布団を捨てたいけど、有料の粗大ゴミは避けたい…
そんな場合は、小さく切ることで燃えるゴミとして捨てられます。
だけど、厚みのある布団は工作用のハサミでは切れない…
裁ちばさみなら切れる？
ダイソーのハサミでも切れるなら、安く処分できるけど…
今回は「ダイソーのハサミでも布団を小さく切れるのか？」試してみました。
結論から言うと、ダイソーのハサミで布団を切るのは厳しい…です。
長時間かけて手にマメを作る覚悟でやるなら切れないことはないかもしれませんが、ラクに処分したいならちゃんとした裁ちばさみがオススメです。
私が試した結果、おすすめのハサミもご紹介します。
こたつ布団を処分したいけど、粗大ゴミは回避したい…
今回捨てたいのは、掛敷セットのこたつ布団。
ここ10年ほど使わないまま、ロフトに置きっぱなしにしていました。
こたつ自体使わなくなってしまったので、当然こたつ布団も使わなくなりました。
掛敷布団の大きさは、どちらも約190×190cm程度。
私が住んでいる地域では50㎝以上が粗大ゴミなので、このまま捨てる場合は有料になります。
粗大ゴミで出す場合の料金は、180cm以上は1,200円！
掛敷布団それぞれ1枚ずつだから、2,400円かかるのか…
自治体に申請すると結構良心的な価格を提示してくれるので思ったよりも安く済むことがほとんどなのですが、やっぱり1,000円以上かかると思うとちょっと…できれば無料で捨てたい！
粗大ごみを回避したい場合は、50cm未満に切れば良いみたい。
布団
区分：粗大ごみ
収集方法：戸別収集・持込
分け方・出し方：戸別有料収集と、直接持ち込む方法の二通りの方法があります(50cm未満に切れば「燃えるごみ」)出典：越谷市
ちょっと手間だけど、自分で布団を切ることで無料で捨てられるならそっちの方が良い！
ということで、布団を切ることにチャレンジしてみました！
布団を切るために、ダイソーのハサミを購入。
こたつ布団を無料で捨てるために小さく切ることにしましたが、ハサミはどれでも良いのかな？
さすがに事務用の小さなハサミでは切れないと思うので、裁ちばさみが必要なことは分かりますが、ダイソーの100円のでも切れるのでしょうか？
捨てるモノに対してはなるべくお金をかけたくないから、できればダイソーの100円のハサミで済ませたいけど…
ということで、ダイソーのハサミを購入。
「手芸工作、ガーデニングに最適」となっているから、一応裁ちばさみとしても使えるということ。
だから、布団を切るのにも良いんじゃない？と思って購入したのですが…
結論：ダイソーのハサミで布団を切るのは厳しい…
結論から言うと、ダイソーのハサミで布団を切るのは厳しいです。
こたつ用の掛け布団を切ってみましたが、切れずに刃が途中で止まってしまい、それ以上進まなくなりました。
「絶対にダイソーのハサミで布団を切る！」という固い決意のもと、「いくら時間をかけても良いし、手にマメができても構わない」という人は、良いかもしれませんが、それ以外の人にはおすすめできません。
手が疲れて無理…
薄いこたつ布団だからまだ途中まででも切ることができましたが、寝具の布団なら絶対無理な気がします。
こたつの敷布団の方も、ダイソーのハサミで切れるか？試してみました。
掛け布団より敷布団のほうが頑丈なつくりになっているため、ダイソーのハサミでは数センチしか切ることができませんでした…
カーペットも切れる厚物布用の裁ちばさみなら、布団もざくざく切れる！！
ということで、ダイソーのハサミで布団を切るのは諦めました。。。
代わりに使ったのは、アマゾンで買ったこの裁ちばさみ。
レビュー評価が高く「敷布団 問題なく切れました！」と言うコメントがあったので、こたつ布団も余裕で切れるはず。
ポチップ
早速トライ。
凄い！ダイソーのハサミとは、全然切れ味が違います。
綿の厚みが数センチある部分も、ざくざく切り進められる！！
190㎝×190mの布団を、一辺が50㎝未満になるよう切る。この作業を繰り返します。
終わった～。
今度は、敷布団に取り掛かります。
ダイソーのハサミでは歯が立たなかった敷布団ですが、この裁ちばさみなら軽々とカットでき、ストレスが全くありません。
あっという間に、一辺が50㎝未満の大きさに切ることができました！
このハサミだと、切るのが楽しい♪
切れ味が良いと、ざくざく切り刻む作業がストレス解消になります！
100円のダイソーのハサミと比べると、約1,500円のこのハサミが高く感じますが、刃物は切れ味が大切。
やっぱり切れ味はお値段に比例するので、楽しく切るなら断然こっちがオススメです。
切れ味抜群のこのハサミでも、掛敷布団セットを一度に切ったら、指に水膨れができてしまいました…
これが切れ味がイマイチのハサミで作業していたら、もっと悲惨な状態になったと思います。。。
それか途中で断念して粗大ゴミで出していたかも。。。
ハサミのお値段は1500円。粗大ゴミで出すのとそう変わらないかもしれませんが、今後他のモノを処分する際にも使えると思えばやっぱりお徳だと思います♪
布団をハサミでラクに切るコツ
切れ味の良いハサミなら、あまり考えずに切ってもラクに切れますが、より楽に切るには以下の点に注意すると良いです。
ポイント
- 表面の布と中の綿を別々に切る
- 引っ張ってパンパンに張った状態で切る
表面の布と中身の綿が重なったまま切ると、質感の違いでとても切りにくいので、「布だけ切る」、「綿だけ切る」感じで、素材別に切るほうがラクです。
表面の布だけ切ってしまえば、中の綿は手でもちぎれます。（作業の最後の方に気が付きました…）
また、布団がたるんだ状態で切ると、とても切りにくいので、ピーンと引っ張ってパンパンに張った状態で切るのがオススメです。
家族がいる人は、誰かに端っこを引っ張ってもらった状態で切り進めると良いです。
私は一人暮らしなので、自分が布団の上に乗っかって引っ張りながら切りました。
切れ味の良いハサミでコツをおさえて作業をしても、指にグリップが当たる部分に水膨れができてしまったので、軍手をして作業をすることをおすすめします。
まとめ
ダイソーのハサミで布団を切るのは、かなり難しいと思います。
ラクに切るなら、カーペットなどの厚みがあるものも切れる裁ちばさみがオススメです。
切れ味の良いハサミでコツをおさえて切れば、ざくざく切る作業はかなり楽しい♪
3袋分のゴミ袋にまとまり、燃えるゴミとして捨てられました。
収納袋に入った状態では分からなかったのですが、使わないまま10年以上放置された布団は、カビ臭く、シミだらけでした。。。
使わないまま、放置してしまってゴメンナサイ…
かさばるこたつ布団がなくなり、また部屋も心もスッキリしました。