これまでは「捨てて良いのか分からないから、とりあえず取っておこう。」というものが多く、部屋のスペースを圧迫していました。
買ったときのiPhoneの箱もそのうちのひとつ。
こんまりさん曰く「携帯電話を買ったときの箱一式は、買ったらすぐに捨ててしまいましょう。」とのこと。
取扱説明書も不要で、分からないことがあればショップの店員さんに質問するほうが早いとのことです。
なるほど。
かさばるから捨てたいんだけど、以下のような点が心配でこれまで捨てられませんでした。
- 箱は捨ててしまっても下取りしてくれる?
- iPhoneの箱に印字されているシリアル番号、IMEI/MEIDが必要になることはないの?
- シリアル番号、IMEI/MEIDなどが印字された箱を捨てて悪用されない?
この記事では、これらの点について調べたことをまとめています。
iPhoneの箱を捨ててしまっても下取りしてくれる?
iPhoneの箱を捨てて良いか迷う理由のひとつが、これ。
機種変する際に使い終わったiPhoneを下取りに出すと、新しい製品の購入価格が割引になるサービスがありますよね?
下取りの際に、箱一式がなくても大丈夫なのでしょうか?
ソフトバンクのホームページには、以下のような記載がありました。
Q:下取りの際、購入時の箱や付属品は必要ですか?[下取りプログラム(のりかえ)]
A:下取りの際には、ご購入時の箱や付属品などは必要ありません。出典:ソフトバンク
ガラス・筐体の破損、液晶表示異常・タッチパネル動作不良など、本体に問題がある場合は査定価格に影響するようですが、箱がないことは問題ないみたいです。
本体のみが必要であり、箱や付属品の有無を問われません。
ただし、大手キャリア以外の中古品買い取り業者やフリマサイトでの取引を考えている場合は、箱があった方が高く売れるでしょう。
私はメルカリなどに出品しないと決めているので、iPhoneの空箱は捨てて良いということになります。
iphoneの空箱にはシリアルナンバーが!悪用されない?
さて、「いざ捨てよう!」と思ったら、さらに心配なことが出てきました。
iPhoneの箱の裏に、バーコードのシールが貼ってあるんですが、これ、そのまま捨てて大丈夫?
シリアルナンバー、IMEIなどが印字されていますが、空箱を悪用されることはないんでしょうか?
悪用される可能性があるなら、気軽に捨てられないな…
iphoneの空箱は高く売れる!?ただのゴミがどうして?
iPhoneの空箱を悪用される可能性について不安に思っていろいろ調べていたところ、「iPhoneの空箱は売れる」という情報を発見。
「え?ただの空き箱が何で売れるの?」と思い、メルカリで「iPhone 箱のみ」で検索したところ、何と300円~2000円くらいで出品されています!
ビックリ!ただのゴミなのになんで売れるの?
iPhone本体を高く売るために、空き箱が必要だから
シリアルナンバーから個人が特定されることはないようなので、万が一捨てた箱を拾われても個人情報を悪用することはできません。
だったら何故、ただの空箱が売れるんでしょう?
理由は、誰かが本体を高く売るために必要だからです。
中古品売買においては、買ったときの箱を含めた付属品が揃っているほうが高く買い取ってもらえます。
私自身も不要なアクセサリーを買い取ってもらったときに経験しましたが、買ったときの箱と保証書が付いたものがより高く売れました。
iPhoneも同じですよね。
「買ったときの箱を捨てちゃったけど、本体をより高く売りたい」という人が、空き箱だけを探しているみたいです。
当然本体と箱に書かれたシリアルナンバーはマッチしませんが、買う人もそこまで気にしていない…ということなんでしょう。
でもそういったモノを買わされた人は、iPhoneの故障や盗難時にアップルに問い合わせても対応してもらえないことになります。
このようなことは中古品販売業者もやっていることらしいですが、iPhoneの空箱を悪用した買取と言えるのではないでしょうか?
最悪なのは詐欺に利用されること
iPhone本体を高く売りたいために空箱を利用されるならまだマシなほうで、最悪なのは詐欺に利用されること。
さも本体が入っているかのように見せかけて、空箱だけを高額で売る詐欺もあるんですって。
もし自分が捨てたり、軽い気持ちで売ったりしたiPhoneの空箱がこんな風に悪用されたら最悪です。
iPhoneの空箱、悪用されないように捨てるには?
iPhoneの空箱は、邪魔だからやっぱり捨てたい!
だけど、捨てるなら悪用されない捨て方を考えないと!
あと、捨てたは良いけど、箱に貼られたシリアル番号、IMEI/MEIDが分からなくなって困ることはないのかな?という点も心配です。
iPhoneの箱に印字されているシリアル番号、IMEI/MEIDは、どんな時に必要?
「シリアル番号、IMEI/MEIDが分からなくなって困ることはないのかな?」と心配になってので、これらの情報がどんな時に必要になるのか調べてみました。
シリアル番号、IMEI/MEIDなどの情報は、故障や盗難紛失時にAppleのサポートセンターへ問い合わせるときや、SIMロックを解除するときに必要になります。
そしてこれらの情報は、箱だけじゃなく、ホーム画面から「設定」→「一般」→「情報」の「シリアル番号」でも確認できます。
だから、箱のシールは不要と言えば不要。
箱のシールが必要なのは、万が一iPhoneのパスワードを忘れて開けなくなった時くらいですかね。
パスワードを忘れることは考えにくいけど、万が一の時のために一応取っておくか。。。
だけどかさばる箱はやっぱり捨てたい。。。
私の結論:シリアルナンバーのシールを剥がして箱は捨てる!
ということで、私はバーコードが印字されたシールを箱から剥がして捨てることにしました!
さすがに、箱の裏のバーコードシールが剝がされたiPhoneの空箱を悪用する人はいないと思いたい。
さらに油性マジックで箱を汚しておけば、どう頑張っても悪用されないと思います。
悪用されないよう、箱を壊してしまうのも良いかもしれません。
シールは設定用紙や契約書とまとめて保存しておけば、万が一の時も安心です。
まとめ
「捨てて良いのか分からなくて、とりあえず取ってあるモノ」を捨てることができてスッキリ!
iPhoneの空箱って、意外と場所を取りますからね。
捨てる際は、悪用される可能性も考え、対策をしてから捨てることをおすすめします。