今の職場に入って1年半が経ちましたが、その間ずっと「嫌な仕事を人に仕事を押し付けて逃げる人」とチームを組まされています。
当然のことながら嫌な仕事は全部私にまわってくるので、「理不尽・・・」とイライラや怒りを感じながら仕事をする毎日。
ただ、その人を見ていると、過去の自分が思い出されるんですよね。。。
人に仕事を押し付けることはしませんでしたが、自分が傷つきそうになると転職を繰り返して逃げてきた私。。。
ある時に「こんな自分が嫌い!どうにかしなきゃ!」と逃げ癖を直す訓練をして、今ではかなり改善されました。
そんな時に今の職場で逃げ癖のある人に出会って「あぁ、あんな風に哀れな人間には戻りたくない・・・」と思ったので、自戒の意味も込めて記事にしておこうと思います。
ただし、鬱の一歩手前の人や辛くて辛くてどうしようもないという人は、「迷わず逃げるべき!」なので、無理してはダメです。
私が試して効果のあった逃げ癖を直す方法7選!
人に押し付けることはしなかったものの、私自身も逃げ癖があり転職を繰り返してきました。
自分の心を守るために逃げることも時には必要ですが、逃げ続けていると罪悪感や自己嫌悪が強くなるため、それはそれで精神的にも良くありません。
そこで「逃げ癖を直したい!」と思い、ここ数年かけて意識的に改善してきたことがあり、これが凄く効いています!
私が試して効果のあった逃げ癖改善法を、ご紹介しますね。
逃げ癖を直す方法
- 考える前にとりあえず動く
- 気が重い仕事から先に片付ける・後回しにしない
- 「嫌だな・・・」「面倒だな・・・」という気持ちを意識的に封じ込める
- 毎日何も考えずにとりあえず職場に行く
- 人の評価を気にしないよう努力する
- 朝筋トレをする
- 禁酒
考える前にとりあえず動く
「これをやって、あれをやって・・・」と仕事の段取りを考え出すと、面倒な気分も先取りしてしまい一歩も動けなくなってしまいます。
鬱病歴が長かった私は特にそうなのかもしれませんが、行動を起こす前にいろいろ考えすぎて疲れてしまい、結局やらない・・・と言うことが多かったです。
要するに、やらないための言い訳探しですよね。
でも、それじゃあ仕事になりません。
ということで、逃げ癖を直すためにまずやったのが「考える前に手を動かす」という訓練です。
慣れない職場でかかってくる電話が怖くても、まずは取る。それで分からなければ人に聞く。
問題や壁にぶち当たっても、あちこち電話していろんな人に質問すると、誰かしら解決策を知っているものです。
怒っているお客さんにも、「怖い・・・」と思う前に、まずは電話して状況を聞く。自分が対応できないレベルであれば、上司が何とかしてくれます。
というように、「嫌だな。面倒だな。怖いな。」と思う前に、反射的にアクションを起こすというのをルールにするのが良いです。
朝布団の中で二度寝するための言い訳を探すのではなく、目覚まし時計の音を聞いた瞬間に飛び起きるイメージです。
これを習慣にすると、自然と逃げ癖がなくなってきます。
というのは、逃げないで問題を解決できると「できたじゃん!やったね、私!やればできる♪」と自分を誇らしく思えて「次も頑張ろう」という気持ちになれるからなんです。
気が重い仕事から先に片付ける・後回しにしない
軽めのルーティンワークから手を付けたほうが気分が乗る場合もありますが、重めの仕事があるとそっちが気掛かりでいつまでも気持ちが軽くなりません。
先延ばし癖もある私は、やりたくない仕事から先に片付けることを心掛けています。
午前中に気掛かりな仕事を片付けてしまえば、午後は気持ちよく過ごすことができますからね。
「嫌だな・・・」「面倒だな・・・」という気持ちを意識的に封じ込める
「考える前にとりあえず動く」のと似ていますが、いったん「嫌だな・・・」「面倒だな・・・」と言う気持ちを自覚してしまったとしても意識的にそれを封じ込めることで動き出すことができます。
私の中では「電気の壁スイッチをパチンと消す」イメージです。
仕事の中でも特に嫌なのがクレーム対応なのですが、その際にはあらゆる感情をスイッチオフにして、マシーンのように「作業」に集中することにしています。
どんなに怒られても、いったん電話を切ったら「ハイ、次にやるべき作業は何?」と言うふうに『作業』に集中して、トラブルが一段落するまで『感情』はオフです。
お客さんとの電話対応も感情をオフにした「作業」に過ぎない・・・と思えば、何とか乗り切れます。
毎日何も考えずにとりあえず職場に行く
「嫌だな、嫌だな・・・」と考え続けた挙句、職場に行けなくなって辞める・・・ということもあったので、最近では毎日会社に行くまでは仕事のことを考えないようにしています。
毎日何も考えずに、とりあえず職場に行くんです。
何も考えないようにするために、通勤時間は副業のことだけを考えて時間を潰します。
どんなに嫌なことがあったとしても、とりあえず何も考えずに毎日職場に行く・・・という訓練を続けていると、ズル休みするのが気持ち悪くなり、逃げ癖がなくなりました。
人の評価を気にしないよう努力する
逃げ癖のある人は、自己肯定感が低くて自分に自信がないから、その分他人に評価してもらいたいという欲求が高い傾向にあります。
ですが、他人の評価ほど揺らぎやすいものはなく、自分の幸せの基準を他人の評価にしてしまうと不幸まっしぐら。。。
ですので、逃げ癖のある人がまず意識すべきなのが「人からの評価は気にしない」という点です。
人の評価を気にせず自分が自分に対して恥ずかしくないようにやっていれば、自己肯定感が高まるので、他人からの評価なんて自然と必要なくなってきます。
自分で自分を認めてあげることができるようになれば、「もっと頑張れる!私ってスゴイかも!?」と嬉しくなって、逃げ癖もなくなりますよ!
朝筋トレ・朝散歩を習慣にする
朝日を浴びながら運動をすることで、幸福ホルモン「セロトニン」がバンバン出るので、ポジティブな気持ちに!
私は、朝スクワットを習慣にしていますが、明らかにメンタル不調が改善されてきました。
筋肉量が増えると「テストステロン」という男性ホルモンの分泌も促されるため、自信がついて意欲も向上するんですって。
「セロトニン」と「テストステロン」のダブルの効果でハッピーで意欲的な気分になれれば、逃げ癖のほうが逃げていきますよ!
禁酒
これが一番効果あったかも。
私は禁酒を始めて3年目ですが、人生変わったと言っても過言じゃありません。「お酒をやめて初めて本当の人生がスタートした」とすら感じます。
親との関係や鬱病のせいにして、お酒に逃げていたけど、そんな自分が嫌いでした。
お酒をやめてからは、嘘みたいに意識が変わって「良いことしか起こっていない気がする」とすら思えるように。
朝もスッキリ目が覚めるし、「現実から逃げたい」という気持ちが起こらなくなりました。
まとめ
今回は逃げ癖を直す方法をご紹介しましたが、心が壊れそうなときには、無理せず逃げることも大切だと考えています。
ですので、鬱の一歩手前の人や辛くて辛くてどうしようもないという人は、迷わず逃げるべき!
自分の心を守ることが第一ですからね。
でも、ちょっとでも「逃げ癖のある自分を変えたい!」と思っているなら、今回ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね。