こんまりメソッドで小物類の整理をしていたところ、古い除光液を発見。
ネイルを全然しなくなってしまったので、使い道がない・・・
残りはほんの少しだけど引火性の液体だから、捨て方に気を付けないと危険!
この記事では、除光液の安全な捨て方について調べたことをまとめています。
目次
プラスチック容器に入った除光液を捨てたいけど、捨て方が分からない…
断捨離中に、何年も前に買った除光液が出てきました。
ここ数年ネイルなんて全然していないし、今後もしないと思うので、捨てたい。
容器はプラスチックだから、越谷市では燃えるゴミです。
でも、中身はどうしたら良い??
少量だけど、除光液は引火性の液体だから、気を付けて処理しないと危険です。
以前にアロマオイルを処分した時も注意が必要だったけど、除光液の引火点はアロマオイルより低く、21℃未満!
それほど高温じゃなくても引火する恐れがあるので、よく注意して処分しないと!
除光液の安全な捨て方!
まずは、除光液を処分する時の注意点から。
ココに注意
- 火気厳禁・高温になる場所や火のそばで作業しない!
- 排水溝に直接流さない!
- 換気しながら作業する!
除光液に含まれる酢酸エチルやトルエ ン、アセトンは、第4類危険物の第1石油類に分類され、比較的低い温度でも引火してしまいます。
高温の状態で近くに火があると引火する危険性があるので、食用油やアロマオイルを処分する時よりもさらに注意が必要です。
高温になる可能性が高いキッチンで処理するのは、避けたほうが良いでしょう。
そして絶対に避けたいのが、排水溝へそのまま流すこと。
水質汚染の原因となりますし、強い刺激臭が部屋中に充満することもあるため危険です。排水溝が共有となっている集合住宅の場合、ご近所トラブルにもなりかねません。
また、必ず換気しながら作業しましょう。
正しい捨て方は、以下の2つ。
除光液の処分方法2つ
- 布や新聞紙に含ませ、牛乳パックに密閉して可燃ごみとして出す
- 蓋を開けてそのまま蒸発させる
【除光液の捨て方①】布や新聞紙に含ませ、牛乳パックに密閉して可燃ごみとして出す
除光液の捨て方のひとつとして、何かに含ませて密閉し、燃えるゴミで出す方法があります。
用意するもの
- 牛乳パック
- 古い布や新聞紙もしくはキッチンペーパー
- ビニール袋
- 粘着テープ
除光液を燃えるゴミとして捨てる方法
- 牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーなどを詰める
- 除光液をしみ込ませる
- 牛乳パックの口を粘着テープでしっかり密封する
- さらにビニール袋に入れて密閉する
- 燃えるゴミとして出す
step
1牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーなどを詰める
空の牛乳パックの中に、新聞紙やキッチンペーパーを詰めます。
step
2除光液をしみ込ませる
そこに不要な除光液を流し込みます。
step
3牛乳パックの口を粘着テープでしっかり密封する
除光液が漏れて引火するリスクを抑えるためにも、強い刺激臭を封じ込めるためにも、牛乳パックの口は粘着テープでしっかりと閉じるようにします。
step
4さらにビニール袋に入れて密閉する
密閉した牛乳パックをさらにビニール袋に入れ、粘着テープで蓋をすると安心です。
step
5燃えるゴミとして出す
こうすれば、燃えるゴミで出すことができます。
【除光液の捨て方②】蓋を開けてそのまま蒸発させる
除光液に含まれるアセトンは揮発性が高く、常温で気体になる性質を持っています。
もう一つの捨て方は、この高い揮発性を利用し、蒸発させる方法です。
ただ蓋をあけっぱなしにしておけば良いので簡単ですが、アセトンの刺激臭が室内に充満するため、換気が十分でない空間で行うとアセトン中毒になる恐れがあります。
私は短時間除光液を使うだけでも頭痛がしてくるので、この方法は選びません。
ペットや子供のいるご家庭では容器が転倒する恐れもあるため、避けたほうが良いでしょう。
除光液の容器の捨て方
中身が空になった除光液の容器は、しっかりと洗ってから、容器の材質別に自治体の分別ルールに従って捨てましょう。
今回の私の場合、容器はプラスチック。
越谷市ではプラスチックは燃えるゴミに分別されるため、可燃ごみの日に出します。
残った除光液を有効活用する方法
除光液の主成分は「アセトン」で、油脂を溶かす性質を持っています。
この性質を利用し、汚れ落としに役立てることができます。
今回は、以下の用途でどれだけ役立つか、検証してみました。
除光液の活用方法
- シール剥がし
- ベタベタになったハサミの汚れ落とし
- 服についたインク汚れを落とす
シール剥がし
シールが上手くはがれず、ベタベタが残ってイライラ…
そんな時にも除光液が役立ちます!
どうしても剥がれないシール部分に除光液を染み込ませ、放置。
数分経ってから、キッチンペーパーなどでこするとキレイに剥がれます!
あともうちょっとでキレイになりそう…
この通り、しっかり剝がれました!
ベタベタになったハサミの汚れ落とし
長年使っているうちに、ノリや粘着テープのベタベタでハサミの刃の切れ味が悪い…
ベタベタして、錆もある…
そんな時も、除光液をかけて拭くことで、復活するんです。
錆までは落とせないけど、ベタベタはきれいになって、切れ味も復活しました!
服についたインク汚れを落とす
洋服に油性ペンのインクが付いてしまった場合、除光液をかけて落とせないか試してみてください。
ただし、私が試した結果を言うと、「あまり落ちなかった」です。
服についてしまった油性ペンのインク。
除光液を染み込ませてみましたが、少し薄くなった程度でした…
今回は、実験的にかなりガッツリ洋服にインクを染み込ませてしまったので、落ちなかったのかも。。。
うっかりサッとペンで引っ搔いてしまった程度なら、落とせるかもしれません。
まとめ
いつ買ったかも思い出せない除光液。
全く使わないのに捨て方が分からず、日々視界に入る度にちょっとしたストレスでした。
今回、安全な捨て方が分かって良かったです。
除光液は危険物なので、捨て方には十分注意してくださいね。
ベタベタな汚れ落としにも使えるので、余った除光液を有効活用するのもおすすめです。