いろんな会社を転々としてきた私ですが、どの会社に行っても休み明けは必ず「仕事辞めたい…」と思っています。
最近では、7月の4連休明けに強くそう思いましたし、それこそ毎週月曜日は必ず「仕事辞めたい…」と思っています。
これは何も私だけじゃないみたいで、現に休み明けは退職代行業者は大忙しだそうですよ。
いっそのこと本当に仕事を辞めてしまえばスッキリするんでしょうが、そうもいかない・・・という人がほとんどだと思います。
だったらせめて、「休み明けに『仕事辞めたい・・・』と思う原因と対策だけでもハッキリさせておきたい!」ということで記事にしてみました。
人間は自分の嫌な気持ちを言語化すると、気持ちが和らぐんだそうです。
私と同じ気持ちを抱えているけど、会社を辞めることはできない・・・という人は、参考にしてみてくださいね!
休み明けに「仕事辞めたい…」と思う原因
まずは、休み明けに「仕事辞めたい…」と思う原因について、徹底的に考えてみます。
これまでの経験を振り返ってみたところ、私の場合は、以下のような点が原因でした。
「仕事辞めたい…」と思う原因
- 楽しみにしていた休みが終わってしまってテンションが下がっている
- 休み明けで気分が乗らない・体がだるい
- 人間関係に問題がある
- 休み前に仕事でミスをしてしまった
- そもそも今の仕事が合っていない
- 今の会社や仕事に将来性を感じられない
楽しみにしていた休みが終わってしまってテンションが下がっている
「今か今か」とず~っと楽しみにしていた、休暇。
それが終わってしまったことで、テンションが下がりきってしまい「仕事行きたくない・・・」となってしまいます。
これまで休暇を励みにしていたからこそ嫌な仕事も頑張れたのに、「これからは何を楽しみに頑張れば良いの??」と気が抜けてしまうんですね。
休み明けで気分が乗らない・体がだるい
休み明けだと、誰でも気分が乗らないし、体もだるいものです。
この場合は単に仕事モードになっていないだけなので、いったん会社に行ってしまえばケロッとして動けることが多いです。
人間関係に問題がある
人間関係が悪いと、「また、あそこに戻らなきゃいけないのか・・・」と絶望的な気持ちになりますよね。。
お休み中は考えなくて良かったのに、休暇最終日になると嫌でも考えてしまい「辞めたい・・・」と言う気持ちが強くなります。
休み前に仕事でミスをしてしまった
休み前に仕事でミスしてしまい、その処理が休み明けに残っていると、気分が憂鬱・・・
自分ひとりで対処できるならまだしも、上司や取引先を巻き込んで処理しなければいけない問題だと、なおさら憂鬱に。
お休み中は何とか考えずにいられても、出勤日が近づいてくるにつれて逃げ出したい気持ちがMaxになり「辞めたい・・・」という気持ちになります。
そもそも今の仕事が合っていない
人間関係に問題がなく、職務上のミスもないのに、毎週憂鬱で仕方ない・・・と言う場合は、そもそも今の仕事自体が自分に合っていない可能性があります。
今の会社や仕事に将来性を感じられない
会社の業績が悪かったり、長年続けても自分のキャリアにつながらない仕事だったりすると、将来が不安で憂鬱になる・・・ということもあるでしょう。
出勤が近づくにつれて憂鬱な気持ちとともに「そもそも今の仕事を続けたところで未来はあるのか・・・?」と疑問に思ってしまうんですね。
休み明けに「仕事辞めたい…」と思う気持ちを少しでも楽にする方法
休み明けに「仕事辞めたい…」と思う原因が整理できたら、その気持ちを少しでも楽にする方法を試してみましょう。
私が実際に試して効果のあった方法をご紹介します。
気持ちを楽にする対処法
- 休日も規則正しく過ごす
- 休日はやたらと予定を詰め込んで忙しくする
- 試しに1日だけ会社に行ってみる。どうしても嫌なら半日で帰る。
- 休み明けの仕事は単純作業だけと決めてサボりまくる
- 次の楽しみを作る
- 転職活動をする
- 副業や独立に向けて行動する
休日も規則正しく過ごす
夜更かしや朝寝も休日の楽しみの一つですが、休み明けに良いスタートを切るためには、平日とあまり落差をつけずに過ごすことが大切です。
休み中に寝だめをすると、休み明けにだるくなりやすいです。
これは、休み中の朝寝坊によって、体内時計狂ってしまうから。時差ボケみたいなものですね。
たっぷり睡眠をとることは一見良いことのように思えますが、寝だめで睡眠負債を解消することはできないと言われています。
起床時間はプラス1~2時間くらいにとどめ、寝だめし過ぎないようにしましょう。
また、起床後は「眩しいな」と感じる程度に、朝日を浴びて体内時計をリセットすることも大切です。
休日はやたらと予定を詰め込んで忙しくする
休みの前日はお酒を飲みながら深夜までダラダラして、次の日は昼頃まで寝ている・・・
こんなお休みも楽しいですが、体内時計を狂わせることになるし、何より深酒して寝坊した朝の罪悪感は精神衛生上良くないですよね。。。
こんな事態を避けて規則正しく過ごすためには、とにかく予定を詰め込んで忙しく過ごすのが効果的です。
朝早くから出かける計画を立てていれば、前日に飲み過ぎることも朝寝坊することもありません。
忙しく過ごしていれば、会社のことなど余計なことを考えずにいられるため、リフレッシュできます。
試しに1日だけ会社に行ってみる。どうしても嫌なら半日で帰る。
休み明けに「仕事辞めたい…」と思っても、試しに我慢して1日だけ行ってみましょう。
半日でもOK。「とりあえず午前中だけ出社して、午後は早退しよう。」という気持ちで出社すると、少し気がラクですよね?
それで実際に席について仕事を始めてしまうと、案外ケロッとして気持ちが乗ってくる場合が多いです。
休み明けの仕事は単純作業だけと決めてサボりまくる
連休明けや月曜日は、リハビリみたいなものだと考えましょう。
面倒な仕事は入れず、単純作業、ルーティンワークのみにするのがベスト。
打合せ、プレゼン、クレーム対応など、精神的負荷のかかる仕事はなるべく入れないほうが良いです。
自分ひとりで黙々とできる手を動かす作業のみにすると、気分が乗ってきます。
私はWEB業界にいた時は、月曜日は主にコーディングや資料作成などコツコツ作業をする日にしていました。
今は個人で業務内容を調整することが難しい仕事ですが、面倒なことはなるべく火曜日に先延ばしして、月曜日はゆる~く過ごしています。
次の楽しみを作る
「楽しみにしていた休みが終わってしまってテンションが下がっている」状態なら、次の楽しみを作ることで再度モチベーションアップすることができます。
コロナ禍の今、旅行の計画を立てることは難しいかもしれませんが、近場へのお出かけやランチならOKですよね。
また、出掛けることだけが楽しみじゃないです。
次の休みにまとめて見る映画をピックアップするのも良いし、ずっと読みたかった漫画を大人買いするのも十分なモチベーションアップにつながります。
お休み中にずっと欲しかったちょっと高額な買い物を検討するだけでも、気分が上がるものです♪
転職活動をする
休み明けに「仕事辞めたい…」と思う原因が、転職しないと解決しない問題なら、転職活動をしてみましょう。
転職エージェントに登録し、求人情報見るだけでも「今の会社だけが自分の居場所じゃないんだ」ということが実感でき、未来がひらけたような気持ちになれるはずです。
「自分が将来どうなりたいのか?」がハッキリしていない場合は、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。
自分の希望を人に伝える⇒質問される⇒それに対して考えてまた返答する・・・というやり取りの中で初めて明確になってくることもあり、「そうだ!私はこうなりたかったんだ!」とスッキリした気持ちになれることが多いです。
副業や独立に向けて行動する
「仕事辞めたい…」と思うなら、いっそのこと雇われないで済む方法を本気で探すのもひとつの手です。
私は、40過ぎて独立し、今は会社員をしつつ副業もしています。
最終的には副業だけで食べていけるようになるつもり。
「数年後には副業を成功させて辞める予定だし~♪」と思っているからこそ、今少々仕事で嫌なことがあっても「単なるライスワーク(飯の種)だからどうでも良いや♪」と割り切れています。
ですので、鬱になりそうなほど「仕事辞めたい…」と思うなら、経済的自由を手に入れる計画を具体的に立てて行動に移しましょう!
まとめ
連休明けや月曜日に、「仕事辞めたい…」と思う時って罪悪感や孤独感も強く感じるのではないでしょうか?
「こんなに鬱になりそうなくらいに辞めたいと思うのって私だけなのかな??こんな私はダメな人間だ・・・」と思ってしまうかもしれませんが、ハッキリ言って社会人の9割くらいはそう思っているはずです。
「会社に好きな人がいるの♪」とかそんな浮かれた状況じゃない限り、「会社に行くのが楽しみ♪」なんて人いないはずです。
ですので、まずは「休み明けに仕事を辞めたいと思うのは正常なこと。自分だけじゃない。」と認めてあげましょう。
そうすると、ちょっと気持ちがラクになりますよ。
そのうえで、今回ご紹介した気持ちが楽になる方法を試してみてください。