、水が溜まりに溜まった水とりぞうさんを発見。
これを機に正しい捨て方を調べたところ、知らないことがたくさんあって驚きました。
溜まった水は流しに捨てる、プラ容器は燃えるゴミでOK、という点は合っていたものの、正しい交換時期や水道水と一緒に流すという点などは守れていませんでした。
今後水とりぞうさんを使う場合は、替え時を忘れないようにし、正しい捨て方をしたいと思います。
また、私と同じように替え時を忘れがちな人は、水捨て不要の除湿剤や除湿器の購入を検討するのも良いかもしれません。