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仕事・副業

『webデザイナー やめとけ』って本当?web業界20年以上の私の結論はこれ!

2021年7月27日

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「webデザイナー やめとけ」ってよく言われますよね?

webデザイナーを目指している人は、「本当なの?」と不安になると思います。

webデザイナーをはじめweb業界20年以上の私の自分なりの意見をまとめてみましたので、よろしければ参考にしてくださいね。

この記事のポイント!

  • webデザイナーやめとけと言われるのは、主に過酷な労働環境が理由
  • ブラックなところを避けさえすれば、後は適性によります
  • 最終的に独立や副業でも稼げる点が大きなメリット
  • 向いていないけどwebデザイナーになりたい人は、最終的に独立を目指せばOK
  • 迷っているなら後悔しないためにも、とりあえずなってみるのがおすすめです
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webデザイナーやめとけと言われる理由

『webデザイナーやめとけ』の理由

  1. 納期との闘いで、とにかく残業が多い
  2. その割に年収は低い
  3. クライアントに振り回される
  4. デザインだけじゃなく、コーディング・プログラミング・マーケティングなどの知識も必要で業務範囲が広い
  5. 新しい技術やトレンドに追いついていかなくてはいけない

納期との闘いで、とにかく残業が多い

デザイナーに限らず、WEB業界は拘束時間が長いです。

何故かと言うと、常に締め切りに追われた状態だから。

サイトの公開日が決まっているものがほとんどで、何がなんでもその日に間に合わせなくてはいけません。

クライアントの原稿やフィードバックが上がってこないせいで作業に遅れが生じても、締め切りは絶対!というところが多く、しわ寄せはデザイナーやコーダーに降りかかってきます。

私はWEB業界でいろんな会社を経験しトータルで20年以上働いてきましたが、大体どこでも3~4時間の残量は当たり前です。

今は労働環境が改善されているのかもしれませんが、徹夜も何度も経験しています。

体を壊して辞めていったデザイナーも何人も見ていますし、私自身も鬱と不眠症で離職した経験があります。

その割に年収は低い

拘束時間が長い割に、年収が低い点もwebデザイナーやめとけと言われる理由の一つ。

年収350万円なんて、普通です。

「残業代込みの使い放題パック。いくら残業してもお給料が増えない」というブラック企業も多いですよ。

貯金なんてほとんどできず、最後は体を壊して辞めていく・・・ということも多い業界です。

クライアントに振り回される

拘束時間が長くてもお給料が安くても、精神的充足感があれば、まだ救われます。

ですが、クライアント至上主義のこの業界では、それも期待できません。

クライアントの急な方針変更によって、デザインの方向性から変更を求められることも結構あります。

WEBにそれなりに関心や知識があるクライアントならまだ話し合いの余地はありますが、デザインのこをとまったくわかっていないクライアントだと、指示も抽象的で本当の意図を探るのにも一苦労です。

いくら納期を考えて計画的に進めてきたとしても、クライアントの気まぐれですべてが水の泡・・・でも締め切りは変わらない・・・といったことにも耐える必要があります。

業務範囲が広い

webデザイナーといっても、その業務範囲はデザインだけじゃないことがほとんど。

コーディング・プログラミング・マーケティングなどの知識も必要で、小さい会社ほど兼務になるため、業務範囲が広くなりがちです。

新しい技術やトレンドに追いついていかなくてはいけない

新しい技術がどんどん出てくるので、常に勉強していないとすぐに取り残されてしまいます。

HTML、CSSの仕様やコーディングテクニックのトレンドは常に変わりますし、SNSもどんどん新しいのが出てくる・・・

一度技術を身につけたら終わりというものではなく、常に勉強し続けないといけない。

にもかかわらず、残業時間が多いから新しい技術を仕入れる時間が取れないし、業務範囲が広いのでカバーすべき知識の範囲も広く、いくら努力しても追いつかない・・・というジレンマもデザイナーがストレスを感じる原因となっています。

webデザイナーやめとけは、私にとっては半分正解で半分間違いだった

webデザイナーやめとけと言われる理由を説明してきましたが、私にとっては半分正解で半分間違いでした。

「webデザイナーやめとけば良かった」と思った点:時間の余裕がない・精神的に辛い

やめとけば良かったと思ったのは、月残業時間が100時間超えた時。

毎日終電で帰って、朝はいつも通り出勤。

睡眠時間が3時間しか取れない状態なので、新しい技術や知識を学ぶ余裕がない。

そんなストレスフルな状態でクライアントからダメ出しされると、必要以上に落ち込むんですよね。。。修正、修正・・・どんどん作業は増えるのに、締め切りは絶対・・・

最終的には鬱と不眠症になって辞めました。

WEB業界はただでさえ忙しいうえに、企業自体もブラックなところが多いので注意が必要です。

「残業が多い割に年収が低い」という悪条件は、勤務する企業によって変わってきます。

中にはホワイトなところもあると思いますので、条件の良いところに入れるかどうかが大きなポイントです。

「webデザイナーを選んで良かった」と思った点:副業・独立できる

webデザイナーを選んで一番良かったと思ったのは、独立できる職業だったこと。

営業職や事務職で独立する・・・というのは難しいですが、デザイナーやプログラマーは独立が難しくない職種です。

独立してしまえば勤務時間は自分でコントロールできますし徹夜になっても、自分で納得したうえでやっているのでストレスも少ないです。

やったらやった分だけ稼げますしね。

手に職がついて、自由に仕事ができるというのはとても幸せなことだと思いました。

会社員を続けたままでも、空いた時間にスキルを利用して副業で稼ぐこともできますよ。

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やめとけと思う人はこんな人

向いていない人

  1. トレンドに追いついていくのが苦痛な人
  2. デザインを否定されると自分を否定された気分になってしまう人
  3. 人と関わりたくないからデザイナーを目指している人

トレンドに追いついていくのが苦痛な人は、webデザイナーやめとけって思います。

私は結構これに当てはまるんですよね。

新しいことを学ぶのは好きなほうだと思っていたのですが、あまりにも移り変わりが激しすぎて全然ついていけない・・・

また、デザインにダメ出しされると、まるで自分を否定されたかのように感じて落ち込むタイプも向いていません。

あとは結構多いのが、webデザイナーになれば人と関わらないで黙々と作業できると思っている人。これは大きな勘違いです。

私もそう思い込んでWebデザイナーになったので、偉そうなこと言えないのですが・・・

クライアントとのやり取りのなかで、デザインという抽象的なものを言語で伝えたり、相手の漠然とした要望を言語化することで完成イメージを共有するといった能力は必要です。

チームで取り組む仕事の場合は、他のメンバーと仲良くすることも仕事のうち。

イメージと違って、コミュニケーション能力は必須となります。

私はコミュ障なので、これも辛かったです。

向いている人はこんな人

向いている人

  1. 新しい技術や知識を仕入れるのが好きな人
  2. 気分の切り替えがうまい人
  3. 人とのコミュニケーションを厭わない人

変化が好きで「次はどんなことが流行るんだろう?」とワクワクできる人や、「次はこれが来るに違いない!」とトレンドを先取りできる人は、向いています。

それだけじゃなく、実際に手を動かして勉強するのも楽しい!という点も大切です。

また、クライアントに振り回されたりデザインを否定されても、うまく気分を切り替えて次に進める人も向いています。

コミュニケーション能力も高いほうが良いですね。

クライアントとの直接のやり取りが発生しない職場だったとしても、社内のディレクターやマーケティング担当者とのコミュニケーションは必須です。

ディレクターやマーケティング担当者は、無理難題を言ってくることがあるので、敵を作らずやんわりと自分の主張を通すテクニックも必要です。

言いなりだと、私みたいに体壊しますからね。

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結論:ブラックなところを避けさえすれば、後は適性によります。

webデザイナーやめとけと言われるのは、以下のような点が辛いから。

『webデザイナーやめとけ』の理由

  1. 納期との闘いで、とにかく残業が多い
  2. その割に年収は低い
  3. クライアントに振り回される
  4. デザインだけじゃなく、コーディング・プログラミング・マーケティングなどの知識も必要で業務範囲が広い
  5. 新しい技術やトレンドに追いついていかなくてはいけない

この中でも大きいのは、拘束時間が長い割に年収が低いという待遇の悪さです。

体を壊したり、精神を病んだりして辞めていくWEB担当者を何人も見てきましたし、私もそのうちの一人です。

ですがその点は、就職先にホワイトなところを選べば解決する問題です。

webデザイナーになりたい人は、まずはホワイトなところに就職できるよう全力で努力してください。

後の問題は、適性によります。

気分の切り替えが上手な人や変化を楽しめる人、新しいことを学ぶのが好きな人は、いつも機嫌良く仕事しています。

向いていないけどwebデザイナーになりたい人は、最終的に独立を目指せばOK

「ホワイトなところに入れたとしても、適性はないかも・・・でもどうしてもwebデザイナーやってみたい。」という人は、最終的に独立することを目指して数年我慢するというのもひとつの手です。

私は、性質的にはあまり向いているとは言えなかったですが、独立という働き方だけは向いていたみたいです。

辛かったのは、自分で時間がコントロールできなかった点やトレンドについていけない点でしたが、独立してしまえばその点も大した問題にはならないです。

トレンドについていけない点は大きな問題のように思えますが、専門範囲をかなり狭めて自分の知識でできる仕事しかしないと決めれば案外何とかなるものです。

仕事を選ぶのも自分ですから、オールラウンドプレーヤーになる必要はないんですよね。

例えば、「コーディングだけ」とか「WordPressを利用したサイト構築しかしない」と決めてしまって、そこだけをとことん掘り下げて専門性を高めるればニーズはあります。

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まとめ

webデザイナーやめとけと言われるのは、主に過酷な労働環境が理由です。

ですので、webデザイナーになりたい人は、なるべくホワイトなところに就職することが長く続けるポイントです。

あとの問題は適性によりますので、自分で判断して行動してみてください。

スキルが身に付くので副業や独立しても稼げるというのが、大きなメリット。

私はこの記事を書きながら当時を振り返って「辛かったなぁ・・・」と思いつつも、現在は独立という自分に合った働き方ができているので結果的に良かったと思っています。

ですので迷っているなら後悔しないためにも、とりあえずなってみるのがおすすめです。

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